CONCEPT
部屋の中に開放的な
ランドリースペースが出現!?
最近、街中にコインランドリーをよく⾒かけませんか?
オシャレできれいなコインランドリーも多く、居⼼地のいい空間づくりに配慮されている気がします。もしそんな空間が家の中にもあったら、良くないですか?
実は家事の中でも「洗濯が好き」という⼈が意外に多いようです。
ある日用品メーカーが行った好きな家事に対するアンケート調査(首都圏在住 20〜60代 既婚女性・2023年 花王調べ)では、「⾷料品の買い物」に次いで「洗濯をすること」が第2位にランクインされています。
ただ、賃貸住宅だとスペースの制約もあり、狭くて奥まった空間で一人黙々と洗濯をやらざるを得ないのが実情……。そんな状況を変えるべく、この部屋を作りました。

洗濯のしやすさにこだわった
開放的なランドリースペース
今回紹介する「開放的ランドリーROOM」は、部屋の⼀画に広く、開放的なランドリースペースを作り、家族で快適な洗濯時間を楽しもうというもの。
部屋の中に⼊ると、最初に目につくのがアイランドキッチン。ステップフロアみたいに段が付いているのもオシャレですね。
そして右手にちょっと不思議な書斎スペース。
左手側を見ると、擦りガラス(実際はガラスではなく樹脂)の引き戸があり、それを開けると素敵なランドリースペースが現れます。とても余裕のある作りで、特大ミラーに洗面台が2つも!
これは朝の忙しい時間に助かりますね。
洗濯機を置く場所もゆとりがあり、スロップシンクは靴を洗ったり汚れ物の下洗いなどにとっても便利。長机はアイロンをかけたり、衣類を畳んだりするスペースとして使えそうです。
さらに太陽の光が降り注ぐサンルームも。
ここは部屋干しができるスペースを想定して、洗濯物を掛けられるバーやエアコンも設置されています。梅雨時でもエアコンを除湿にして、洗濯物に直接風を当てれば、きっとすぐ乾くでしょうね。
何よりこのサンルームが部屋全体を明るく、温かみのある雰囲気にしてくれています。この部屋全体に漂う、ゆったりのんびりした空気感が何とも素敵です。
開放的ランドリーROOMは
家族のコミュニケーションも
広げる部屋
この部屋での暮らしは、どこか心が安らぐ毎日が広がっている気がします。
たとえば、休日の朝。スズメの鳴き声と洗濯機が回る音で目が覚める。妻(今週の洗濯当番だ)は長机のイスに腰掛け、コーヒーを飲みながら雑誌を読んでいる。
僕(夫)は「おはよう」と言いながら、「洗濯ありがとう。終わったら⼀緒に干そうよ」と妻に話しかける。もし僕らに小さな娘がいたら「私もやる〜!」と笑顔ではしゃぎながら、⼀緒にやってくれるだろうか。
……と、こんな感じでしょうか?
この部屋なら、楽しい洗濯の時間がもっと心地よい時間になりそうです。
さらに明るく開放的なスペースだから、自然と家族の会話が生まれ、コミュニケーションも弾みます。

開放的ランドリーROOMは、これまでちょっと日陰な存在だったランドリースペースにスポットライトを当てたことで、楽しい洗濯をより楽しく、充実した時間に変えてくれます。
洗濯を通して家族の楽しい会話も広げてくれる部屋。
温もりあふれるかけがえのないひと時をぜひ、この部屋で過ごしていただきたいです。