女性の一人暮らしで譲れない条件13選|安心・快適に暮らすためのチェックリスト

女性の一人暮らしは、不安がつきものですよね。
この記事では、実際に女性が一人暮らしをする上で譲れない条件を「安全性の高さ」「暮らしやすさ」「治安の良さ」の3つの軸に分けて解説します。ぜひこの記事を参考にして、一人暮らしの女性でも安心できる住まいを見つけましょう。
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女性の一人暮らしで絶対に譲れない条件13選
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女性の一人暮らしであったら嬉しい条件
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女性の一人暮らしにおすすめの街<名古屋市>
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逆に危険!女性の一人暮らしで気をつけるべき条件
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【まとめ】譲れない条件を満たしても油断は禁物!
女性の一人暮らしで絶対に譲れない条件13選
女性が一人暮らしをするうえで「これは譲れない」と言える必須条件をまとめました。
条件ひとつで防犯性や暮らしやすさが大きく変わるため、物件選びの参考にしてください。

「安全性の高さ」で譲れない条件
1.モニター付きインターホン
2.オートロック
3.防犯カメラ
4.階数が2階以上
5.築年数15年以内
「暮らしやすさ」で譲れない条件
6.バストイレ別
7.室内洗濯機置場
8.駅徒歩10分以内
9.インターネット環境
10.買い物の便利さ
「治安の良さ」で譲れない条件
11.犯罪件数が少ない場所
12.繁華街や夜間営業店がない場所
13.街灯が整備されている場所
「安全性の高さ」で譲れない条件
1.モニター付きインターホン
セキュリティ設備の中で、もっとも優先したいのが「モニター付きインターホン」です。
モニター付きインターホンは、来訪者の顔を確認してから対応できるため、不審者との接触やトラブルを未然に防ぐことができます。
また、設置率が高いため「譲れない条件」の中でも希望が通りやすく、一人暮らしの女性が安心して暮らすために、ぜひ押さえておきたい設備のひとつです。
2.オートロック
モニター付きインターホンよりも優先度は低いものの、エントランスでの不審者の侵入を防げる「オートロック」も人気の防犯設備です。
しかし、他の住人のあとに続いて侵入する「共連れ」や、部屋番号を適当に押して解錠してもらうといった方法で、部外者が入り込むリスクもあります。
そのため、オートロックがあるから絶対に安全、というわけではないことを頭に入れておきましょう。
3.防犯カメラ
「防犯カメラ」がエントランスやエレベーターなどに設置されていれば、映像に残るというリスクから、犯罪をためらわせる効果が期待できます。
ただし、防犯カメラがあっても絶対に安全とは限りません。
トラブルが起きた後に映像が活用されるケースが多く、設置場所によっては死角があるほか、録画機能が不十分なことも。
そのため、内見時には「どこに何台あるか」「ちゃんと稼働しているか」も確認しておくと安心です。
4.階数が2階以上
「2階以上だから安心」とは一概に言い切れませんが、統計的に見ても2階以上の部屋は侵入被害のリスクが低くなる傾向があります。
そのため、女性の一人暮らしでは、なるべく2階以上を選んだ方が無難です。
また、1階は大雨による浸水のリスクや地震による倒壊の危険度が高いため、災害時のことも考えると2階以上に住んでおいた方が安心です。
5.築年数15年以内
新築や築浅にこだわると選択肢が狭くなりがちなので、現実的な基準として「築15年以内」の物件がおすすめです。
2000年の建築基準法改正以降の物件なら、耐震性も高く安心です。
また、築15年なら設備もそれなりに揃っていることが多いです。
「暮らしやすさ」で譲れない条件
6.バストイレ別
今や当たり前の条件ともいえるのが「バストイレ別」。
女性に限らず希望する人が多く、実際そういった物件が主流になっています。
お風呂とトイレを別々に分けられるため、生活動線もスムーズで清潔感も良いです。
7.室内洗濯機置場
「バストイレ別」と同様に「室内洗濯機置場」も、女性に限らず主流となっている条件です。
室内に洗濯機があれば、天候に左右されず、いつでも安心して洗濯ができます。
快適で清潔な生活を送るためにも、室内洗濯機置場は譲れない条件のひとつです。
8.駅徒歩10分以内
徒歩10分を超えると、天気が悪い日や荷物が多いとき、夜道を歩くときなどに負担を感じやすくなります。
特に女性の場合、暗い道や人通りの少ない道を毎日歩くのは不安ですよね。
その点、駅から徒歩10分以内であれば、移動が楽になるだけでなく、防犯の観点からも安心感があります。
さらに、買い物や病院など日常的な用事もこなしやすくなるため、「駅近」は生活の快適性を高める重要な条件といえます。
9.インターネット環境
インターネット環境は、リモートワークや動画視聴、ネットショッピング、情報収集など、日常のあらゆる場面で必要不可欠です。
無料Wi-Fiが使える物件や、光インターネット対応物件であれば、通信費を抑えつつストレスなくネットを利用できます。
10.買い物の便利さ
近くにスーパーやドラッグストアなどの買い物施設があることはとても大切です。
特に女性の一人暮らしでは、「夜遅くに帰宅しても買い物できるか」「近所で必要なものがすぐに手に入るか」といった視点も、暮らしの安心感につながります。
徒歩圏内に買い物できる場所があれば、重たいものを持って長距離歩く必要もなくなり、体力的にも時間的にも負担が軽減されます。
「治安の良さ」で譲れない条件
11.犯罪件数が少ない場所
安全に暮らすためには、住む場所の治安が重要です。
市区町村の公式サイトや警察の犯罪マップなどで、空き巣やひったくり、不審者情報が少ないエリアかどうかを事前に確認することが大切です。
次のトピック「女性の一人暮らしにおすすめの街<名古屋市>」でも、女性の一人暮らしに向いているエリアを紹介しているため、ぜひ参考にしてください。
12.騒音や夜間営業店の少ない場所
繁華街や飲み屋街、パチンコ店などの近くに住むことは、避けた方が無難です。
夜間になると騒音が大きく、酔っ払った人が歩いていることもあります。
また、繁華街の近くには宿泊施設も多く、他のエリアからの訪問者にも注意が必要なため、一人暮らしの女性にはこのような場所は向いていません。
13.街灯が整備されている場所
夜道が暗いエリアでは、不安を感じやすいため、避けた方が安心です。
帰宅時に明るい通りを通って帰れるか、通勤ルートの安全性を事前にチェックしておくと、より安心して暮らせます。
街灯の多さや周囲の環境を確認して、夜間の安全性をしっかりと確保できる場所を選ぶことが大切です。
女性の一人暮らしであったら嬉しい条件
ここでは、譲れない条件より優先度は少し下がるけれど、あると暮らしや安心感がぐっと上がる 「あったら嬉しい条件」 をまとめました。

「安全性の高さ」であったら嬉しい条件
ダブルロック
ホームセキュリティ
防犯ガラス
防犯シャッター
管理人常駐
ダブルロックは、玄関扉に2つの鍵が設けられている仕様で、不正解錠を試みる際に時間と手間がかかるため、防犯性が高まります。
■ホームセキュリティ
ホームセキュリティは、外部の警備会社と連携し、不審な侵入や火災を感知した際に通報・駆けつけ対応を行うシステムです。緊急時の対応力が強みです。
■防犯ガラス
防犯ガラスは割れにくく、侵入に時間がかかることで抑止効果があります。しかし、1階にしか付いていないことが多いです。
■防犯シャッター
窓の外側に取り付けられたシャッターで、外部からの視線や物理的な侵入を遮断する以外にも、防音・断熱効果が期待できます。しかしこちらも、1階にしか付いていないことが多いです。
■管理人常駐
建物内に管理人が常駐していることで、不審者への牽制効果や、トラブル時の迅速な対応が可能になります。
「暮らしやすさ」であったら嬉しい条件
独立洗面台
敷地内ごみ置き場
コンロ2口
浴室乾燥機
室内物干し
独立洗面台があると、朝の身支度や帰宅後の手洗いがスムーズになります。清潔感を保ちやすく、来客時にも気を使わずに済みます。
■宅配ボックス
宅配ボックスがあると、仕事や外出で家を空けていても荷物を受け取れるので、再配達の手間が省けて便利です。防犯面でも、玄関前に荷物を置きっぱなしにせずに済むのが安心ポイントです。
■敷地内ごみ置き場
建物の敷地内に設けられた専用のごみ置き場です。収集日以外でもゴミを出せる場合が多く、生活の利便性が高まります。
■コンロ2口
キッチンの調理スペースにコンロが2口あると、同時調理が可能となり、料理の効率が上がります。
■浴室乾燥機
浴室乾燥機があれば、室内干しや雨の日の洗濯にも対応できます。洗濯物を干している姿を見られないため防犯面でも安心です。
■室内物干し
浴室乾燥機でなくても、室内に洗濯物を干せる設備があると便利です。
女性の一人暮らしにおすすめの街<名古屋市>
名古屋市は地下鉄網が充実しており、中心部へのアクセスも良好なため、女性の一人暮らしに向いているエリアが多くあります。
一人暮らしの女性に人気の駅
1位:黒川駅(北区・名城線)
2位:原駅(天白区・鶴舞線)
3位:金山駅(熱田区/中区・名城線/JR/名鉄)
一人暮らしの女性に人気の駅としては、「黒川駅」「原駅」「金山駅」などが挙げられます。
いずれも交通利便性が高く、スーパーや飲食店も揃っているため、生活の拠点として適しています。
住宅侵入において<治安が良いTOP3>
1位:熱田区
2位:昭和区
3位:瑞穂区
また、名古屋市内で住宅侵入被害が少ない区としては、「熱田区」「昭和区」「瑞穂区」が上位にランクインしています。
静かな住宅街が多く、ファミリー層にも支持されているエリアです。
より詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
逆に危険!女性の一人暮らしで気をつけるべき条件
一見、安全そうに思える条件であっても、実際は防犯性や暮らしやすさの観点からリスクとなる場合があります。
女性の一人暮らしでは、表面的な魅力にとらわれず、多角的な視点で物件を判断することが大切です。
ここでは、女性の一人暮らしで気をつけるべき物件の特徴を紹介しています。
注意すべき条件
■女性専用物件
■高層階の号室
■縦長の物件
■リノベーション物件
■ファミリーが多い住宅街
■女性専用物件

女性専用物件は、入居者が全員女性であることから、心理的な安心感が得られやすいです。
しかし「女性のみが住んでいる」という情報が外部に知られることで、逆に不審者に狙われやすくなるというリスクもあります。
特に、防犯設備が不十分であったり、入居者の行動パターンが外から見えやすかったりすると、住人全員が危険にさらされる可能性があります。
■高層階の号室

高層マンションは設備や管理が整っており物件自体は魅力的ですが、9階や最上階などの高層階はおすすめしません。
エレベーターが必須で階段が使いづらく、地震や火災時の移動が大きな負担になるからです。
また、同じマンション内でも階数や号室を知られたくない人も多く、エレベーター内での接触が気になるケースも。
中層階であれば階段移動も可能で、ゴミ出しや荷物運びもラクになります。
■縦長の物件

1フロアに1~2戸しかないような「縦に細長い物件」は要注意。
プライベート感が強くて魅力的に感じるかもしれませんが、裏を返せば「逃げ場が少ない」というリスクも抱えています。
たとえば、人の出入りが少ないことで、不審者が入り込んでも気づきにくい可能性があります。
また、火災などの非常時に避難経路が限られていると、逃げ遅れてしまう危険も。
内見時には、敷地全体の広さや通路のつくり、外部からのアクセスのしやすさなどにも注目しておくと安心です。
■リノベーション物件

綺麗に改修されたリノベーション物件は、設備も整っているため、魅力的に映るかもしれません。
しかし、リノベーションされるのは元々、2DKや2Kといった間取りで、二人暮らし以上を前提としていることが多いです。
また、築年数が古い物件も多いため、住人の年齢層や家族構成がわかりにくいことも。
隣人トラブルや生活音の問題が起こりやすいだけでなく、女性が一人で住むには不安が大きいでしょう。
■ファミリーが多い住宅街

ファミリーが多い住宅街というのは、街全体としては治安が良いことが多いです。
ただし、実際に住む物件のまわりが戸建てばかりのエリアだと、少し注意が必要です。
夜は街灯も少なく暗いことが多いうえ、夕方以降は人通りが極端に減ります。
また、いざという時に助けを求めるのが難しい点も考慮すべきです。
物件の周辺がどんな雰囲気なのか、できれば昼と夜に確認することが大切です。
【まとめ】譲れない条件を満たしても油断は禁物!
女性の一人暮らしを安全かつ快適にするためには「譲れない条件」を満たしているだけでは不十分!
日常的に「防犯意識を持って生活すること」が非常に重要です。防犯性の高い物件に住んでいるからといって油断せず、日頃から注意して暮らしましょう。
女性の一人暮らしは「譲れない条件×自分の行動」で守る

たとえば、駅近の物件に住んでいても、イヤホンをしてスマホを見ながら歩いていると、不審者につけられても気づかない可能性があります。
また、玄関の前で鍵を探して手間取っている様子が丸見えだったり、出したゴミに個人情報が含まれていたりすると、部屋が特定されることも。
このように、安全性の高い物件を選ぶことは大前提ですが、実際の暮らしの中で自分がどう行動するかも、犯罪に遭わずに暮らせる重要なポイントになります。
具体的にどんなことに気をつければいいのか、下記の記事で詳しく紹介しています。
セキュリティの高い物件で、防犯意識をもって生活するのだ~

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- 女性の一人暮らしで譲れない条件13選|安心・快適に暮らすためのチェックリスト






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