【引っ越しやることチェックリスト】いつまでに何を準備すればいいかスケジュール順に紹介

物件が決まったら、次にやることは引っ越しの準備!
新生活をスムーズに始められるよう、やることをしっかり把握し、できることから少しずつ進めましょう。
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【引っ越しやることチェックリスト】まとめ
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引っ越しの1ヵ月前にやること
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引っ越しの2週間前にやること
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引っ越しの1週間前にやること
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引っ越しの前日にやること
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引っ越しの当日にやること
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引っ越し後2週間以内にやること
まずは、引っ越しでやるべきことをまとめて紹介します。
最初にざっくりと知りたい方、チェックリストだけ活用したい方はこちらを参考にしてください。
なお、補足や追加情報はこの後、順に説明していきます。
引っ越しの1ヵ月前にやること
さて、ここからは引っ越しまでのスケジュールに沿って、やるべきことを紹介します。
ここでは、引っ越し先の物件が決まったらなるべく早め~1ヵ月前までにはやっておくことをピックアップしました。
●賃貸物件の退去連絡
現在、賃貸物件に住んでいる場合、引越しが決まったら真っ先に解約手続きを行うのを忘れずに!
通常、賃貸物件は退去の1ヵ月前に解約する意思を伝えなければなりません。
注意してほしいのが、指定の期日までに解約を伝えていないと、引越し翌月の家賃も請求されるということ。
物件によっては1ヵ月より前に退去予告が必要な場合もあるので、引越しが決まり次第、契約書類を確認し、早急に管理会社もしくは家主に伝えましょう。
また、物件とは別に駐車場を借りている場合は、駐車場の解約手続きもしましょう。
●引っ越し業者に依頼する
時間がない場合や、傷つけたくない荷物がある場合には、引っ越し業者に頼むのが安心です。
様々なプランがあるので、自分に合ったプランを申し込みましょう。
一人暮らしで近距離ならば自力での引っ越しも可能ですし、金額も安く済みます。
業者に依頼せず、自分で引っ越しをしようと考えている方はこちらの記事を参考にしてください。
その他1ヵ月前にやることリスト
●粗大ゴミ回収日の確認・依頼
●粗大ゴミ回収日の確認・依頼
意外と見落としがちなのが、粗大ゴミの処分。
粗大ゴミの収集に依頼が必要な自治体の場合、1ヵ月に一度しか回収されないことが多いです。
そのため、まずは回収日の確認をしましょう。
申込み自体は、名古屋市の場合だと収集の7日前までで、電話のほかインターネットでの申し込みもできます。
当日までに専用のシールを購入しておく必要があるのでお忘れなく。
そのほか、自治体によっては個数制限があったり、引っ越しの多い時期だと希望日に収集してもらえなかったりするので注意が必要です。
引っ越しの2週間前にやること
引っ越しの2週間になると、役所への手続きが必要なものや、荷造りを進める、新居で使うものの購入を検討するなどが必要になってきます。
特に、書類の提出や解約手続きは面倒に感じ、後回しになってしまいがちですが、できるものから着実にやっていきましょう。
●電気、水道、ガスの手続き
電気・水道・ガスはそれぞれの会社に連絡し、使用中止の手続きを行います。
特にガスは閉栓・開栓作業に立ち会いが必要です。
早めに連絡して引越し日に予約を取っておきましょう。
また、引っ越しを機に乗り換えを検討するのもおすすめです。
よりお得になるプランがないか、探してみましょう。
●インターネットの解約、契約
インターネット回線の開通は思っている以上に時間がかかります。
新居で使おうと思ったときに準備ができていないと不便です。
引っ越しの2週間前くらいにはできていると安心です。
●転出届を出す
転出届は、同じ市区町村内で引っ越す人は必要ありません。
別の市区町村へ引っ越しする際に提出するものであり、引っ越し日の2週間前(14日前)から手続きができるようになります。
現在住んでいる市区役所から「転出証明書」を交付してもらい、引っ越し後まで保管しておきましょう。
それを持って、引っ越し後14日以内に新しい市区役所へ「転出届」を提出する流れとなります。
手続きに必要な書類は役所にあり、本人確認書類と印鑑を持っていけば1〜2時間程度で済ませることができます。
ただし、マイナンバーカードと暗証番号を利用すれば「転出証明書」が不要な場合もあります。
その他2週間前にやることリスト
●新居で使う家具や家電の購入
●できるところから荷造りする
●賃貸の場合は原状回復しておく
●新居で使う家具や家電の購入
配送までに時間がかかるもの、かつ新居でなるべく早く使いたいものは、余裕を持って購入しましょう。
インターネットで購入する場合は、予想より時間がかかることがあるので注意しましょう。
配送日や配送先を指定できる場合は、新居で受け取ると楽です。
●できるところから荷造りする
余裕をもって作業をすると、前日に慌てなくて済みます。
※不要なものを処分しよう
荷造りの際は、今あるものをそのまま箱につめるのではなく、一度要るか要らないかを吟味しましょう。
長く使っていなかったもの、必要であればまたすぐに買えるものは一旦処分すると新生活がスッキリ始められます。
※新しいものは買わず、今あるものは使い切ろう
引っ越しまでなるべく新しいものを買わずに済むよう、洗剤など日用品のストックを減らしていきましょう。
冷蔵庫の中の食材も使いきれるよう、うまく調整して生活しましょう。
●賃貸の場合は原状回復しておく
賃貸物件には、退去する際に元の状態に戻しておかねばならない「原状回復義務」があります。
そのため、入居中に変更していた箇所があれば元に戻しておきましょう。
例えば、照明やシャワーヘッド、洗浄便座、浄水器を交換している場合や、壁紙・床のDIY、電気のアンペア数やエアコンの電圧の変更などがこれに当たります。
自分で判断しかねる場合は事前に管理会社や大家さんに連絡し、指示に従いましょう。
引っ越しの1週間前にやること
引っ越しがだんだんと迫ってきましたね!
ここでは、引っ越しの1週間前にやることを紹介します。
●郵便物に転居届を出す
郵便局に転居届を提出すると、1年間古い住所に届いた郵便物を新居に転送してくれます。
希望した日付から届けてくれますが、登録に3〜7営業日かかるため、1週間前には手続きを済ませましょう。
古い住所に届いた重要書類を、次に入居した人に見られてしまう危険を防ぐことができます。
●各種サービスの住所変更
各種サービス機関において、わかる範囲で住所変更の手続きをしましょう。
基本的にインターネットで手続きできるものが多いです。
中には郵送や電話が必要な場合もあるので確認しておきましょう。
この時点でもし漏れがあった場合は、引っ越し後1年間は転送されてくる郵便物で把握できるため、その都度変更しましょう。
<例>
・携帯会社
・クレジットカード
・金融機関
・ネットショッピング
・サブスク
・NHK
・衛星放送・ケーブルテレビ
・新聞
・固定電話
・各種保険(生命・医療・地震・火災・家財)
引っ越しの前日にやること
引っ越しの前日は、当日に備えて早めに寝られるよう、荷造りをほぼ終えておけると良いですね。
また、引っ越しの前日は外食にするか買ってきたものにするとキッチンが汚れずに済みます。
●洗濯機・冷蔵庫の水抜きをする
前日までに中身も整理しておきましょう。
もし水抜きを忘れてしまったら、当日でも30分~1時間ほどで作業できます。
その他引っ越し前日にやることリスト
●パソコンのバックアップ
●スマートフォンを充電しておく
●当日の服・手荷物をまとめておく
●パソコンのバックアップ
パソコンを持っている人は、念の為バックアップと個人情報の暗号化またはパスワード設定をしておきましょう。
●スマートフォンを充電しておく
当日は荷物の運搬作業が中心となるため、スマートフォンを触る機会は少ないかもしれません。
しかし、業者とやりとりをしたり、部屋の記録のために写真や動画を撮ったりするなど、いざという時に使えないということのないよう、忘れず充電しておきましょう。
●当日の服・手荷物をまとめておく
当日は、荷造りの最終的な作業や、部屋の掃除などやることがたくさんあります。
そのため、当日に着る服や貴重品をまとめた手荷物は前日にまとめておきましょう。
服装は、汚れても良い動きやすいものにしましょう。
また、夏は飲み物などの暑さ対策も忘れず準備してくださいね。
引っ越しの当日にやること
いよいよ引っ越し当日!
引越し先によっては、旧居での退去立ち合い・新居の搬入作業のどちらかを翌日以降に行う方もいるかもしれません。
どちらにせよ引っ越しの当日前後は忙しくなるため、早起きして準備に取りかかりましょう。
●ガスの立ち合い
ガスの立ち合いは旧居、新居ともに必要です。
もし難しい場合や時間に間に合わない場合は、早めに業者に連絡し、代理人にお願いするなどして対応しましょう。
●新居の搬入作業
新居に荷物を運び入れる前に、軽く掃除をしたり、賃貸であれば部屋の状態をチェックしたりして、場合によっては写真や動画に残しておくと良いでしょう。
引っ越し業者に依頼した場合は、業者が荷物を運び入れてくれるため、必要に応じて指示を出しましょう。
●旧居の退去立ち合い
旧居では、運び忘れの荷物がないかを確認し、軽く掃除をしましょう。
引越し当日に、管理会社による退去立ち合いをする場合は、引っ越し業者へその旨を伝えておき、新居への到着時間を調整してもらいましょう。
旧居へ戻って来られる場合は、新居への搬入が終わってから退去立ち合いすることもできます。
いずれの場合でも、旧居を出る際はブレーカーを落しておきましょう。
引っ越し後2週間以内にやること
引越しは無事に終えられたでしょうか。
しかし、引っ越し後にも必要な手続きがまだ残っています!
むしろ引っ越し後の方が、期限が決まっているものや重要なものが多いため、気を抜かずしっかりと手続きしましょう。
●住民票の異動
「転入届・転出届」「転居届」を出して住所変更をすることを「住民票の異動」といい、引っ越し後2週間(14日以内)に行う必要があります。
「転入届・転出届」は市区町村をまたぐ引越しをする場合に行います。
旧居の市区町村で交付された「転出証明書」を持って、引っ越し先の市区町村に転入届を提出しましょう。
また、マイナンバーカードと暗証番号があれば、転出証明書なしで手続きができる場合もあります。
「転居届」は、同じ市区町村内で引越しをする場合に行います。
転居届は、引っ越し先の市区町村に提出すればOKです。
新住所の「住民票の写し」は各手続きで必要になるため、この時に2~3枚もらっておくと便利です。
また、一人暮らしの学生で卒業後に地元に帰る場合など、住民票を移さない選択をする人もいます。
詳しくは下記記事を参考にしてください。
●マイナンバーカードの住所変更
マイナンバーカードの住所変更は、住民票の異動と合わせて行いましょう。
住民票の異動に関する書類には、そもそもマイナンバーカード交付時に設定した暗証番号が必要になります。
引っ越し日から2週間(14日以内)に行う必要があり、転入後にマイナンバーカードの継続利用手続きを行わないと、転入日から90日経過でマイナンバーカードが失効してしまうため、注意しましょう。
●免許証の住所変更
免許証の住所変更には明確な期限はありませんが、住所変更があった場合は「速やかに」手続きを行うことになっています。
住民票の写しが必要なので、届け出の際にもらっておけば手間が省けます。
また、車を保有している場合には、車庫証明、車検証の住所変更や、加入保険の住所変更が必要です。
その他引っ越し後2週間以内にやること
●ダンボールを処分する
●勤務先へ報告する
●印鑑登録をする
●ダンボールを処分する
引っ越し業者が回収してくれる場合や、月ごとに決められた自治体の回収日に出す、コンビニなどに設置された無料の回収ボックスにもっていくなどして、引っ越しの際に使用したダンボールを処分しましょう。
そのためには早めに荷ほどきを終えるようにしたいですね。
●勤務先へ報告する
住所変更とともに、通勤経路が変わる場合は交通費も変更しなければならないため、事前もしくは早めに勤務先に報告しましょう。
また、会社員であれば国民年金など会社側で変更を行ってくれるものもあります。
学生でアルバイトをしている場合も、基本的には報告した方が良いでしょう。
●印鑑登録をする
別の市区町村に引っ越した場合で、新住所でも実印を使用する必要のある方は、住所変更をする必要があります。
印鑑証明書には実印の印影だけでなく、住所、氏名、性別、生年月日などが記載されています。
ちなみに、旧住所の転出届をした際に古い印鑑登録は自動的に抹消されるため、削除要請はしなくて大丈夫です。
また、そもそも同じ市区町村に引っ越す場合は、転居届と同時に印鑑登録の住所も変更されるため、手続きは不要です。
まとめ
上記で紹介したもの以外にも、ペットの登録、バイクの登録、保有資格の住所変更(宅建士など)が必要な場合もあります。
お子さんがいる家庭は児童手当(引っ越し後15日以内)や転校に関する手続きが必要です。
また、会社員以外(自営業や現在職に就いていない人など)は国民年金、国民健康保険の住所変更が必要で2週間(14日以内)に行う必要があります。
引越しが決まったら、スムーズに新生活を始められるよう、事前に必要な手続きを把握しておき、十分な余裕を持って手続きしましょう。
よくある質問
パスポートは住所変更が必要ですか?
- パスポートで必要なのは氏名・本籍が変わったときです。
現住所が変わっただけであれば変更届は必要ありません。
自分で訂正し、旧住所に二重線を引いておけばOKです。
引っ越しの手続きは忘れずに行い、新生活をスムーズに始めるのだ!

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