アパート・マンションの虫対策!虫が出にくいお部屋の条件と予防方法
アパート・マンションの虫対策は部屋探しから始まります。
せっかく心待ちにしていた新居での生活も、虫が出てしまっては最悪の気分になってしまいます。
どうしても部屋で虫に出会いたくない!
そんな方に向けて、お部屋の条件・入居後すぐの虫対策・日常の虫対策を紹介します。
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アパート・マンションで遭遇しやすい虫って?
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侵入経路はここ!アパート・マンションの部屋に虫が出る理由
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虫が出やすい物件・お部屋の条件はある?
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お部屋探しで虫対策ができる!虫が出にくい物件の選び方
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入居後すぐの虫対策で新生活を過ごしやすく
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継続的な虫対策で快適に過ごしましょう
アパート・マンションで遭遇しやすい虫は主に4種類います。
・ゴキブリ
・ハエ・コバエ
・蚊
・カメムシ
この他にもダニやムカデなどにも遭遇する可能性はありますが、遭遇率が高いのはこの4種類です。しっかりと対策ができれば虫と遭遇する確率はグッと下がります。
侵入経路はここ!アパート・マンションの部屋に虫が出る理由
虫は外から侵入しなければ、部屋の中で出会うことはありません。そのため、虫対策は侵入経路を把握し、場所に合わせた対策を行うことが非常に重要です。
- 出入りと一緒に虫も侵入する
- 玄関・ドアポストから侵入する
- ベランダや窓から侵入する
- 通気口や換気扇から侵入する
- 排水溝やエアコンのホースから侵入する
1.出入りと一緒に虫も侵入する
自分が部屋を出入りする時に小さな虫も一緒に入ってきてしまうことがあります。
気づかないうちに服や持ち物に付着していることもあるため、気をつけていても対策が難しいパターンです。
侵入しやすい虫
蚊・ハエ・コバエ
2.玄関・ドアポストから侵入する
出入りだけでなく、玄関ドアが侵入経路になっている場合もあります。
経年劣化による歪みで隙間ができていたり、換気目的で意図的にアンダーカットという隙間がある玄関ドアは要注意。
玄関ドアに隙間がなくてもドアポストからも侵入の危険性があります。
侵入しやすい虫
蚊・ハエ・コバエ
3.ベランダや窓から侵入する
鍵を閉めていない場合、窓にはわずかな隙間ができます。小さな虫はその隙間を通り抜けて侵入してしまいます。
網戸があれば安心のように思えますが、破れや歪みがある場合は注意が必要です。
また、網戸を使用する際には右側に寄せておくことを推奨します。
設計上、網戸を左側にすると隙間ができ、虫が侵入しやすい状態となってしまいます。
ゴキブリは身体が薄いため、易々と侵入できます。
窓を開けるときや、網戸の向きには十分注意しましょう。
侵入しやすい虫
蚊・カメムシ・ゴキブリ
4.通気口や換気扇から侵入する
空気を取り込める通気口や排出する換気扇は外と繋がっているため、入ってきやすい場所の一つです。
中にフィルターが入っているものがほとんどで、侵入の可能性はそれほど高くありませんが、古い建物の場合はフィルターがないこともあります。
覚えがないのに虫が発生する場合は確認してみましょう。
侵入しやすい虫
蚊・ハエ・コバエ・ゴキブリ
5.排水溝やエアコンのホースから侵入する
外と繋がっている排水溝やエアコンのホースは他の侵入経路よりも広く、侵入しやすい場所です。
特に排水溝は食べカスやこびりついた汚れがゴキブリの餌になります。
汚れていても気づかないことが多いため、定期的に掃除と確認をする必要があります。
侵入しやすい虫
ゴキブリ
虫が出やすい物件・お部屋の条件はある?
絶対に虫が出ない物件はありませんが、出る確率が高い物件・条件はあります。
虫が苦手な方は今住んでいる部屋やこれから住む部屋がこれらの条件に当てはまらないかを確認しましょう。
- 商業施設や飲食店が多い
- 公園などの植物と水場が多いスポットが近い
- 風通しが悪い
- 気密性が低く、隙間が多い
- 地面から近い階層
1.商業施設や飲食店が多い
食べ物を扱ったりゴミが多く発生するスポットが近いと餌を求めてゴキブリやハエなどの虫が寄ってくるため、商業施設や飲食店の近くは虫が出やすい環境です。
1階がコンビニのマンションなども、できれば避けることをおすすめします。
お店ではありませんが、ゴミ捨て場が近い場所も要注意。
便利ですが、ゴキブリなどの虫が多い傾向があります。
2.公園などの植物と水場が多いスポットが近い
繁華街を避けるために自然が多い環境の物件を選ぶ場合も注意が必要です。
自然豊かな場所は虫が多く、景観が気に入って選んだら虫が発生した、という体験をする人は多いです。
特にカメムシやムカデなどの虫が苦手な方は避けるのが無難です。
自然と虫はセットで考え、自然を選ぶなら虫が発生してしまうことを、虫対策を選ぶなら自然を諦める必要があると覚えておきましょう。
3.風通しが悪い
虫は、風通しが悪く、じめじめした場所に集まりやすい習性があります。
日当たりが悪く湿気がこもりやすい物件は、虫の発生も多くなります。
同じ賃貸物件の中でも風通しがいい部屋を選ぶようにしましょう。
4.気密性が低く、隙間が多い
木造など、建物の素材によってはどうしてもわずかな隙間が発生してしまう物件があります。
近年では技術の進歩により隙間は少なくなっていますが、気密性の高さは物件ごとに違うので確認が必要です。
また、築年数が多い物件は経年劣化で隙間ができている場合があるので、虫の可能性は高くなります。
5.地面から近い階層
虫が地面を這ってきたり、飛べる距離にある部屋は侵入されやすくなります。
虫が飛べる高さは約10mと言われ、アパート・マンションの3階程度の高さです。
そのため、1~3階のお部屋は避けた方が無難です。
しかし、高層階でも段ボールに入っていたり、壁を伝って侵入したりするため、完全に安心はできません。
お部屋探しで虫対策ができる!虫が出にくい物件の選び方
お部屋探しの段階から虫対策を考えることで、より効果的な虫対策が行えます。
ただし、全ての条件を満たすことは難しいため、紹介する中から可能な条件を選びましょう。
- 商業施設や飲食店から離れたエリアで探す
- 自然豊かなエリアも避ける
- 築年数が浅い物件を選ぶ
- 日当たりの良さを気にする
- 可能なら木造は避ける
1.商業施設や飲食店から離れたエリアで探す
繁華街のような商業施設や飲食店が多いエリアは便利ですが、便利なところほど虫は多くなります。
住宅街など、住むための場所として切り出されているエリアの方が虫に出会う確率は低くなります。
商業施設や飲食店の近くで出やすい虫
・ゴキブリ
・ハエ
2.自然豊かなエリアも避ける
逆に自然豊かな場所も要注意です。特に公園や川、大学などの近くは注意が必要です。
繁華街と違う種類の虫が発生するため、虫全般が苦手な方は自然の多さも気にしてみてください。
どちらも叶えることが難しければ、虫の種類で選びましょう。
自然の多い場所で出やすい虫の種類
・蚊
・ムカデ
3.築年数が浅い物件を選ぶ
建物の経年劣化を考えると、新築や築年数が浅い物件を選ぶことをおすすめします。
人が住んでいたり建ってから時間が経っていたりすると、ゴキブリなどの卵が残っている可能性があります。
見えない位置にあることが多いので、心配な方は新築を選ぶようにしましょう。
4.日当たりの良さを気にする
日当たりは虫の発生にも影響しています。
湿度が高いと虫の発生率が高まるので、日当たりが良くて湿度を抑えやすい部屋がおすすめです。
合わせて、換気がしやすい設備が整っているかもチェックしておくと安心です。
5.可能なら木造は避ける
気密性の高い部屋を選ぶためには木造はできることなら避けたいところです。
ただし、エリアによっては木造を選ばなければならない場合があります。
その時はなるべく築年数が浅い物件を選ぶようにしてください。
入居後すぐの虫対策で新生活を過ごしやすく
家具が入っていない状態のお部屋は虫対策のチャンスです。
初めの対策が快適な生活に繋がるため、入居後すぐに虫対策をすることを忘れないようにしましょう。
- 燻煙・燻蒸タイプの殺虫剤をたく
- 侵入経路をふさいでおく
- 網戸をチェックし、破れや歪みを補修する
- 防虫剤を置く
1.燻煙・燻蒸タイプの殺虫剤をたく
空室期間の虫を一掃するために、燻煙・燻蒸タイプの殺虫剤を使用することをおすすめします。
家具が入っていると隅々まで煙や霧が行き渡りにくいため、部屋に何もない入居時のタイミングで行いましょう。
使用する際には、必ずクローゼットや備え付けの棚などの扉を全て開けることを忘れずに。
虫が好む場所なので、殺虫剤が行き渡るようにします。
火災報知器に反応してしまうため、火災報知器をビニールで覆うことを忘れないようにしてください。
2.侵入経路をふさいでおく
虫が侵入することを防ぐために、侵入経路になり得る場所をふさいでおきましょう。
100円ショップやホームセンター、ドラッグストアなどで便利なアイテムが販売されています。
ぜひ活用してみてください。
具体的な対処法
・通気口や換気扇:フィルターをつける
・排水溝:溜まるゴミをすぐに片付けやすいようにネットを被せる
・エアコンのホース:キャップをつける
・ドアポスト:使用しない場合は退去時に剥がせるテープでふさぐ
3.網戸をチェックし、破れや歪みを補修する
網戸は新築でない場合、細かな破れや些細な隙間があることも。
網戸の修理は契約によって入居者かオーナーのどちら負担になるかが異なります。
内見時や入居した段階で早めに確認し、修理が必要な場合は管理会社に相談しましょう。
4.防虫剤を置く
玄関や窓など虫の侵入経路になりそうなところは、塞ぐだけでなく防虫剤を置くと効果的です。
他にもキッチンやお風呂などの水回りにもおすすめします。
防虫剤は期限が来たら交換が必要です。
後々まとめて交換ができるよう、購入の際に期限が切れるタイミングを揃えておけるとベストです。
継続的な虫対策で快適に過ごしましょう
入居時に虫対策をしたからといって油断は大敵です。
虫に出会わない生活のためには日常的な虫対策も重要なので、しっかりと行っていきましょう。
- こまめに掃除をする
- ゴミや段ボールを溜めない
- 食べ物はなるべく常温保存をしない
- 虫が苦手な植物や食虫植物を育てる
1.こまめに掃除をする
埃や髪の毛には、虫の餌になるダニやカビ、細菌が詰まっています。
こまめに掃除をすることで餌がなくなるため、虫が寄り付きにくい部屋になります。
湿気を好む虫も多いので、防虫のためにも定期的に換気をすることが大切です。
2.ゴミや段ボールを溜めない
掃除と同じく、虫の餌になるものを部屋に溜め込まないようにしましょう。
生ゴミは恰好の餌になり、お菓子の袋などもアリを呼び寄せてしまうため、なるべく早く捨てましょう。
空き缶やペットボトルなども要注意です。こまめなゴミ捨てが防虫には大切です。
また、段ボールもゴキブリの餌になります。
段ボールで荷物が届くことが多い方は、届いたらなるべく早く処分するようにしましょう。
3.食べ物はなるべく常温保存をしない
腐った食べ物も虫の餌になります。
自分の知らないところで腐らないよう、食べ物の保存位置には気をつけ、要冷蔵と書かれているものは冷蔵庫にしまいましょう。
小麦粉などの粉類は常温保存でダニが発生します。
密閉できる保存容器に入れて冷蔵保存してしまいましょう。
夏場は細菌などが増えやすい環境のため、特に気をつける必要があります。
4.虫が苦手な植物や食虫植物を育てる
植物の中には虫除けに効果がある匂い(成分)を発する種類があるため、そういった植物を育てるのも防虫には効果的です。
人間にとってはいい匂いなので、趣味にできると一石二鳥です。ハエなどの虫を直接捉えてくれる、食虫植物もおすすめです。
虫除けになる植物
・ミント
・レモングラス
・ラベンダー
・ゼラニウム
・バジル など。
虫対策をして快適な暮らしをしてほしいのだ!
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- アパート・マンションの虫対策!虫が出にくいお部屋の条件と予防方法
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