一人暮らしでもできる!模様替えのコツ8選を一挙紹介します

模様替えとは、家具の配置を変えたり、インテリア小物を取り入れたりして、部屋の雰囲気を変えることです。
ちょっとした工夫を加えるだけでも、空間が新鮮に感じられるものです。
毎日過ごす部屋の雰囲気が変わると、暮らしの中に新しい発見が生まれ、気持ちが前向きになることも。
自分好みの快適な空間を作って、一人暮らしをもっと楽しみましょう。
-
模様替えが上手くいくコツ8選
-
模様替えの良い効果6つ
-
模様替えをするタイミング
-
模様替えをする前の準備
-
模様替えにおすすめの家具・アイテム
-
簡単にできる!似たテイストのインテリア変更術
-
二人暮らしの模様替えのコツ・注意点
模様替えが上手くいくコツ8選
模様替えを成功させるためには、いくつかのコツを押さえておくことが大切です。まずは、模様替えが上手くいくコツを8つご紹介します。
1.大きく変えすぎない
2.生活動線を意識する
3.収納を増やしすぎない
4.高さ・バランスを考える
5.ファブリックで手軽に模様替え
6.色の統一感を出す
7.アクセントになる場所をつくる
8.照明を追加・変更する
1.大きく変えすぎない
模様替えは、一気に大きな変化を加えると、かえって落ち着かなくなったり、生活しにくくなったりすることも。
イメージ上では上手くいくと思ったのに、いざ家具を移動してみると思ったよりスペースに余裕がなかったり、場所によっては電波が悪くなったり、日の光が反射してまぶしい!という場合があります。
限られたスペースの中で、大きな家具を移動させるのは大変な上、もし元に戻したいと思ったときも一苦労です。
一人暮らしだと、中途半端な配置のまま、途中で後悔する可能性も。
まずは、ファブリックなど小さな変更から始めるのがポイント。様子を見ながら進めていくのがおすすめです。
2.生活動線を意識する
家具の配置は、生活動線を意識して決めましょう。
よく通る場所や、作業する場所などを考慮し、スムーズに移動できるような配置を考えましょう。
模様替えに際して、コンセントが必要な場所までタコ足配線で無理やり伸ばそうとすると、見栄えが悪くなるだけでなく、使い方によっては発火の危険性もあります。
また、ドアの開閉向きを考慮しておらず、家具にぶつかってしまい途中までしか開けられないといったことのないよう、無駄のない配置を心がけましょう。
3.収納を増やしすぎない
スッキリした空間にしたくて、収納グッズや収納家具を増やしすぎると、かえって統一感のない印象になってしまいます。
また、部屋が狭くなってしまう原因にもなるため、片付けを楽にしたいのであれば、本当に必要なものだけを厳選し、モノの数を減らすことが大切です。
4.高さ・バランスを考える
家具の高さやバランスを考えることで、部屋全体の印象をガラリと変えることができます。
背の高い家具を目隠しするために使うことで、ワンルームの空間を仕切ることができます。
反対に、背の高い家具を壁際に一箇所にまとめれば、すっきりとした印象に。
また、背の低い家具だけに統一することで、視覚をさえぎるものがなくなり、開放的な空間にすることができます。
5.ファブリックで手軽に模様替え
クッションカバーやラグ、カーテンなどのファブリックは、手軽に模様替えを楽しめるアイテムです。
家具の配置を変えなくても、ファブリック要素を季節に合わせた素材、色を変えるだけで、十分な模様替えになります。
「模様替えといったらこことここを変える!」というように、あらかじめ変える場所を決めておくだけでも、スムーズに交換できます。
6.色の統一感を出す
カーテンやラグ、クッションカバーなど、部屋の中で使う色を統一すると、まとまりのある空間になります。
メインカラー70%、サブカラー25%、アクセントカラー5%になるようにバランスを意識し、あまりたくさんの色を使いすぎないようにしましょう。
また、柄も合わせることで、統一感のある空間が作れます。
7.アクセントになる場所をつくる
部屋の中に、アクセントになる場所を作るのもおすすめです。
壁の一部にウォールステッカーやガーランドを飾ったり、ダイニングテーブルの上にライトスタンドや花を飾ったりすることで、そこが視線のポイントになり整った印象になります。
8.照明を追加・変更する
照明の色や配置を変えることで、部屋の雰囲気をガラッと変えられます。
間接照明を使ってリラックスできる空間にしたり、明るめのライトで作業しやすい環境を整えたりするのもおすすめです。
模様替えの良い効果6つ
模様替えには、単に見た目を変えるだけでなく、さまざまなメリットがあります。
ここでは、模様替えがもたらす良い効果を6つ紹介します。
-
- ①気分が上がる
- 部屋の雰囲気が変わると、気持ちもリフレッシュされ、毎日の生活が楽しくなります。
お気に入りの空間にすることで、ストレス軽減にもつながります
-
- ②生活動線の改善
- 家具の配置を見直すことで、生活動線を改善することができます。
移動距離が短くなったり、使い勝手が良くなったりすることで、日々の生活がより快適になります。
-
- ③収納力アップ
- 模様替えに合わせて、収納方法を見直すことで、収納力をアップすることができます。
デッドスペースを有効活用したり、収納アイテムを活用したりすることで、スッキリとした空間を作ることができます。
-
- ④掃除がしやすくなる
- 家具の配置を変えることで、掃除がしやすくなることも。
家具の下や裏側など、今まで掃除しにくかった場所も、簡単に掃除できるようになり、清潔な状態を保てます。
-
- ⑤新たなインテリアの発見
- 模様替えをすることで、今まで持っていたインテリア小物の新たな魅力を発見できることがあります。
配置や組み合わせを変えることで、今まで気づかなかったおしゃれな配置を見つける楽しみもあります。
-
- ⑥断捨離ができる
- 模様替えをすると、不要なものを処分する「断捨離」の良い機会になります。
思い切って使わないものを手放すことで、空間に余裕が生まれ、心もスッキリします。
模様替えをするタイミング
模様替えをしたくなる理由には、以下のようなタイミングがあります。
●季節の変わり目/イベント時
●気分転換したいとき
●ライフスタイルの変化
●家具の劣化・暮らしにくさを感じたとき
●季節の変わり目/イベント時

気温や湿度が変わる季節ごとに、ラグやカーテンを変えると、快適な空間になります。
春夏はリネンやパイルなどの涼しげな素材、秋冬はニットやコーデュロイなどの暖かみのある素材を選ぶのがポイントです。
また、10月のハロウィン、12月のクリスマスなど、季節ごとのイベントに合わせて模様替えをするのもおすすめです。
●気分転換したいとき

気分が落ち込んだり、部屋にマンネリを感じたときは、模様替えをすることで気分転換になります。
見慣れた部屋から、新しいお部屋に引っ越したかのように全く違った雰囲気になることもあります。
●ライフスタイルの変化

リモートワークの開始や、読書や手芸など新しい趣味を始めたときは、生活スタイルに合わせて部屋の配置を見直す良い機会です。
落ち着いて作業ができるスペース作りや、居心地の良いソファなど、家具の配置やインテリアを見直すことで、より快適な空間を作ることができます。
●家具の劣化・暮らしにくさを感じたとき

ファブリック家具が劣化し、使いにくさを感じたときは、模様替えを検討するタイミングです。
例えば、ソファの色褪せや座り心地が悪くなった、ラグの汚れが取れなくなった、といったように長く使っているうちに劣化してしまいますよね。
そんなときは、新しいものを購入する際に、これまでとは違った雰囲気に模様替えをすると、新鮮な気持ちになれます。
模様替えをする前の準備
模様替えを成功させるためには、事前の準備が大切です。以下の4つのステップで、準備を進めましょう。
1.部屋のテーマを決める
2.レイアウトや配置を考える
3.新たに必要なものを用意する
4.不要なものを処分する
1.部屋のテーマを決める
まずは、どんな雰囲気の部屋にしたいのかを明確にするため、部屋のテーマを決めましょう。
ナチュラル、モダン、インダストリアル、北欧風、韓国風など、具体的なテーマを決めることで、色や家具の選び方が統一され、理想の空間を作りやすくなります。
この時に、すでにある家具やインテリアアイテムとの相性を考慮しておくと、最小限の出費で模様替えを楽しむことができます。
2.レイアウトや配置を考える
部屋のテーマと方向性が決まったら、家具のレイアウトや配置を考えます。
また、これまでに暮らしにくさを感じた部分があれば、改善できるように工夫してみましょう。
頭の中でイメージするだけでなく、紙に書きだしたり、アプリを使って図を描いてみたりするのもおすすめ。
3.新たに必要なものを用意する
新しく取り入れたいアイテムをリストアップしましょう。
ラグ、カーテンなどのファブリックを変えるだけで雰囲気がガラッと変わります。
もっと出費を抑えたい場合は、クッションカバーやティッシュケース、ランチョンマットなどの雑貨を変えるだけでもOK。
どのお店の何を買うかまでリストアップしておくと、スムーズに模様替えできます。
4.不要なものを処分する
これまでに決めた通りに、家具やインテリア小物を入れ替えれば、模様替えは完了!
しかし、いざ模様替えを始める前に、不要なものを整理し処分しておきましょう。
しばらく飾らない雑貨や家具が部屋の中で混在すると、せっかくの模様替えの効果が半減してしまいます。また、
しまっておく場所の確保に苦労することも考えられます。
そのため、もう使わないものであれば思い切って手放しましょう。
リサイクルショップに売ったり、フリマアプリで出品したりして、スッキリとした空間を作ってから模様替えに取り掛かりましょう。
模様替えにおすすめの家具・アイテム
模様替えに役立つアイテムはたくさんあります。
ここでは、手軽に取り入れられるものから、模様替えに適した家具などを紹介します。
クッションカバーやラグで季節感を演出

クッションカバーやラグは、手軽に季節感を取り入れることができるアイテムです。
素材や色柄を変えるだけで、部屋の雰囲気をガラリと変えることができます。
切り花・観葉植物で自然をプラス

切り花や観葉植物は、部屋に自然の癒しをもたらしてくれるアイテムです。
小さいものでも十分で、少し緑があることで部屋が一気におしゃれな雰囲気になるだけでなく、リラックス効果も期待できます。
テーブル周りを簡単イメチェン

食事に使っているテーブル周りの小物を変えるだけでも、簡単に印象が変わります。
例えば、ランチョンマットやコースター、箸置き、普段使っているマグカップなどを、季節感のあるものに変えてみましょう。
必ず目にする場所なので、小さなアイテムの交換でも、雰囲気が変わったと実感できます。
アロマディフューザーで香りも模様替え

アロマディフューザーやルームフレグランスは、部屋の香りを変えることで、気分転換になるアイテムです。
好きな香りを焚くことで、リラックス効果も期待できます。
視覚だけでなく、香りでも模様替えを楽しみましょう。
ウォールシェルフやガーランドで壁にアクセントを作る

ウォール収納や写真・ポスターのほか、ガーランドやリースを飾って、壁にアクセントを作ってみましょう。
壁に飾りがあると、視線が上にいくため、部屋の印象が変わります。
ミニテーブルとチェア

家具を買うときや買い替えるときには、カフェのによくあるようなミニテーブルとチェアのセットもおすすめです。
壁際にぴったり置ける半円型テーブルを選ぶと、省スペースで設置することができます。
また、折りたたみのできるタイプであれば、模様替えの際に移動しやすく、使わないときにも仕舞っておけます。
値段も手ごろなものが多く、不要になったら処分しやすいメリットもあります。
コンパクトソファ

1~2人用のコンパクトソファもおすすめです。
ワンルームや1Kの限られたスペースでも圧迫感がなく、レイアウトの自由度が高いのが魅力です。
模様替えの際にも移動しやすく、掃除の際も邪魔になりにくいです。
また、デザインやカラーバリエーションも豊富で、部屋の雰囲気に合わせやすいのもポイントです。
簡単にできる!似たテイストのインテリア変更術
お部屋の雰囲気を変えたいけれど、大掛かりな模様替えは大変…。
そんなときは、今のインテリアを活かしながら、ちょっとした変更を加えるだけで別のテイストに変えてみるのはいかがでしょうか。
今回は、北欧風と韓国風のインテリアに焦点を当て、それぞれの特徴や簡単にチェンジする方法をご紹介します。

北欧風と韓国風のインテリアの共通点
北欧風と韓国風のインテリアには、以下の共通点があります。
●ホワイトやグレー、アイボリーなどの落ち着いたカラーがベース
●ミニマルなデザインで、余計な装飾が少ない
●木製家具やナチュラル素材を活かしたインテリア
●柔らかい照明を取り入れ、居心地の良い空間を演出
北欧風と韓国風のインテリアの違い
共通点が多い北欧風と韓国風のインテリアですが、違う点もあります。
■北欧風インテリアの特徴
・シンプルかつ洗練されたデザインが多い
・木の質感を生かした家具や、無機質な素材の組み合わせ
・ブルーやイエローなどの差し色を使い、彩りをプラス
・幾何学模様やノルディック柄がポイントとして取り入れられる
■韓国風インテリアの特徴
・丸みを帯びたデザインが多く、柔らかい印象
・ラタンやリネン、コットンなどの天然素材を多用
・ベージュやブラウン系のくすみカラーを中心に展開
・装飾アイテムを活用し、こなれ感のあるレイアウト
韓国風⇔北欧風のインテリアチェンジ方法
どちらのインテリアも、ちょっとした工夫でテイストを変えることができます。
韓国風から北欧風、または北欧風から韓国風へのチェンジ方法をご紹介します。
韓国風→北欧風にチェンジする方法
・北欧風のコントラストを活かし、クッションやラグにブルーやイエローの補色を取り入れる
・ノルディック柄のアートパネルやファブリックを取り入れる
・木製家具の上に余計な小物を置かず、すっきりとした配置に
・メタルやガラス素材の小物をプラスして、モダンな印象を演出
北欧風→韓国風にチェンジする方法
・濃い色は使わず、クッションやカーテンをベージュやくすみカラーに変更
・ラタンやリネン素材の家具や雑貨を取り入れる
・丸みのあるデザインのアイテムをプラスして、柔らかい雰囲気に
・照明を間接照明にし、より温かみのある空間を作る
このように、小さな変化を加えるだけでインテリアの印象がガラリと変わります。
特に色の使い方を意識すると、より違いが際立ち、統一感のあるおしゃれな空間に仕上がります。
自分の好みに合わせて、気軽にスタイルチェンジを楽しみましょう。
二人暮らしの模様替えのコツ・注意点
二人暮らしの模様替えは、一人のときとは違い、お互いの好みや生活スタイルを大切にしながら過ごすことが大切です。
どちらかの意見だけで決めてしまうと、後から「なんだか落ちない」「使いにくい」と感じて、喧嘩の原因になってしまうことも…。
お互いが快適に過ごす空間を作るためには、事前の決め方や工夫が肝心です。

お互いの好みをすり合わせる
模様替えは、お互いが了承した上で行いましょう。
特にインテリアの好みが違う場合は、事前に好きな色やテイスト、必要な家具などを共有することで、スムーズに模様替えを進めることができます。二人が心地よく過ごせる空間を目指しましょう。
収納スペースを工夫する
二人暮らしの場合、収納スペースが不足しがちです。ベッド下を活用するほか、クローゼットや物入にデッドスペースが生まれないよう有効に活用し、二人分の荷物をスッキリと収納できるように工夫しましょう。
二人の動線を考えた配置にする
二人暮らしの場合、お互いの動線を考慮した家具の配置が重要です。
キッチンやリビングのスペースをしっかり確保しつつ、よく通る場所や動線を考えて、快適に生活できるような配置を考えましょう。
気軽に模様替えを楽しもう!
模様替えは、大がかりなDIYをしなくても楽しめるのが魅力!
賃貸でも家具の配置やインテリア小物を工夫することで、十分に模様替えをすることができます。
この記事で紹介したアイデアやコツを参考に、自分だけの理想の空間を作りましょう。
模様替えをして、快適なお部屋にするのだ~!

- ニッショー.jp
- サガッシーのなるほどふむふむ
- 一人暮らしでもできる!模様替えのコツ8選を一挙紹介します






愛知・岐阜・三重で50年以上、地域密着の直営主義でお部屋探しを提供している不動産会社【ニッショー】が運営するWebマガジン。
思わず「なるほど〜」「ふむふむ」とうなずけるようなイチオシ情報をサガッシーとともにお届けします!