大学までの通学時間はどのくらいが妥当?一人暮らしをした方がいい通学時間の目安を紹介

実家から距離がある大学に進学することになった場合、実家から通学するか一人暮らしをするかで悩む方が多くいます。

県外への大学進学など、明らかに実家から通学することが不可能であれば迷わず一人暮らしを選べますが、判断が難しいのがギリギリ通学できそうな距離に大学がある場合!

一人暮らしはお金もかかりますし、勉強、家事、アルバイト…と一気に自分でやらなければならないことが増えるので、できることなら通学を選びたいのではないでしょうか。

そこで、自宅から通えるのはどのくらいの通学時間なのか、判断基準をご紹介します。

自宅からの通学時間で最も多いのは61~90分

まず紹介するのは、学生がどのくらいの時間をかけて通学しているのかです。

日本学生支援機構の令和6年度学生生活調査結果によると、自宅からの通学時間で最も多いのは片道61~90分(31.1%)で、次に多いのは片道31~60分(30.9%)です。

つまり、片道30分〜1時間半程度の通学時間であれば、実家から通学を選んでいる学生が多いようです。

日本学生支援機構「令和6年度学生生活調査」

通学時間は1時間を超えるとツライ

データ上では、片道1時間半程度まで自宅から通学している人も多く見られますが、本当に妥当な通学時間なのでしょうか。

通学方法や乗り換えの有無によって負担は異なるため一概には言えませんが、正直なところ、片道1時間を超えると負担は大きく感じやすいです。

単純計算でも、片道1時間で往復2時間、片道1時間半であれば往復3時間を、ほぼ毎日通学に費やすことになります。

通学時間を使って睡眠をとったり勉強をしたりする方もいますが、混雑状況や時間帯によっては、思うように時間を活用できない場合もあります。

通学時間は、自由に使えない時間になりやすいことを踏まえたうえで、本当に無理のない通学距離かどうかを検討してみてください。

通学時間以外も考慮して決める

実家から通うか、一人暮らしをするかは、通学時間だけでなく他の要素も考慮して決めるようにしましょう。

交通費の金額で考える

通学時間の長さも重要ですが、費用は大きな判断基準になります。

お金に関わる部分は各家庭の経済状況によって基準が異なるため、親や保護者と相談しながら決めることが大切です。

たとえ片道2時間かかる場合でも、一人暮らしをする余裕がなければ、実家から通学せざるを得ないケースも少なくありません。
実際、自宅から通学した方が明らかに安くなるのであれば、通学を選ぶ方が現実的といえます。

一方で、通学と一人暮らしの費用差がそれほど大きくない場合は、一人暮らしを選ぶのも一つの方法です。
朝が早く夜が遅くなる生活が想定される場合は、体力面を考えると結果的に負担が軽くなることもあります。

また、費用を比較する際は1ヶ月単位だけでなく、1年単位で考えることも重要です。
公共交通機関は長期定期の方が割安になる傾向があり、一人暮らしの場合は月ごとの変動費や年単位で発生する費用もあるためです。

しっかりとシミュレーションしたうえで判断しましょう。

さらに、通学方法そのものを見直すことも検討してみてください。
公共交通機関だけでなく、自動車やバイクの方が費用を抑えられるケースもあります。

ただし、大学によっては自動車やバイク通学が認められていない場合もあります。
また、徒歩を含む通学では季節によって体調面の負担が大きくなる点にも注意が必要です。

さまざまなパターンを比較しながら、金額面と体力面のバランスが取れた方法を選びましょう。

通学方法の内訳で考える

通学時間片道1時間半の内訳

通学を選ぶ場合は、実際の通学経路を具体的にイメージしておくことが重要です。

同じ片道1時間半でも、乗り換え回数が多かったり、徒歩の移動時間が長かったりすると、想像以上に負担が大きくなることがあります。

実際に長時間通学をしている学生の多くは、乗り換えが少ない、座れる時間があるなど、比較的負担の少ない経路を選んでいるケースが多いです。

たとえば「駅まで徒歩30分、電車で50分(乗り換え2回)、さらに大学まで徒歩10分」といった経路の場合、駅近で乗り換えがないケースと同じ感覚で考えてしまうのは危険です。

可能であれば一度大学まで足を運び、実際の経路で通えるかどうかを確認してみることをおすすめします。

ただし、時間帯によって混雑状況は大きく変わるため注意が必要です。

特に通学ラッシュの時間帯も含めて体験しておくと、より現実的な判断ができます。

難しい場合もありますが、できるだけ実際の混雑状況を踏まえたうえで判断できると安心です。

一人暮らしをするかを考える基準5つ

通学時間や費用面だけで実家から通学すると決めるのが危険なように、一人暮らしにする場合もしっかりと検討が必要です。
一人暮らしの方がコスパが良くても、一人暮らし自体が合わない人もいます。
安易に一人暮らしを選んで後悔しないように、判断基準や参考意見を5つ紹介します。

1.一人暮らしにかかる費用は月に約14万円

まず、実際に一人暮らしをするためにはどのくらいの費用がかかるかを知りましょう。

全国大学生活協同組合連合会が2025年に実施した「第61回学生生活実態調査」によると、一人暮らしの大学生の生活費は月13万8,020円で、約14万円となっています。

つまり、月14万円を継続して支払えるか、事前にしっかり計画しておく必要があります。

仕送りやアルバイト、奨学金など、どのような内訳でまかなっていくかを考え、現実的かを判断しましょう。

また、毎月の生活費としては問題なくても、長期間になれば追加がかかる費用もあります。

大学は一部の学部を除いて4年制であるため、単純に考えて月14万円×48ヶ月(12ヶ月×4年)で約672万円かかります。

それに加えて、部屋を借りるための初期費用や部屋の更新料、火災保険料など見落としがちな費用がかかってくる時期があります。

月に約14万円という金額だけで考えず、大学卒業までの期間でどのくらいの費用が必要かを計算に入れましょう。

全国大学生活協同組合連合会の「第61回学生生活実態調査」

2.家庭の経済状況で考える

通学の方法がいくら大変でも、経済状況によっては一人暮らしをさせるほど余裕がない場合が多くあります。

一人暮らしにかかる費用の毎月約14万円が出せない、もしくはかなりギリギリになる場合は、自宅から通学するのが現実的です。

3.アルバイト代で家賃や生活費を賄えるか

一人暮らしにかかる費用を出せるほど余裕がなくても、通学時間分の時間をアルバイトに当てることで不足分を補えることがあります。

特に通学方法が複雑だったり、朝早くて夜遅いなど体力的に不安があったりする場合は、アルバイト代で補った方が自分も親も負担が少なくて済むことがあります。

~片道1時間半(往復3時間)の通学時間をアルバイトに当てた場合~

単純計算にはなりますが、時給1,000円であれば、3時間×週5=15時間で週15,000円になります。月で考えると約6万円です。

毎日大学の後にアルバイトをするのは大変ですが、もう少し時給のいいアルバイトを探したり、土日もアルバイトに当てるなど工夫すれば可能なレベルだと思います。
あくまで参考にはなりますが、検討材料としてみてください。

4.初期費用が払えるか

毎月の費用に問題がなくても、初期費用がネックになる場合もあります。

部屋を借りるには、敷金・礼金、仲介手数料、火災保険料、家具家電の購入費、引っ越し代など、まとまったお金が一気に必要になります。

何にどのくらいかかるかは借りるお部屋の契約によって様々です。そのため、賃貸の費用にはどんなものがあるのかをこちらで確認しておきましょう。

場合によっては初期費用を抑えることができる物件や引越し方法もあります。

しかし、大学入学の準備期間は部屋探しの需要が高く、融通が利きにくい上、引越し業社などは割増料金になってしまうこともあります。

入居するまでにかかる初期費用は家賃の4~6倍程度と言われています。(家具購入、引越し業社などは除く)

家賃だけで判断してしまうと、初期費用が払えないといったケースもあるため注意が必要です。

一人暮らしの初期費用はいくら必要?50万円前後を目安に内訳と抑え方を解説

【ニッショー家具家電付帯可能物件】

愛知・岐阜・三重の賃貸住宅仲介会社「ニッショー」では、毎月の家賃にプラスして、最低限の家具家電が付けられる物件も取り扱っています。

入居時にかかる家具・家電の購入費用を抑えたい場合や、大学の4年間でしか使わない家具・家電を購入するのは気が引ける方におすすめです。
気になる方はぜひ活用してみてください。

5.自己管理ができるか

費用面だけでなく、家事や体調管理、各種手続きなど、一人暮らしでは対応すべきことが多くあります。

これまで親や保護者が担っていたことも自分で行う必要があるため、無理なくこなせるかどうかを事前に考えておくことが大切です。

日頃から家事に慣れている人であれば大きな問題はありませんが、これまであまり経験がない場合は負担に感じることもあります。

ただし、最初から難しいと決めつける必要はありません。
慣れるまでは大変な面もありますが、自己成長にもつながるため、前向きにチャレンジすることも一つの選択肢です。

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NARUHODO FUMU FUMU

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