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2022.3.16

賃貸物件は防音対策が重要に!おうち時間を快適にする部屋探しのポイントとは

近年、新型コロナウイルス感染症予防や働き方改革の観点から、自宅でのテレワークが増えてきました。通勤時間の短縮などプラスの面は多くありますが、自宅時間が増えたことにより、これまでの生活では気にならなかった生活音を気になるようになりました。

そのため、今住んでいる家の防音性を考え直したり、対策を考えたりする方も増えています。
音の対策といえば、防音の部屋を探さなければいけないと思いがちですが、実は部屋の選び方や生活の工夫でできることはたくさんあります。
引っ越しを考えている方に向けた防音重視の部屋探しのポイントと、今の自宅でできる防音対策を紹介します。


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【防音対策の基礎】気になる生活音の種類を知ろう

聞こえる生活音には「空気伝播音」と「固体伝播音」の2種類がある

実は、音漏れには種類があります。
音の種類によって漏れ方が違うため、どんな漏れ方をするのかを知っておくことで対策がしやすくなります。

 

空気伝播音

空気の振動が原因で発生します。話し声やペットの鳴き声など、空気の振動が遮断仕切れないと聞こえやすい音です。
空気が漏れないようにしたり吸音できる障害物を増やすことで対策できます。

 

固体伝播音

物に振動が伝わることが原因で発生します。足音やドアの開け閉めなど、床や壁に振動が伝わってしまうと聞こえやすい音です。
振動を減らす工夫と振動が伝わりにくくする工夫で対策できます。


賃貸物件でもできる防音対策~壁編~

家具の配置を変える

今住んでいる部屋の家具の配置を変えるだけでも防音対策になります。
実は家具は音を吸収してくれるありがたい存在です。音が伝わりやすい隣室側の壁に家具を置くだけでもOKです。
さらに、家具と壁の間に段ボールを挟んだりするのも効果的です。
また、話し声が隣室側に向かないようにインテリアの配置を変えることも有効です。ソファーを窓向きに置くことで、話し声が外に向くようにするなど、音を人のいない方向に向けることをお勧めします。

防音パネルや吸音材を使用する

家具の配置では十分でない場合は、防音パネルや吸音材などの専門の商品を使用してみてください。特に空気伝播音に対して有効です。
しかし、賃貸の場合は原状回復が必要なため、注意が必要です。壁や床を傷つけない商品かをしっかり確認し、退去の時にキレイに戻せるようにしましょう。


賃貸物件でもできる防音対策~床編~

スリッパを履く

足音が伝わりやすい物件ではスリッパを常用することをお勧めします。普通のスリッパを使用していても足音が響いていることがあります。可能であれば防音機能が付いたスリッパを使用するとベストです。
足音は自分が意識するよりもずっと響きやすい音です。スリッパを使用していても意外と響いていることがあるため、歩き方の工夫も必要です。足の付け根やつま先から、静かに着地させることを意識しましょう。

ラグや吸音マットを使用する

子どもがいる場合やもっと防音性を高めたい場合は、ラグやカーペットを使用するようにしましょう。
吸音マットなど音を響きにくくする専用のグッズもあるので、ぜひ活用してみてください。
また、冷蔵庫などの振動音が気になりやすい家電の下にマットを敷くことも効果的です。


賃貸物件でもできる防音対策~窓編~

カーテンを防音のものにする

話し声や外からの音などの「空気伝播音」は窓からが一番伝わってきます。そのため、窓を覆うカーテンを防音性の高いものにするだけで音の伝わり方が大きく変わります。
周囲からの音が気になる場合は試してみてください。


防音対策におすすめの部屋探しの条件

「音が気になるなら防音の部屋に住まないといけない」と思われがちですが、実は工夫次第で一般的な物件でも十分な防音効果が得られます。
そもそも防音の部屋を探すと、楽器OKなどの完全防音の物件が多く、オーバースペックになることも。
外からの音を防ぎやすく自分の音を漏らしにくい条件を選ぶことが大切です。

建物構造は鉄筋系を選ぶ

マンションによって差はありますが、建物の構造では遮音性の高い鉄筋系がおすすめです。
物件情報の構造が「鉄筋コンクリート造(RC造)」「鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)」となっているものが鉄筋系です。
木造や鉄骨造よりも壁の間に空洞ができにくいことが特徴で、空洞がなければ「空気伝播音」が伝わりにくいため、隣の部屋に音が伝わりづらくなっています。

角部屋やメインの部屋が隣室に接していない部屋を選ぶ

隣の部屋と自分がメインで生活する部屋がなるべく接していない構造の物件を選ぶことも重要です。音が伝わる壁が少なければ少ないほど音は伝わりにくくなります。
代表的なのは「角部屋」ですが、角部屋でなくてもマンション内の階段に接している部屋など、メインの部屋の音が伝わりにくい構造の場合があります。Webサイトの情報だけでは判断ができないことが多いので、内見で部屋を見るときに隣の部屋との位置関係を確認することが有効です。

隣室との間が収納スペースか水回りになっている部屋を選ぶ

角部屋に住むことが難しい場合は、隣の部屋との間になるべく隔てるものが多い部屋を選ぶことをお勧めします。
隔てるものとは、クローゼットなどの収納スペースやトイレ・バスルームなどの水回りが挙げられます。部屋同士の間にクローゼットがあるだけでも音を吸収してくれるので、位置をよく確認しましょう。

上の音が気になるなら最上階、自分の音を気にするなら1階を選ぶ

上の階の人の生活音が気になる方は、最上階をお勧めします。ただし、音が気にならない分、自分が発する音への配慮が薄れる場合があります。自分が発する音には十分注意するようにしてください。
また、小さい子どもがいる方など、足音が気になる場合は1階を選びましょう。1階で防犯が気になるのであれば、1階が店舗や駐車場になっている建物の最下層を選ぶようにしてみてください。


ここだけは抑えてほしいチェックポイント

他の部屋との位置関係をしっかり確認

防音対策では、建物内のどの位置に部屋があるのか、どの向きをしているのかを把握することが非常に大切です。実際に住んだことを想像しながら、どこから音が漏れそうか、響いてきそうかを推測しながら内見することだけは忘れないようにしてください。
上下の部屋と同じ構造になっている場合は、生活スペースが近くなるため音が響きやすくなります。
既に置く家具や家電が決まっている場合は、置いた時にどうなるかまで想像できるとベストです。


防音対策をして自宅時間を快適に

これまで紹介したように、防音対策は部屋探しでできることと入居後にできることがあります。
ちょっとした工夫でも音の伝わり方は変わってきます。対策をきちんとすることで快適な生活を送れるようにしましょう。
愛知・岐阜・三重のお部屋探しはニッショー.jpにお任せください!

 
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