ニッショーWebマガジン
ニッショーWebマガジン
TOP

ニッショーWebマガジン 不動産ならではのお役立ち情報をお届け!

ライフスタイル
2022.2.19

日当たりが良い家の方角は南向き?方角ごとの特徴やメリット・デメリットをご紹介!

「日当たりが良い」方角って何向き?

一般的に日当たりが良いといわれるのは南向きです。
北半球にある日本の場合、南から太陽が差し込む関係で、日照時間が長くなることが理由です。
そのため、一年を通して日当たりの良い南向きが一番人気ですが、メリットもあればデメリットもあります。
本当に自分に合う物件を見つけるために、南向きだけでなく、他の方角の特徴もご紹介します。

日当たりの良さと家賃の関係

日当たりの良さと家賃の関係は比例しています。
北向き→西向き→東向き→南向きと、日当たりが良くなる順に人気も高くなりますが、家賃も同じように、北向きが一番低く、南向きにかけて高くなる傾向があります。



LINEであなたにぴったりの新着物件をお届け!

方角の見方を知りたい!

そもそもお部屋の方角ってどこを見たら良いのでしょうか。

外からの光が取り込める一番大きな窓(主要採光面)のある方角となるので、一般的にはバルコニーまたはベランダのある方向となります。
バルコニーがない物件であれば、一番大きな窓がどの向きかで判断します。
この間取りの場合は、バルコニーが南側にあるので「南向き」です。


方角ごとの特徴

部屋の方角によって特徴は異なります。
普段選ばない方角のお部屋が意外と快適な場合もあるので、自分に合った方角を知っていると便利です。

南向き 一年を通して一日中、日差しが入りやすい。
日照時間が一番長い。
東向き 朝日が入り、午後には陰る。
日照時間は西向きと同じ。
西向き 朝は日が入らず、午後にかけて日が入る。
日照時間は東向きと同じ。
北向き 一日を通して日当たりは良くない。
日照時間は夏以外なし。

南向きのメリット・デメリット

【メリット】
・日照時間が長いため、部屋が暖かい。
・日中は電気をつけなくても部屋が明るい。
・冬でも暖房代や電気代が抑えられる。
・洗濯物が乾きやすい。
・カビが生えにくい。

【デメリット】
・日当たりが良すぎる。
・家具や床、本などが日焼けしやすい。
・遮光カーテンや、ベランダに庇などの日よけ対策が必要な場合がある。
・光が反射してテレビが見づらい。
・夏は室温が上がりすぎる。
・冷房代がかかる。
・他の方角と比べて、家賃が高い。
・南向きに道路があると、人目が気になってカーテンを開けられず、日当たりの良さを感じられないことも。

 

南向きがおすすめな人

・日中の在宅時間が長い人
・小さい子どもや高齢者がいる家庭
・明るい部屋で暮らしたい人
・ひなたぼっこでお昼寝したい人
・洗濯物の量や回数が多い人
・洗濯物は外干ししたい人
・寒がりな人                                                 


東向きのメリット・デメリット

        

【メリット】
・午前中の日当たりが良い。
・午前中は明るく、暖かい。
・朝の日差しで気持ちよく目覚められる。
・自立神経が整う。
・洗濯物を朝早くから干せる。
・夏の夜は比較的涼しい。
・南向きよりは家賃が安い。          

【デメリット】
・午後は日が当たらなくなる。
・午後には部屋が暗く、室温が下がりがち。
・朝日がまぶしくて目が覚めてしまう。
・洗濯物は早めに干す必要がある。
・洗濯物の量が多いと、午前中だけでは乾きにくい。
・冬の午後は寒い。

 

東向きがおすすめな人

・朝型の人
・太陽の光で気持ちよく目覚めたい人
・早起きしなくてはいけない人
・洗濯物は朝干したい人
・洗濯物は毎日、少量ずつ干す人
・暑がりな人


西向きのメリット・デメリット

【メリット】
・朝はゆっくり眠れる。
・午後からたっぷり日差しが入る。
・夕方まで明るく、暖かい。
・冬の暖房代を抑えられる。
・午後に洗濯物を干しても乾きやすい。
・夕焼けを楽しめる。 
・南向きや東向きよりは家賃が低め。           

【デメリット】
・午前中は日が入らない。
・午前中は暗く、室温が上がりにくい。
・朝に洗濯物を干しても乾きにくい。
・西日がきつい。
・西日が当たる部屋では植物を育てにくい。
・家具や床、本などが日焼けしやすい。
・夏の午後は暑く、冷房代がかかる。

 

西向きがおすすめな人

・朝が苦手な人
・朝はゆっくり寝たい人
・生活スタイルが夜型の人
・西日のきつさが気にならない人
・夕焼けなど景色を楽しみたい人
・洗濯物は午後から干したい人
・寒がりな人


北向きのメリット・デメリット

【メリット】
・人気が低い分、家賃が安い。
・競争率が低いため、気に入った物件に入居しやすい。
・設備などが同条件でも、他方角と比べて安い家賃で住める。
・家具や床、本などが日焼けしない。
・貯蔵や趣味の部屋に向く。
・夏は涼しく、快適に過ごせる。
・冷房代が抑えられる。
・日差しが弱く、眩しくない。
・北側の窓は明るさが一定で、逆光にならないので景色が綺麗に見える。       

【デメリット】
・日が当たらないため、室温が上がりにくい。
・北向きの寝室は寒い場合がある。
・洗濯物が乾きづらい。
・昼間も照明が必要な場合がある。
・冬は暖房代がかかる。
・カビが生えやすい。
・自立神経が乱れやすい。
・暗い部屋で気分が沈む可能性も。

 

北向きがおすすめな人

・日中はあまり家にいない人
・家賃を節約したい人
・日当たりの良さを気にしない人
・洗濯物は外干しせず、浴室乾燥機で乾かす人
・高層階に住む人
・カーテンを閉めていることが多い人
・紫外線に当たりたくない人
・暑がりな人

例えば、プライバシーを守るために在宅時もカーテンを閉めている一人暮らしの女性であれば日当たりは関係ない場合も。


洗濯物はいつ干す?生活パターンから考えてみる

あなたは洗濯物をどのように干しますか?
外干し?室内干し?
また、朝に干すのか、夜寝る前に干すのか。
毎日洗濯するか、数日分まとめて洗濯するかによっても違ってきそう。
そこで、ここでは洗濯物を干す場所と時間について考えてみました。

  おすすめ方位  
【外干し】朝に干して、帰宅後に取り込む 南向き◎ 西向き○
【外干し】ずっと家にいて、何度か洗濯する 南向き◎  東向き△ 西向き△
【外干し】帰宅後、夜寝る前に干す 東向き◎  南向き〇
【室内干し】室内物干やサンルームに干す 南向き◎  東向き△ 西向き△
【室内干し】浴室乾燥機を使ってお風呂場に干す 北向き◎  西向き〇
  • 【外干し】朝に干して、帰宅後に取り込む
    日照時間が長い南向きがおすすめ。ただ、取り込むのが、夕方以降の帰宅後なら、午後に日差しが長く当たる西向きも◯。
    東向きは午前中に一旦乾いた洗濯物が、帰宅する頃には冷えてまた湿ってしまうかも。
  • 【外干し】ずっと家にいて、何度か洗濯する
    朝から洗濯を始め、その後も何回か干す必要があるなら、やはり日照時間が一番長い南向きがおすすめ。ちなみに南向きの春と秋の日照時間は、東向き・西向きの2倍ほどもある。
  • 【外干し】帰宅後、夜寝る前に干す
    帰宅してから夜に洗濯機を回し、寝る前に干す場合は、毎日こまめに干し、かつ洗濯物の量がそんなに多くないなら東向きがおすすめ。
    一番早く日が差す東向きなら朝の早い時間にはほとんど乾いているかも。
  • 【室内干し】室内物干やサンルームに干す
    部屋の日当たり自体は良い方がいい。それに加えて、サーキュレーターなどで乾かすと効率的。
    サンルームやインナーテラスがあれば、洗濯専用に使えるので便利。浴室乾燥のように光熱費がかからないのも嬉しい。
  • 【室内干し】浴室乾燥機を使ってお風呂場に干す
    時間や天候、日当たりはまったく必要なし。朝でも夜でも、雪でもゲリラ豪雨でも、関係なく安心して乾かせる。デメリットは光熱費がかかること。ただ、とても便利なので、人によっては設備の必須条件かも。 どの方角でも良いが、この条件だけでみるなら、比較的家賃の安い北向きと西向きがおすすめ。

寝室にするなら何向き?間取り図をチェックしよう

ワンルームや1Kであれば、メインのお部屋が1つのため、お部屋の方角=日当たりの良さと考えてよいでしょう。
しかし1LDK以上の場合は、リビング以外の部屋についても、間取り図を見ておく必要があります。
単純に「南向き」という条件だけではわからないので、間取りの形も重要ですよ。
それぞれ良い点、悪い点はありますが、例として3つの間取りを紹介するので、考え方の参考にしてみてください。


①【北向きの寝室】
この間取りは「南向き」物件ですが、寝室になるのは北側の洋室。
よく見る形の間取りですが、寝室が寒い可能性があります。
北側の窓から入る光は、眩しく感じることがなく、物件によっては明るさも十分なことも。
その場合、昼間も読書などをしてゆっくり過ごせそうですが、寒さには要注意です。
エアコンは洋室にも付いているのかどうか、確認してみましょう。


②【北向きと南向き。お好みの方で!】
南側の洋室5帖を寝室にした場合、暖かく過ごせそう。
北側の洋室6帖を寝室にした場合、東側にも窓があるため、2方向から明るさが取り込め、さらに朝日も差し込んで快適に目覚められそう。
この間取りであれば、どちらでも良さそうですね。


③【南向きで、東側に窓がある寝室】
リビング・洋室ともに南向きで、日当たり・明るさ・暖かさは◎。
寝室にする洋室は、東側に窓があり、朝は日差しで気持ちよく目覚められそう。
直接バルコニーに出られるので布団も干しやすいでしょう。
ただ、夏はどこにいても暑すぎたり、本やインテリアが日焼けする可能性があるので、窓際に置くものには注意が必要です。


下見が大事!南向き=日当たりが良いとは限らない

これから部屋を探す方は、下見の際に気をつけるポイントをご紹介します。
南向きだからといって、どの物件でも日当たりが良いと思わず、実際に確かめてみることが大事です。


  • ・お部屋の明るさと日の入り具合
    下見の日が晴れなら自然光だけでどれくらい明るいか、雨なら照明が必要なのか、窓からの採光だけでも足りるのかをチェックしましょう。
    また、日当たりが良い場合は、部屋のどのあたりまで日が入ってくるのかや、室内の暖かさがどうかも気にしてみると良いですね。
  • ・バルコニー/ベランダの形状
    奥行きがあったり、庇(ひさし)の長さによっては、室内にそこまで日差しが入らないこともあるので、日差しの入り具合をチェックしましょう。
  • ・物件近くの建物について
    周囲に日差しを遮りそうな高い建物や、あまりに距離が近い物件がないかをチェックしましょう。
  • ・将来、物件が建つ可能性について
    たとえ今建っていなくても、日差しを遮りそうな場所にこれからマンションが建つ可能性のある土地がないかも見ておきましょう。

方角関係なく、日当たりが良い物件とは

方角以外にも、日当たりの良さに影響してくる条件もあります。
一般的に、日当たりの悪いとされている「西向き」や「北向き」でも気にならないほど明るかったり、逆に、間取りによっては「南向き」でもその恩恵が受けられないことも…。
ここでは3つの例を紹介しています。

  • 高層のマンション
    単純に、1階よりも2階・3階の方が日が入りやすいです。
    上にいくほど日差しを遮るものがなくなるからです。
    さらに10階以上の高層マンションであれば、どの方角でも日が入るため、北向きでも日当たりが良いことも。
    それどころか、他の方角だと日差しが暑すぎて北向きが一番人気な場合も。
  • リビングが2階にあるメゾネットタイプ
    せっかくの南向きでも、道路に面していると人目が気になり、カーテンが開けられずに日当たりの良さが感じられないことも。
    しかし、メゾネットタイプで、2階にリビングがあるような間取りなら、通行者と目が合わないので窓も開けられ、1階よりも日差しが入り込むので、明るいお部屋になりそうです。
  • 角部屋で窓が2つある
    角部屋で、窓が2方面にあると、たとえ北向きでも明るいことも。
    この場合、日が直接入らなくても採光が十分にあると考えられます。
    窓が2つあることで、お部屋が明るくなり、さらに風通しが良ければ洗濯物の乾きにくさや湿気などのデメリットも気になりません。

タグから探す「#10階以上の部屋」 名古屋市の「メゾネットタイプ」の物件を探す 名古屋市の「角部屋」のお部屋を探す

日当たりが悪い場合はどうする?

・カーテンやラグを白などの明るい色にする。
・照明を明るいものに替える。
・日当たりの悪さを活かしたインテリアにする。

例えば、オレンジ系の照明であれば、暗めのお部屋にも合いますよ。
お部屋が明るい必要がないという場合は、こういったインテリアにするのも良いですね。


日当たりの良さはお部屋選びの必須条件ではない

日当たりは良すぎても悪すぎても、暮らしに影響が出ます。
生活スタイルが夜型の人には、日当たりはそんなに重要でないことも。
日当たりの良い方角にこだわって部屋を探し、結果的に高い家賃を払うよりも、設備や周辺環境の整った北向きのお部屋の方が合っている場合もあります。
自分には、どれくらい日当たりの良さが必要なのか考えてみるといいかもしれませんね。

 

まとめ

【日当たりの良い部屋の方がよい人】
・寒がりな人
・テレワークなどで家にいる時間が長い人
・洗濯物の量や回数が多く、外に干したい人
・暗い部屋にいると気分が沈む人


【日当たりを気にしなくてもよい人】
・暑がりな人
・家は寝るだけという人
・洗濯物は外に干さない人


ニッショーなら方角ごとに検索ができる!

ニッショーなら、「南向き」「東向き」「西向き」「北向き」ごとに検索ができます!

名古屋市の「南向き」の物件を探す 名古屋市の「東向き」の物件を探す 名古屋市の「西向き」の物件を探す 名古屋市の「北向き」の物件を探す
 
  1. トップ
  2. お役立ち情報
  3. ニッショーWebマガジン
  4. 日当たりが良い家の方角は南向き?方角ごとの特徴やメリット・デメリットをご紹介!
ニッショーWebマガジン
ニッショーWebマガジン

愛知・岐阜・三重で51年間、地域密着の直営主義でたのしー部屋探しをご提供している「ニッショー」が運営するWebマガジンです。
お部屋探しのプロである不動産会社だからわかるイチオシ情報をお届けします!

ニッショー.jpで
愛知・岐阜・三重の賃貸物件を探そう!

PAGETOP