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賃貸選びはポイントを押さえれば失敗しない!
不動産会社が教える
探し方のポイント

部屋探しはこれからの生活を左右する重要なもの。長い期間暮らすことになるので絶対に失敗したくないですよね。
そこで、不動産会社ニッショーがプロの目線でお部屋探しが成功するポイントをご紹介。理想の物件に出会えるアドバイスが満載です。

探し方のポイントを知ろう

お部屋探しの失敗は初心者だけでなく、何回か経験がある人でも起こります。意外ですがその原因は思い込みやちょっとしたミスがほとんど。
少しの工夫で回避できるので実施してみましょう。

希望条件は少し幅を持たせる

条件を理想ぴったりにしてしまうと、ほんのわずかだけ条件に合わないような掘り出し物物件を逃してしまいます。例えば、駅からの所要時間が1分遠い以外は条件にぴったりの物件を逃している人は多いです。
そのため、築年数や駅からの距離など幅を持たせられる条件は希望の80%くらいにとどめるのがおすすめです。

部屋の広さは収納を考えて専有面積で選ぶ

間取り図に書かれている畳数だけで部屋の広さは判断できません。例えば部屋が8畳の物件でも、収納がある物件と収納がない物件では、収納がある部屋の方が使用できるスペースは広くなります。畳数で選ぶと生活スペースが狭くなってしまうこともあるので、物件全体の広さを示す専有面積を確認しましょう。

急いでいなければ時期を変える

賃貸は人の入れ替わりに左右されるので、探す時期がとても重要。 ニッショーがおすすめするのはピークが過ぎた6月や10月!この時期は不動産会社も引越し会社も落ち着いている時期なので、じっくり探せて引越し代金も抑えられます。繁忙期にありがちな焦って決めて失敗…が起こりにくいです。
一方、繁忙期は人が入れ替わる時期なのでいい条件の部屋も出回りやすいです。決断力に自信がある方は1~3月の物件数が多い繁忙期にあえて探すのもありです。

条件を見直してみよう

ありがちな失敗ですが、原因が探している条件にあることも。絶対に必要だと思って家賃を上げてでも選んだ条件でも、住んでみたら全く使わず無駄になってしまうことも少なくありません。住んでみないとわからないことはたくさんありますが、実際の生活を想像しながら条件を考え直してみるのもポイントです。

本当に必要な条件か考え直す

必死で条件に合う物件を探したのに入居したら使用しなかった、ということにならないように一度条件を一つずつ見直してみましょう。
例えば、料理をするのでキッチンが部屋と別れている1Kで探していても、忙しくて全く料理をしなくなってしまうことも多い。これからの生活と自分の性格を踏まえて見直すと失敗が少なくなります。

少しの工夫で解決できる設備は外してみる

絶対に必要だと思う条件も工夫次第で解決できることもあります。例えば、宅配ボックスは使用頻度が月に数回程度ならコンビニ受け取りや置き配指定で解決できます。独立洗面台は別途ドレッサーを置いてみるのも選択肢としてあります。
あまりにも物件数が少なくなる場合は、選んだ条件の中から工夫したら不要になるものを外してみましょう。

条件の先入観を捨てる

「この条件はこうなる」という思い込みでいい物件を見落とすことがあるので、先入観を取り払って考えてみることもおすすめです。

築年数が新しい=キレイは間違い

キレイな部屋に住みたいからという理由で、築浅物件を選んでいませんか?築年数は古くてもリノベーションで部屋丸ごとリフォームで新築同然の物件もあります。見つからない場合はリノベーション物件も探してみましょう。

1階の部屋もメリットは多い

防犯面で敬遠されがちな1階の部屋だが、実はメリットがたくさん。ファミリーだと子どもの足音が下の会に響かないかを気にして生活しないといけないが、1階なら心配無用です。また、重い荷物も運び入れが簡単なうえ、物件によっては専用庭がついているものもあります。郊外だとよりメリットを受けやすいです。

駅からの距離に注意

家賃を抑えるために駅から離れた場所を選ぶ場合にも実は注意が必要です。駅を利用するために自転車を使う場合、駅前駐輪場の費用で逆に割高になる可能性があります。また、雨の日はバスを使用するなど、出費がかさむこと可能性も。家の場所だけでなく、移動範囲まで考慮しましょう。

物件だけでなく
不動産会社も選ぼう

最も見落としがちな不動産会社選び。どこを選んでも同じではないので要注意です。同じ物件でも会社によって得られる情報は変わることを覚えておきましょう。
不動産会社を選ぶ基準は「専任物件数」と「地域密着かどうか」「直営店舗」「免許更新番号」の4つ。それぞれどう判断すればいいかご紹介します。

専任物件数が多いほど紹介できる物件が多い

専任物件とは「その不動産会社でしか紹介できない物件」のことです。オーナー様は通常、複数の不動産会社に仲介をお願いできますが、1つの会社にだけしか依頼していない場合もあります。どの会社でも紹介できる「一般物件」と「専任物件」の合計が紹介できる物件数になるため、専任物件が多いほど条件に合う物件に出会う可能性も高くなります。
また、専任物件数が多いということは、オーナー様から「この不動産会社に任せておけば安心」と信頼してもらえている証でもあるため、1つの判断指標になります。

地域密着な不動産会社は情報の充実度が高い

せっかく部屋を紹介してもらうなら地域に詳しい人の方が断然安心です。これから暮らしていく場所になるので、地域の情報をしっかり知っている不動産会社を選びましょう。
また、地域密着な不動産会社はオーナー様との付き合いが長いことも多く、すぐに情報を確認してくれたり融通がききやすいのも魅力です。

全店舗直営なら担当エリア外の物件まで対応できる

直営店舗であることも大切な指標。信頼のおける社員が責任をもって店舗を運営しているので、安心して任せることができます。
また、全店直営のメリットは担当エリア外の物件も対応できること。沿線で部屋を探している場合は支店の担当エリアを跨ぐため、担当エリア外の物件まで紹介できる全店直営の不動産会社がおすすめです。

免許番号の数が多いほど営業歴が長くてノウハウが豊富

不動産の仲介を行うには宅地建物取引業の免許が必要です。免許は5年ごとに更新されるため、この更新回数が多いほど長年営業している会社になります。営業経験が長い会社はノウハウを多く有している可能性が高いため、不動産会社選びの指標になります。免許番号は不動産会社の会社概要ページに記載されているため、迷ったときは確認してみましょう。

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