一人暮らしで人気の間取りは1K?大学生・社会人別おすすめ間取りや1R・1DK・1LDK・2Kのメリットを解説
初めての一人暮らしは、どんなお部屋に住もうか理想が膨らみますよね。この記事では、一人暮らしを始めるならどんな間取りが良いのか、ライフスタイル別にご紹介。メリット・デメリットも参考にしながら、自分の中で妥協できる点と譲れない点を見極め、素敵なマイルームをみつけましょう。
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一人暮らし向けの間取り5タイプ!種類と特徴は?
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一人暮らしをする『大学生』『社会人』に人気の間取りは?
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一人暮らしをする『大学生』『社会人』に向いている間取りは?
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1R(ワンルーム)・1K・1DK・1LDK・2Kのメリット・デメリット
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1R(ワンルーム)・1K・1DK・1LDK・2Kで向いているのはどんな人?
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お部屋を広く見せるレイアウト術
一般的に一人暮らしでの必要な専有面積は、約18~25㎡と言われています。(お風呂やトイレなどを含む)
18㎡の部屋で、水回りを除くとだいたい居室は7帖~8帖。
このくらいあれば、生活に必要な家具家電を置いても十分に生活ができます。
まずは、一人暮らしにおすすめの間取りとその特徴をご紹介します。
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- 『1R(ワンルーム)』
- ●1Rは、キッチンと居室に扉がなく、居室が1つの部屋で作られている間取りです。
●1部屋にまとまっていて、最もシンプルなつくりです。
●家賃が一番安いです。
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- 『1K』
- ●1Kは、1つの居室とキッチンスペースで作られている間取りです。
(物件によっては、カウンターキッチンで、ある程度区切られているものもあります)
●キッチンの広さは4.5帖未満が目安です。
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- 『1DK』
- ●1DKは、1部屋とダイニング・キッチンでできている間取りです。
●ダイニング・キッチンの広さは4.5畳以上8畳未満が目安です。
●1Kと比べると、キッチンがあるスペースは、2人掛けのテーブルと椅子を置けるくらいの広さです。
●1R・1Kに比べてキッチンスペースが広いため、調理がしやすい上にその場で食事が摂れるので、片付けが楽にできます。
●食事をする場所と寝る場所が分かれているため、生活にメリハリをつけやすいです。
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- 『1LDK』
- ●1LDKは、一部屋とリビング・ダイニング・キッチンスペースがある間取りです。
●リビング・ダイニング・キッチンスペースは8畳以上が目安です。
●1DKと比べると、キッチンスペースにテーブル・ソファ等をおいても余裕があり、広く快適に過ごせます。
●友人を招いても、圧迫感を感じにくいです。
●1DK同様、生活にメリハリをつけやすいです。
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- 『2K』
- ●2つの居室とキッチンスペースがある間取りです。
●1Kに一部屋追加されたイメージのお部屋です。
●2KにはV字型と直線型と2種類あります。
V字型:キッチンから2つの居室に直接行ける間取り
直線型:片方の居室を通らないともう片方の居室に行けない間取り
K・DK・LDKの畳数の違い
「不動産公正取引協議会連合会」が定めている基準では下記の様になっています。
「K」・・・4.5帖未満
「DK」・・4.5帖~8帖未満
「LDK」・・8帖以上
一人暮らし経験者に聞いた!おすすめの間取りは?
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・家賃の安さを重視したい人は『1R』がおすすめです。
・専有面積が狭い分家賃がお値打ちです。
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・キッチンスペースと食事スペースを分けたい人は『1K』がおすすめです。
・料理の臭いが部屋に充満するのが気になる!という人にも良さそうです。 -
・食事スペースと寝室を分けたい人は、『1DK』『1LDK』がおすすめです。
・キッチンスペースに余裕があり、テーブルを置いて食事をとることができます。
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・家賃よりも広さを重視する人は『1LDK』がおすすめです。
・1DKよりもキッチンスペースに余裕があるので、テーブル以外にソファを置いてゆったりと過ごすことができます。
・友人を呼んでも窮屈にならず、広々と使えますよ。
一人暮らしをする『大学生』『社会人』に人気の間取りは?
一人暮らしにはどんな間取りが人気なのでしょうか。
大学生と社会人で調査してみました!
大学生に人気の間取り
第1位 1K 76%
第2位 1R 14%
第3位 1LDK 5%
ほとんどの人が1Kを選んでいることがわかりますね。
コンパクトな間取りで、キッチンが独立したお部屋を好む人が多いようです。
※ニッショー調べ
社会人に人気の間取り
第1位 1K 46%
第2位 1LDK 29%
第3位 2LDK 15%
社会人も1Kが一番人気ですが、1LDKを選ぶ割合が増えてきています。
※ニッショー調べ
一人暮らしをする『大学生』『社会人』に向いている間取りは?
大学生と社会人ではライフスタイルが違うため、向いている間取りも変わってきます。
ここでは、ライフスタイル別に向いている間取りをまとめてみました。
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- 大学生なら
- ●大学生に一番向いている間取りは『1R』『1K』です 。
●収入が不安定になりがちな学生は、家賃が一番抑えられるという理由から選ぶ人が多いです。
●学校やアルバイト・サークルなどで忙しくても、掃除をする箇所が少なく、楽なのもポイントです。
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- 社会人なら
- ●ある程度、生活基盤ができてきた社会人には『1K』『1DK』『1LDK』がおすすめです。
●ただ、1LDKは他に比べて家賃が高くなりがちなので、築年数や条件等を気にせず選ぶと比較的家賃が抑えられます。
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- お金に余裕がある人なら
- ●少し広めの『1LDK』がおすすめです。
●居室を在宅ワークや趣味の部屋としても使うことができます。
●1LDKはお部屋の設備が充実していることが多いです。
●今後、同棲や家族が増えたとしても住み続けられる間取りです。ただし、勝手に同居人を増やすのは止めましょう。物件によっては単身専用の場合もあります。
1R(ワンルーム)・1K・1DK・1LDK・2Kのメリット・デメリット
それぞれの間取りのメリット・デメリットを見てみましょう。
メリットだけでなく、デメリットもしっかりと把握して間取りを選びましょう。
1R(ワンルーム)
メリット
●ほかの間取りに比べて、家賃を抑えられる。
●ドアや仕切りがない分、広く見える。
●居室とキッチンの温度差がないので、料理をするときも暑さ寒さが気にならない。
●一部屋だけ掃除をすればよいので掃除が楽。
●間取りによっては、料理をしながらテレビが見れる。
●扉が無いため、レイアウトしやすい。
デメリット
●扉や仕切りが無いことが多いので、玄関を開けると部屋の中が見えてしまう。
(玄関から居室の間に扉がある物件や、玄関を開けても部屋の中が見えにくい間取りもあります。)
●料理の臭いが部屋全体に広がってしまう。
(洋服にも臭いがついてしまう事があるので気になる方は注意が必要です。)
●玄関扉を開けると室内の温度がすぐに変わってしまう。
1K
メリット
●料理をしていても、部屋まで臭いが広がらない。
●廊下の音が居室まで響きにくい。
●1Rに比べてエアコンの効きが良い。
●水回りの湿気による影響を受けにくい。
●玄関から居室が見えないため、宅配などにも対応しやすい。
デメリット
●1Rより家賃が高い。
●1Rに比べて掃除をする箇所が増える。
●キッチンにエアコンが届かないため、キッチンに居ると暑いまたは寒い。
●キッチンが狭い為、冷蔵庫を居室に置く場合がある。
●扉がある分、部屋が狭く感じる。
1DK
メリット
●ダイニングキッチンが独立しているので、臭いが居室に広がらない。
(寝具や洋服に臭いがつかない)
●ダイニングキッチンが広い場合は、そこの部屋で来客をおもてなしすることができるので、プライバシーを確保できる。
●キッチンと居室を分けることができるため、生活にメリハリをつけられる。
デメリット
●1DKは一昔前に流行った間取りのため、築年数が古い物件が多い。
●1R・1Kに比べて専有面積が大きいため、家賃が割高になる。
●掃除の手間や時間がかかる。
1LDK
メリット
●IDK同様、生活にメリハリをつけられる。
●来客が来ても圧迫感を感じずらく、のびのびと過ごせる。
●ソファなど大きめの家具が置ける。
●今後、同棲などになっても住み続けられる。
デメリット
●部屋が広い分、掃除をする箇所が増える。
●部屋が広い分、冷暖房費がかさむ。
●他の間取りに比べて家賃が高い。
2K
メリット
●他の間取りに比べて家賃が安いことが多い。
●寝室とは別に趣味・仕事部屋としても使用できる。
デメリット
●昔に流行った間取りの為、築年数が古い物件が多い。
●物件数が少ない為、希望する条件に合いにくい。
1R(ワンルーム)・1K・1DK・1LDK・2Kに向いているのはどんな人?
一人暮らしをする場合、どんな間取りが自分に合うのか気になる人も多いでしょう。
それぞれの間取りで、向いている人はどんな人なのかをまとめてみました。
1R(ワンルーム)
●とにかく家賃を抑えたい人
●自炊をあまりしない人
●音を気にしない人
●家具家電を効率よく配置したい人
●物が少ない人
●自宅で過ごす時間が短い人
1K
●自炊をする人
●料理のニオイ、お風呂やトイレを使う音が気になる人
●水回りと生活空間を分けたい人
●玄関扉を開けたときに部屋が丸見えになるのが気になる人
1DK
●自炊をよくする人
●食事と寝る場所を分けてメリハリをつけたい人
●荷物が多い人
●1Kよりも広いお部屋で過ごしたい人
●友人を招きたい人
1LDK
●自炊をよくする人
●食事と寝る場所を分けてメリハリをつけたい人
●荷物が多い人
●他人に寝室を見られたくない人
●家賃を抑えることにこだわりがない人
●ゆったりとした空間で生活を送りたい人
●設備が充実したお部屋に住みたい人
●同棲なども視野に入れている人
2K
●寝室とそれ以外の部屋で分けたい人
●家賃を抑えながら、広い部屋に住みたい人
●築年数が古い物件でも気にならない人
●同棲・ルームシェアなども視野に入れている人
●収納スペースがたくさんほしい人
(一部屋を収納として使用する)
お部屋を広く見せるレイアウト術
お部屋には置きたいものがたくさんあるけれど、部屋には限られたスペースしかないので、効率よく家具を配置したいですよね。
ここでは、コンパクトなお部屋でも広く見せるコツなどをご紹介します!
- 明るい色で統一する
- 家具は低めのものを選ぶ
- 生活感を出さない
- ガラスやミラーなどを使う
1.明るい色で統一する
ホワイトやベージュなど、明るい色には部屋を広く見せる効果があります。
また、カラーを統一する事で、スッキリとまとまった空間になります。
2.家具は低めのものを選ぶ
背の低い家具を取り入れて上の空間に余白を持たせると、開放感が出て広く感じます。
3.生活感を出さない
部屋に物をあまり置かないようにして余白を作ると、視覚的に広く見えます。
テーブルやソファに物が出しっぱなしになると狭く感じるので、持ち物はクローゼットなどに収納できる分だけにしましょう。
4.ガラスやミラーなどを使う
ミラーを置くことで、向こう側にも空間がある様に錯覚させることができます。
また、ガラスの透け感で部屋を広く見せる効果があります。
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