大学生の一人暮らしにかかる費用は月いくら?生活費の内訳や学費だけでなく収入も解説
大学生で初めての一人暮らしをするとなると、本人も親御さんも、ちゃんとやっていけるのかという不安も大きいですよね。
この記事では、特にお金に関する疑問を解消するべく、何にどれだけお金がかかるのかについて解説していきます。
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一人暮らしの大学生の「生活費」は月約14万円
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一人暮らしの大学生の「収入」は月約14万円
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一人暮らしをスタートさせるまでにかかる「初期費用」
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「学費」はいくらかかる?国立大学・公立大学・私立大学ごとに比較
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まとめ
一人暮らしの大学生が1ヶ月に必要な生活費はいくらなのでしょうか。
全国大学生活協同組合連合会の「第61回学生生活実態調査」によると、一人暮らしをしている大学生は、家賃を含めると毎月およそ14万円の生活費が必要であることがわかります。
毎月の生活費内訳
| 食費 | 29,853円 | 住居費 | 55,452円 |
| 交通費 | 4,542円 |
| 教養娯楽費 | 12,480円 |
| 書籍費 | 990円 |
| 勉学費 | 961円 |
| 日常費 | 6,373円 |
| 電話・通信代 | 4,315円 |
| その他 | 4,232円 |
| 貯金・繰越 | 18,444円 |
| 支出合計 | 138,020円 |
|---|
家賃と食費が6割を占める
最も多いのは住居費(光熱費込み)で約5.5万円、次いで食費が約3万円です。
この2つだけで、毎月の支出の約6割を占めています。
一人暮らしの大学生の「収入」は月約14万円
全国大学生活協同組合連合会の「第61回学生生活実態調査」によると、一人暮らしの大学生の平均収入は月13万8,070円となっています。
これは、生活費の平均13万8,020円とほぼ同じ水準です。
ただし、先ほどの支出には「貯金・繰越」18,444円も含まれており、一定の余裕を持ってやりくりしているケースもあります。
毎月の収入内訳
| 仕送り | 74,652円 |
| 奨学金 | 19,515円 |
| アルバイト | 37,620円 |
| 定職 | 491円 |
| その他 | 5,704円 |
| 収入合計 | 138,070円 |
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一人暮らしをスタートさせるまでにかかる「初期費用」
一人暮らしを始めるにあたって最初にかかるのが初期費用です。
最初にまとまった金額を払う必要があるため、月々の生活費とは別に用意しておかねばなりません。
初期費用は以下の3つに分けることができます。
1.部屋を借りるための賃貸契約費用
お部屋を借りるためには不動産会社で賃貸契約をしますが、その際に支払うお金です。
物件に住み始める最初の1ヶ月分の家賃+共益費に加え、保証金、礼金、鍵交換費などの項目があり、物件によって項目の種類も金額も異なります。
ただ、一般的には家賃の4~6ヶ月分が必要といわれており、例えば家賃が5万円の物件の場合だと、約20万~30万円になります。
2.引越しのための費用
引越し業者に依頼すると、繁忙期や曜日など時期によって変動はありますが、単身の場合は約5~10万円かかります。
自家用車で引っ越しが可能であれば、そうした方がお金がかかりません。
3.最低限の家具家電を買い揃えるための費用
新しく家具と家電を購入する場合は、約13万円必要になります。
リサイクルショップやレンタル、フリマアプリ等を活用すればもっと安くできる場合もあります。
また、実家から持っていけるものはなるべく持っていくようにしましょう。
「学費」はいくらかかる?国立大学・公立大学・私立大学ごとに比較
学費は、一人暮らしかどうかに関わらず、大学生にかかる一番大きな費用です。
もちろん大学によっても違いますし、同じ大学でも学部によって学費が違うものです。
全国の学生を対象にした、日本学生支援機構による「令和6年度学生生活調査結果」の学生生活費をみてみると、
国立大学は年間63万9,200円、
公立大学は年間60万6,200円、
私立大学で年間139万9,100円となっており、
平均すると122万1,800円ですが、国公立大学と私立大学では、かかる学費が2倍以上違うことがわかります。
また、居住形態別学生数の割合をみると、「下宿、アパート、その他」の一人暮らしをしているとみられる割合が、大学ごとに顕著に違います。
国立大学では59.2%、公立大学で55.8%、私立大学ではわずか28.0%となっており、学費が高くなるにつれ、一人暮らしの割合が下がっていることがわかります。
| 大学別 | 1年間の学費平均 | 一人暮らしの割合 |
|---|---|---|
| 国立大学 | 63万9,200円 | 59.2% |
| 公立大学 | 60万6,200円 | 55.8% |
| 私立大学 | 139万9,100円 | 28.0% |
奨学金について
奨学金については、約4~5割の人が利用しており、1ヶ月あたり3~5万円ほど受給しているようです。
「令和6年度学生生活調査結果」では、大学学部(昼間部)の1ヶ月の受給額は3万6,458円で、平均受給率は51.1%でした。
「第61回学生生活実態調査」では、5万5,736円で受給率は36.8%でした。下宿生に限定すると、5万8,830円で受給率は40.2%となり、金額とともに上昇しています。
| 令和6年度学生生活調査結果 | 第61回学生生活実態調査 | 第61回学生生活実態調査 ※下宿生のみ |
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|---|---|---|---|
| 1ヶ月の受給額 | 3万6,458円 | 5万5,736円 | 5万8,830円 |
| 受給率 | 51.1% | 36.8% | 40.2% |
※大学学部(昼間部)の学生の収入状況(年間データより1ヶ月の金額を算出)
全国大学生活協同組合連合会の「第61回学生生活実態調査」まとめ
大学生の一人暮らしにかかる費用は、生活費だけで月約14万円が目安です。
住居費と食費が大きな割合を占め、収入も平均すると同程度の水準となっています。
ただし、これはあくまで平均値です。仕送りやアルバイト代、奨学金の有無によって状況は大きく変わります。
まずは自分の収入を把握し、無理のない範囲で家賃や生活費のバランスを考えることが大切です。
一人暮らしは自由度が高い分、家計管理も自己責任になります。
相場や内訳を知ったうえで準備を進めれば、安心して新生活をスタートできるでしょう。
大学生の一人暮らし、応援してるのだ~!
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