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2022.8.24

角部屋の人気の理由は?実際に住んだ人の体験談やメリット・デメリットをご紹介!

せっかく住むお部屋なら、窓がたくさんあって明るい「角部屋」!と思い浮かべる方も多いはず。今回は、たくさんのメリットの裏に隠されたデメリットを、実際に住んだ方の体験談と一緒にご紹介します。間取図だけでは見えてこない部分を内見時にしっかり確認して、理想的なお部屋を見つけましょう。


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角部屋の定義

まず、「角部屋」とはどんなお部屋なのでしょう。
角部屋には大きく分けて2種類あります。

●マンションやアパートの各階の端に位置するお部屋

●廊下が屈折している場合には、その屈折部分にあるお部屋

を指します。
角部屋は、片側だけに隣接する住戸があり、ほかの住戸と接する面積が少ないのが大きなポイント。
また、建物の端の住戸となるため、2面以上に窓を設けられていることも多いです。


人気の理由!賃貸物件で人気の角部屋に住むメリットは?

人気と希少価値の高い「角部屋」ですが、どんなメリットがあるのか見ていきましょう。

  1. 玄関前を人が通らない

  2. 日当たり・風通しが良い

  3. 中部屋より専有面積が広いことも

  4. 複数のベランダがついていることもある

  5. 中部屋との家賃の差額が2,000円くらい

  6. 生活音が気になりにくい


  • 1.玄関前を人が通らない
    マンションなどの集合住宅では、住人以外に配達員など不特定多数の人が共用廊下を通行します。
    共用廊下の一番端に位置する「角部屋」に住めば、基本自分や家族以外が玄関の前を通らないので通行人の足音が気になるということが軽減されそうです。
    また玄関ドアを開けた瞬間に通行人が!ということもないので、プライバシーを確保しやすくなります。
    しかしエントランスに一番近い角部屋や、エレベーターや階段の位置によっても異なりますので、内見の際にしっかりと確認しておきましょう。
  • 2.日当たり・風通しが良い
    角部屋では、正面と側面の2面に窓があることが多いので、日当たりが良く部屋が明るく感じられます。また窓が多いことによって、開放感があり部屋が広く感じられます。風通しも良くなり効率的に換気が行えます。
  • 3.中部屋より専有面積が広いことも
    角部屋は端に位置するため、中部屋に比べて専有面積が広く設定されているところも。その分収納や部屋数が多かったりと有効活用ができます。
  • 4.複数のベランダがついていることもある
    角部屋は複数方向にベランダが付いていることもあります。洗濯物を干す以外に、くつろぎスペース・家庭菜園など用途で使い分けられます。
    キッチンに勝手口がありベランダへと繋がっている場合は、ゴミ箱を置くスペースとして利用することも。(この場合、蓋があるものを選ぶとカラスに荒らされにくいです。)ただ、ベランダは共用部であるため、緊急時に通路を塞ぐような使い方はできないので注意が必要です。
  • 5.中部屋との家賃の差額が2,000円くらい
    角部屋は、中部屋に比べると希少価値が高いため値段が高くなりがちですが、差額はだいたい1,000円~2,000円くらいの物件が一般的の様です。物件によっては、その差額以上にメリットを得られ、快適に過ごせることも。新築物件ですべて空室の場合、角部屋から入居済みになる物件も多いようです。





  • 6.生活音が気になりにくい
    角部屋は、両側が他の住戸と接している中部屋に比べ、響いてくる隣人の生活音は半分に抑えられます。また自身の生活音で他人に迷惑をかけるリスクも軽減できます。

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角部屋ってどう?実際に住んだ方の体験談&アドバイス

まずは実際に住んだことのある方の体験談をご紹介。
部屋探しに対する譲れない点などを考えて、ライフスタイルに合ったお部屋を選ぶのがオススメです。

  • 30代男性

    ・『西側の角部屋だと西日がかなり入ってきて眩しい』ので、部屋の向きには注意した方がいいかもしれません。
    ・角部屋は人気が高く、最初に狙っていた角部屋は『迷っていたら入居済に』なってしまいました。

  • 20代女性

    ・1階の角部屋に入居していた時、『側面の窓を開けるとすぐにマンション専用の駐輪場』があったので、そこの窓はほとんど開けませんした。
    ・休日をのんびり過ごしたい私にとって『角部屋は静かで過ごしやすい』ので選んで正解でした!

  • 30代女性

    ・『東端の角部屋は、朝起きた時からとても明るい』です。朝日がたっぷりと入り、『冬でも午前中は温かく過ごせます』。
    ・ただ『冬は早めに洗濯物を干さないと乾きにくい』です。


おさえておきたい!賃貸物件で角部屋に住むデメリットと防犯対策

たくさんのメリットがある反面、デメリットも。工夫次第では、気にならないこともあります。今回は解決策も一緒にご紹介!

  1. 外の騒音が聞こえやすい

  2. 結露しやすい

  3. 部屋に挟まれていないため、冬は寒い

  4. 部屋に挟まれていないため、夏は暑い

  5. 犯罪の標的にされやすい場合がある


  • 1.外の騒音が聞こえやすい
    メリットでもあった日当たりが良い=窓が多い。その反面、壁部分が少ないので室外の騒音が気になる事も。
    ⇒防音対策をしたり二重サッシがあるかをチェックしておくと、抑えられるかもしれません。
  • 2.結露しやすい
    特に冬に多いのですが、暖房で温められた空気が窓から伝わり、冷気によって冷やされ窓ガラスが結露します。
    結露すると、窓ガラスや窓のパッキン、カーテンにカビが生えやすくなるので注意が必要です。
    しかし、角部屋だと結露しても換気がしやすいので、物件によっては気にならないことも。
    ⇒・結露がしにくくなるグッズを窓ガラスに貼る(結露防止シート・新聞紙など)
     ・必要以上に室温を上げない
     ・こまめに換気をする
  • 3.部屋に挟まれていないため、冬は寒い
    暖房でせっかく温まった室内の空気も、窓から外に逃げやすい。
    外気の気温に左右されやすい為、光熱費が高くなりやすい。
    ⇒・防寒対策がしっかりとしている厚手のカーテンに変える。 
     ・断熱シートを貼る。
     ・窓に隙間テープを貼る。
  • 4.部屋に挟まれていないため、夏は暑い
    日当たりが良い分、夏は室温が上がりやすい。
    ⇒・防寒対策でも挙げた「厚手カーテン」と「断熱シート」は夏でも効果が期待できるそう。
     ・熱い時間帯は遮光カーテンをすると、少しは改善されるかも。
  • 5.犯罪の標的にされやすい場合がある
    窓が多い分、外から不審者が入ってきやすくなるというデメリットも。また、角部屋は奥まった所にあるため、プライバシーを確保しやすいと同時に人目に付きにくいという点も。
    ⇒防犯対策をしてみると少し安心して過ごせるのでは?
     防犯対策の種類には、窓ロック・ シャッター・防犯アラーム・窓フィルム・防犯砂利・センサーライトなど
     があります。
防犯対策は「隙」を見せるな!一人暮らしの女性が気をつけるべきこと

賃貸物件における角部屋は、こんな人におすすめ!

角部屋にはさまざまなメリットやデメリットがあるけれど、感じ方は人それぞれ。より理想のお部屋が見つかる様に、向いている人・向いていない人の特徴をまとめてみました。

向いてる人 向いていない人
室内の明るさや開放感を重視する人 暑がり寒がりなど、温度変化に弱い人
隣人の音に敏感な人 とにかく家賃を抑えたい人
プライバシーを守りたい人 人からの視線が特に気になる人

【向いてる人】
●室内の明るさや開放感を重視する人
 ⇒ 窓が多い分明るさや開放感がある       

●隣人の音に敏感な人
 ⇒隣り合う部屋が1つの為、音が気になりにくい  

●プライバシーを守りたい人
 ⇒玄関前を通る人が少ない
           

【向いていない人】
●温度変化に弱い人
 ⇒部屋に挟まれていないため暑いor寒い     

●家賃を抑えたい人
 ⇒希少価値が高いため、家賃が高くなりやすい  

●人からの視線が特に気になる人
 ⇒窓が多い分、外からの視線が気になる     


最上階角部屋と1階角部屋の違い

同じ角部屋でも階数が変われば大きな違いが!ここでは1階と最上階で比べてみます。

最上階角部屋のメリット・デメリット

メリット デメリット
見晴らしもよく開放感がある 夏の暑さ、冬の寒さが一番さらされやすい
部屋の前を行きかう他人の足音や、上下・隣室からの騒音といったストレスが少ない 屋上から空き巣が来る恐れがある
他の部屋と間取りが違ったり、大きなルーフバルコニーが付いていたりと、特別感がある 他のお部屋に比べて家賃が高い

【メリット】
●見晴らしが良く開放感がある
●最上階の為、隣人の騒音といったストレスが一番少ない
●他の部屋と間取りが違ったり、大きなルーフバルコニーが付いていたりと、特別感がある

【デメリット】
●最上階なので、暑さ寒さに一番さらされやすい
●屋上に登った空き巣が、最上階に侵入する恐れがある
●希少価値が高いので、他のお部屋に比べて家賃が高い

1階角部屋のメリット・デメリット

メリット デメリット
子どもが騒いでも隣人に迷惑をかけにくい 空き巣の被害に遭いやすい
駐車場から近いので荷物を運ぶのが楽 人通りが多い場所だと、人目や騒音が気になる
家賃が安めに設定してある 外に洗濯物を干しにくい

【メリット】
●下階の住人が居ないのと、隣り合う部屋が少ない為、子どもが騒いでも迷惑をかけにくい
●駐車場から近いので荷物を運ぶのが楽(駐車場がテラス側にある場合、玄関まで行かなくてもテラスからそのまま荷物の受け渡しができる事も)
●2階以上に比べて家賃が安めに設定してある

【デメリット】
●道路からの距離が近いため、空き巣の被害に遭いやすい
●人通りが多い場所だと、人目や騒音が気になる
●道路から目に付くため、外に洗濯物を干しにくい


角部屋を内見する際の3つのポイント

  • 窓の位置
    角部屋は2面以上に窓がある事が多いので、家具の配置に悩んでしまうことも。どこに何を置きたいか想像しながら内見すると、失敗が少なくなりそうです。
  • エレベーターや階段の位置
    自分の住む部屋の反対角にエレベーターや階段がある場合は、部屋までの距離が長くなるので大変かもしれません。逆に自分の部屋の前にエレベーターや階段があると、そこに人が集まるのでプライバシーを確保しにくくなります。
  • 道路や隣接する建物からの視線
    角部屋だと外からの視線が気になることもあります。植栽やブロック塀があるかなど部屋からの眺めもしっかり確認しておきましょう。

ニッショーなら角部屋を便利に検索できる

ニッショーなら、角部屋の物件を探すことができます。
また、エリアは「愛知県」「岐阜県」「三重県」に変更することもできます。


よくある質問

1階の角部屋に住むのは怖いですか?

1階は「ベランダから簡単に侵入できる」「もし見つかっても逃走しやすい」という点から、2階以上の階より不審者に遭遇する可能性が高いと言われています。もし1階に住むのであれば、物件を探す際に「治安の良いエリアにある」「明るく、人通りの多い道路に面している」など立地に注意が必要です。また、防犯カメラやシャッター雨戸などの設備があると安心かもしれません。

角部屋は寒いですか?

両隣に部屋がある中部屋と違って、角部屋は片方にしかお部屋がありません。なので、両隣が挟まれていない分外気の影響を受けやすく、中部屋よりも寒さを感じやすいかもしれません。

1階のお部屋は後悔しますか?

人によって向き不向きがあります。

1階の角部屋がオススメなのは
●とにかく家賃を抑えたい
●防犯性より利便性を重視
●洗濯物は部屋干しがメイン
という方。

逆に
●防犯性を重視したい
●洗濯物を外に干したい
●物音に敏感
●虫が苦手
という方は1階は避けた方がいいかもしれません。
 
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