物件探しで絶対にやってはいけないこと|後悔しないための注意点

物件探しの失敗は避けられる!
物件探しは人生の中でも大きな決断のひとつ。しかし、知らず知らずのうちに「やってはいけないこと」をしてしまい、後悔する人も少なくありません。今回は、物件探しの段階ごとに「絶対にやってはいけないこと」をまとめました。
これから部屋を探す人は、ぜひチェックして失敗を防ぎましょう!
「とりあえず探してみよう」と何も決めずに物件探しを始めると、時間ばかりがかかってしまい、なかなか良い部屋に巡り合えません。
ここでは、物件探しのスタート時点でやってしまいがちな失敗をチェックし、スムーズに理想の部屋を見つけられるようにしましょう。
目的や期間を決めずに探し続ける

「良い物件が見つかるまで…」とダラダラ探してしまうと、結局何を重視すればいいのか分からなくなり、決断できなくなります。
「〇月までに引っ越す」「絶対に譲れない条件を3つ決める」 など、あらかじめ目標と条件を決めましょう。
家賃相場を知らずに探す

「この家賃なら住めそう」と思っても、相場より安すぎると訳あり物件の可能性も…。
反対に、自分の予算よりはるかに高いエリアで無理やりお部屋を探しても、希望の物件は見つかりません。
エリアごとの家賃相場を事前にチェックし、無理のない範囲で予算を決めましょう。
物件情報を写真や間取りだけで判断する

ネットで見た写真が魅力的でも、実際に内見すると「思ったより狭い」「日当たりが悪い」とギャップを感じることもあります。
内見ができる物件であれば、必ず現地で確認しましょう。
物件探しのスタート時に絶対にやってはいけないこと【まとめ】
・目的や期間を決めずに探し続ける
・家賃相場を知らずに探す
・物件情報を写真や間取りだけで判断する
内見で絶対にやってはいけないこと
物件探しで最も重要なのが「内見」です。しかし、内見のやり方を間違えると、実際に住み始めてから「こんなはずじゃなかった…」と後悔することも。
内見前・内見中・内見後、それぞれのタイミングで気をつけるべきポイントを押さえておきましょう。
■内見前に絶対にやってはいけないこと
まずは、内見前にやってはいけないことを3つ紹介します。
いきなり内見に行く

良さそうな物件を見つけたらすぐに内見予約したくなりますが、事前のリサーチなしで行くと、無駄な内見が増えてしまいます。
例えば希望条件が決まっていない場合は、いざという時に判断基準がないため、申込の決断ができません。
また、駅からの距離や、スーパーやコンビニの有無、治安など周辺環境も大切です。
内見に行く前に、できるだけ自分でも調べておきましょう。
内見しに行く物件を決められない

物件の候補を増やしすぎると「どの物件を内見すればいいかわからない」と迷ってしまいがち。
どうしても決められない場合は、気になる物件を不動産会社にまとめて問い合わせ、「どれを内見すべきか迷っている」と伝えてみましょう。
お店に行けば、実際に内見する物件を2~3件に絞るための適切なアドバイスをもらえます。
予算に見合わない物件を内見する

「ちょっと高めの物件も見ておこう」と思ってしまうと、理想がどんどん高くなり、現実的な選択が難しくなります。
最初から予算内の物件だけを内見しましょう。
■内見中に絶対にやってはいけないこと
続いて、内見中にやってはいけないことを3つ紹介します。
細かい部分を見ない

「なんか良さそう!」という直感も大事ですが、それだけで決めるのは危険です。
内見では、部屋を適当に歩き回るのではなく、実際の生活を想像しながら歩いてみましょう。
また、収納スペースの広さ、水回りの状態、騒音、電波状況 なども細かくチェックしましょう。
日中だけ見て夜の環境を確認しない

昼はよくても、夜になると人通りが少なくなり、帰宅時に不安という場合もあります。
また反対に、昼は静かでも、夜になると深夜営業の飲食店やコンビニ周辺が騒がしくなるといったケースも。
可能なら夜の時間帯にも足を運び、環境をチェックしましょう。
スマホの電波やネット環境を確認しない

「住んでみたらスマホの電波が悪かった…」という後悔は避けたいものです。
内見時には、部屋のいたるところでスマホの電波状況を確認しておきましょう。
■内見後に絶対にやってはいけないこと
最後に、内見後にやってはいけないことを2つ紹介します。
決めるのを先延ばしにする

せっかく内見に行ったのに「もっといい物件があるかも…」と悩み続けるのも危険です。
合格点は8割ほどで十分です。他の人に取られないためにも、なるべく24時間以内に決断するのがベストです。
複数の物件を比較しすぎて混乱する

いくつかの物件を内見すると、それぞれのメリット・デメリットがごちゃごちゃになりがち。
内見後すぐに写真やメモを整理し、冷静に判断できるようにしましょう。
内見で絶対にやってはいけないこと【まとめ】
■内見前に絶対にやってはいけないこと
・いきなり内見に行く
・内見しに行く物件を決められない
・予算に見合わない物件を内見する
■内見中に絶対にやってはいけないこと
・細かい部分を見ない
・日中だけ見て夜の環境を確認しない
・スマホの電波やネット環境を確認しない
■内見後に絶対にやってはいけないこと
・決めるのを先延ばしにする
・複数の物件を比較しすぎて混乱する
契約前に絶対にやってはいけないこと
「この部屋で決まり!」と思っても、契約の前には慎重に確認すべきことがたくさんあります。
契約内容をよく読まずに進めてしまうと、思わぬトラブルに巻き込まれる可能性も。
後悔しないために、契約前に絶対にやってはいけないポイントをチェックしましょう。
重要事項説明をよく理解せずに進める

宅地建物取引士からの説明を受ける「重要事項説明」は、法律で義務付けられています。
難しい言葉が多いですが、「何のことか分からない」と思ったら必ず質問しましょう。
契約書をしっかり読まずにサインする

長い文章だからといって適当に流し読みしてしまうと、後で「こんな条件あったっけ!?」と後悔することに…。
更新料や違約金、特約などは必ず確認しましょう。
初期費用や毎月の費用の内訳を確認しない

毎月支払う必要のある家賃や共益費のほかに、初期費用として敷金や礼金、仲介手数料などが発生します。
「思ったよりお金がかかるな…」とならないように、総額とその内訳をしっかり確認しましょう。
退去時の費用について確認しない

物件によっては、退去時にクリーニング費や鍵交換料などの費用がかかることがあります。
退去時にも「こんなにお金がかかるの!?」と驚かないために、契約前にきちんと把握しておくことが大切です。
契約前に絶対にやってはいけないこと【まとめ】
・重要事項説明をよく理解せずに進める
・契約書をしっかり読まずにサインする
・初期費用や毎月の費用の内訳を確認しない
・退去時の費用について確認しない
入居後に絶対にやってはいけないこと
契約が完了し、無事に新生活がスタート!
しかし、ここで油断すると思わぬトラブルを招くこともあります。
入居後に気をつけるべきポイントを押さえて、快適に暮らしましょう。
設備の不具合をすぐに報告しない

入居後にエアコンや水回りの不具合を発見したら、すぐに管理会社へ報告しましょう。
後から言うと「入居後に壊した」と思われることも…。
また、入居前にすでに傷があった場合や、故障している箇所があれば写真に撮っておけば証拠になります。
ゴミ置き場や駐輪場のルールを守らない

物件ごとに決められたゴミ出しの曜日や時間、分別ルールを守らないと、近隣トラブルの原因になってしまいます。
また、よくあるトラブルとして、駐輪場の使い方やマナーについても同様です。
物件の共用部に注意事項がある場合は必ず目を通し、きちんとルールを守って生活しましょう。
入居後に絶対にやってはいけないこと【まとめ】
・設備の不具合をすぐに報告しない
・ゴミ置き場や駐輪場のルールを守らない
やってはいけないことを避けて理想の物件を見つけよう!
物件探しでは、ついやってしまいがちな行動がいくつもあります。
しかし、事前に知っておけば「これは避けたほうがいいな」と気を付けながら部屋探しができるはず!
特に、内見時や契約前のチェックは慎重に行い、理想の物件を見つけましょう。
失敗したくない人は、要チェックなのだ~!

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