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2023.3.29

ベランダで始める家庭菜園!初心者でも簡単に育てられる野菜とは?

おうち時間が増えたことにより、家庭菜園を始めた人も多くいるのではないでしょうか。
その中でも、ベランダ菜園は、初心者でも手軽に始められることから特に人気があります。

そこで今回は、ベランダ菜園を始めるポイントやおすすめの野菜、注意点などを詳しくご紹介します。


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ベランダで家庭菜園を始める前に確認すること

ベランダで家庭菜園を始めるには、事前にいくつかのポイントを確認する必要があります。

  1. アパート・マンションの規約を確認する

  2. 日当たりが良いか確認する

  3. 風通しが良いか確認する

  4. ベランダの手すりの種類を確認する

  5. ベランダの面積がどのくらいか確認する

  6. ベランダの水はけを確認する

  7. ベランダの強度を確認する

1.アパート・マンションの規約を確認する

ベランダで家庭菜園を始めるには、アパート・マンションの規約を確認することが重要です。
規約によっては、植物の種類や栽培方法、鉢やプランターの使用に関する制限が設けられている場合もあります。

規約に違反してしまうと、他の入居者や管理会社とトラブルになる可能性もありますので、事前に確認しておきましょう。

2.日当たりが良いか確認する

植物は光合成によって生命を維持しているため、十分な日光が必要となります。

ベランダで家庭菜園をする際は、ベランダ周辺に日光を遮る障害物がないか確認することが重要となります。
日光を遮る障害物には、建物や壁、柵、隣のベランダに置かれた物や植物などが挙げられます。

ベランダの方角も確認しておこう

ベランダの方角によって日当たりは大きく異なります。
植物は通常、午前中に光合成を行うため、午前中から長時間日が入る南または東向きのベランダが植物の成長を促すことができます。

南向きのベランダ 一日を通して日当たりが良い
東向きのベランダ 朝方から午前中にかけて日当たりが良い
西向きのベランダ 午後から日当たりが良くなる
北向きのベランダ 一日を通して日当たりが良くない
日当たりが良い家の方角は南向き?方角ごとの特徴やメリット・デメリットをご紹介!
 

日当たりが少ない場合

・台を設置し、鉢やプランターを高い位置に置くなどして、植物に日光が当たる時間を少しでも確保する
・日差しが弱くても育つ野菜を選ぶ

3.風通しが良いか確認する

野菜を育てるには、日当たりと同様に風通しも重要な要素です。
風通しが悪いと湿気がたまり、病気やカビの原因になり、害虫の発生率も高くなります。

 

風通しが悪い場合

・風通しの良い場所に鉢やプランターを移動させる
・鉢やプランターの下にレンガなどを敷いて、底を床面から浮かせて空気の通り道を作る
・隣同士の葉が触れないように適度なスペースを空けて、風通しの良い環境を作る

4.ベランダの手すりの種類を確認する

ベランダの手すりの種類によって、日当たりや風通しは変わってきますので、手すりの環境についても考慮する必要があります。

  • 格子状
    手すりが格子状の場合は、日当たりが良く、風通しも良いので、ベランダ菜園に向いていると言えます。
  • コンクリート壁
    手すりがコンクリート壁の場合は、安全性は高いですが、日当たりや風通しは悪くなる可能性が高いです。

5.ベランダの面積がどのくらいか確認する

ベランダで家庭菜園をする際、ベランダの面積がどのくらいか知ることはとても重要です。
どの程度の量の植物を育てることができるか、また、植物の種類を決定するのにも役立ちます。

6.ベランダの水はけを確認する

ベランダに排水溝があるかどうか、水はけが良いかどうかも確認が必要です。

排水溝がないと雨水や水やりの際に使用した水が溜まってしまいます。
水が溜まると、根腐れが起こったり、植物が病気にかかりやすくなります。

水はけが悪い場合は、鉢やプランターに石や砂を敷き、水はけを良くする必要があります。

7.ベランダの強度を確認する

植物が成長すると、プランターや鉢にはかなりの重量が加わります。
また、水を含んだ土も重くなります。

ベランダの強度によっては、階下の入居者に迷惑がかかるため、ベランダの床がどれくらいの重さまで耐えられるか、確認する必要があります。


ベランダで家庭菜園をする際、準備するもの

 

・鉢やプランター
・土
・鉢底石
・鉢底ネット
・肥料
・薬剤
・軍手
・ハサミ
・じょうろ

  • 鉢やプランター
    家庭菜園で使う鉢やプランターは、野菜がしっかりと育つように、大きめで深さのあるものを選ぶようにしましょう。

    土が入ると重くなるため、軽い物がおすすめです。また、水はけの良いものを選ぶと根腐れを防ぐことができます。
  • 野菜を育てるには、土の質はとても重要となります。
    基本となる用土や肥料が配合された「培養土」は、一般的な野菜に適しており、そのまま使うことができるので、とても便利です。
  • 鉢底石
    鉢底石をプランターの底に敷くことで、通気性や排水性が良くなり、根腐れを防止できます。
    ただし、過剰に敷き詰めると逆に水はけが悪くなるため、注意が必要。

    最近では、通気性が良いプランターも多いため、必ずしも鉢底石を使う必要はありません。
    しかし、水はけが悪い場合は、鉢底石を使用することが有効な方法の一つです。
  • 鉢底ネット
    鉢底ネットは、プランターの一番下に敷くネットのことで、害虫の侵入を抑制したり、底の穴から土が水と一緒に流れるのを防ぐ役割があります。

    さまざまな形や素材がありますので、使用する際はプランターのサイズや種類に応じて選ぶようにしましょう。
  • 肥料
    肥料を使用することで野菜の成長を促し、収穫量を増やすことができます。
    肥料には、種や苗を植える前に行う「元肥(もとごえ)」と、成長の途中に与える「追肥(ついひ)」の2種類があります。

    どちらも過剰に使用すると、植物にダメージを与えてしまうため、注意しましょう。
    育てる野菜に応じて、適切に使用することが重要です。

  • 薬剤
    大切な野菜を害虫から守ってくれる薬剤があると安心です。
    野菜の種類によって使用頻度は異なります。用法と用量をきちんと確認してから使用するようにしましょう。
  • スコップ
    スコップは、種を植えたり、土を整えたりするときに必要となるため、家庭菜園には欠かせません。
    プランターの大きさや作業内容に応じたサイズのスコップを揃えることで、作業が捗ります。
  • 軍手
    野菜を作る作業では、虫を取り除いたり草むしりをする必要があります。
    その時に、手が汚れてしまったり、怪我をする場合もあるため、軍手があると便利です。
  • ハサミ
    野菜を収穫する時などに役立つ園芸用のガーデニングバサミは、一般的なハサミよりも枝や茎がきれいに切断できます。
    硬い枝や太い茎は、園芸用のガーデニングバサミでは切れないこともありますので、厚みのある剪定バサミがおすすめ。
  • じょうろ
    水やりをする時に、じょうろが必要となります。
    じょうろの注ぎ口には「ハス口」と「細口」の2タイプがあります。それぞれの特徴を見ていきましょう。

【ハス口】

「ハス口」のじょうろは、シャワー状に水が出るタイプです。
水圧が低く、柔らかい水流で植物にまんべんなく水を与えることができるため、家庭菜園にはぴったり。

葉や根へのダメージを抑えて水やりもできます。
種まき直後には、「ハス口」タイプがおすすめです。

【細口】

「細口」のじょうろは、水が出る面が細く水差し代わりに使えるタイプです。
ピンポイントで水をあげることができるため、小さい鉢や室内にある植物など、水やりをする範囲が限られている場合には、細口タイプがおすすめです。

水圧が高いので、根元までしっかり水が届きます。

「ハス口」と「細口」のじょうろは、育てる植物によって使い分けるのも一つの方法です。その場合、注ぎ口が取り外しできるじょうろだと便利。


その他、必要に応じて買い揃えるもの

育てる野菜によっては、苗を支えるために使用する「支柱」や害虫から野菜を守るために張る「防虫ネット」なども必要になります。
必要に応じて買いそろえましょう。


プランター栽培におすすめ!初心者でも育てられる野菜やハーブはなに?

ベランダなどの省スペースで家庭菜園をする際、主にプランターを使います。
ベランダで育てやすい、家庭菜園初心者におすすめの野菜やハーブをご紹介します。

初心者におすすめ!人気野菜7選

  植えつけ時期 収穫時期
ミニトマト 4~5月 6~8月
ナス 4/下~5/中 6~10月
ピーマン 5/上~6/上 6/下~9/上
きゅうり 4/中~5/上 6月~8/中
枝豆 4~5月 7/下~8/下
小松菜 3~10月 1ヵ月~2ヵ月
リーフレタス(サニーレタス) 3~4月または9~10月 5~6月または10~11月
オクラ 5/下~6/初 7~9月
  • ミニトマト
    家庭菜園といえばミニトマトと言われるほど、人気の野菜です。
    小ぶりで赤い実が可愛らしいミニトマトは、栄養満点の野菜で、サラダに入れたり、お弁当に添えたりと、様々な場面で使えてとても便利。

    初心者でも挑戦しやすく、場所を取らないので、プランターでも比較的簡単に栽培できます。
  • ナス
    ナスは、夏の暑さや湿気にも比較的強く、初心者でも育てやすい野菜として有名です。
    炒めても、焼いても、蒸してもおいしいナスは、幅広い用途に使うことができます。

    ナスは「水で育てる」と言われるほど、水を多く必要とする野菜です。
    水やりを頻繁に行う必要があるため、たくさんお世話をしたい方に向いています。
  • ピーマン
    ピーマンは、病害虫や夏の暑さに強い野菜なので、初心者でも栽培しやすい野菜です。
    高温を好むため、日光がよく当たる場所で栽培するのがポイント。
    湿気に弱いので、適度な水やりは必要ですが、与えすぎにならないよう注意が必要。

    温度管理や水やりなどのポイントをおさえておけば、どんどん実がなってたくさん収穫することができます。
  • きゅうり
    みずみずしくて美味しいきゅうりは、家庭菜園で人気の野菜です。
    初心者でも育てやすく、たくさん収穫することができます。

    乾燥に弱いきゅうりは、水が足りないと、ツルの伸びが悪くなったり、葉っぱが枯れてしまい、実が大きく育たなくなります。
    水切れを起こさないように注意しましょう。
  • 枝豆
    枝豆は、あまり水やりや肥料を必要としないため、初心者にもおすすめ。
    また、他の野菜と比べて病気にも強く、失敗が少ない野菜でもあります。

    収穫後は、お酒のおつまみや子どものおやつにもなります。

  • 小松菜
    小松菜は、真冬を除けば、ほぼ一年中楽しめます。
    成長が早いため、栽培期間が短く、早く収穫したい人におすすめ。

    3月~10月と幅広く植えつけができますが、小松菜には虫がつきやすいので、秋に植えることで害虫を減らすことができます。
    小松菜は、栄養価が高く、毎日のおかずはもちろん、スムージーにもおすすめの野菜です。
  • リーフレタス(サニーレタス)
    リーフレタス(サニーレタス)の植えつけ時期は、3月~4月と9月~10月の年2回可能です。
    小さなプランターでも栽培でき、苗からだと約30日で収穫できるので、初心者でも簡単に育てることができます。

    外側の葉から必要な分だけ収穫し、すぐに食卓に出すことできるので、いつでも新鮮な状態で食べることができます。
  • オクラ
    熱帯生まれのオクラは、夏の暑さに強く、猛暑日が多い日本でも育てやすいのが特徴です。
    また、病害虫にも強く丈夫な野菜なので、初心者にもおすすめの夏野菜になります。

    夏に旬を迎えるオクラは、栄養価が高く、ビタミンやミネラルが豊富に含まれています。また、ネバネバ成分に含まれる食物繊維は、生活習慣病の予防やお通じの改善にも役立ちます。

初心者におすすめのハーブ4選

  植えつけ時期 収穫時期
バジル 4~6月 7~10月
パセリ 4~5月または9~10月 6月~翌年の5月頃まで
シソ 4~5月 6~11月
ミント 3~6月または9~11月 4~10月
  • バジル
    パスタやピザとの相性が良く、イタリア料理にはなくてはならないハーブの一つがバジル。

    40℃を超える夏の暑さには耐えられる一方、冬の寒さには弱い植物です。気温が10℃を下回ればすぐに枯れてしまいますので、注意が必要。
    乾燥には弱いため、土の表面が乾いた頃を目安に、たっぷりと水を与えてあげると育ちます。
  • パセリ
    パセリは、暑さ・寒さに強く、日当たりの良いところで育てると、色鮮やかで香りの良いパセリになります。
    また、一年中栽培できるほど丈夫な性質をしています。
    しかし、真夏の様な強い日差しで長時間栽培してしまうと、葉が硬くなってしまうので要注意。
    柔らかい葉にするためには早摘みするか、半日陰の場所で管理した方が良いでしょう。

    料理の彩りとしてのイメージが強いパセリですが、ビタミンやカルシウム、ミネラルなどが豊富で、 栄養価が非常に高い植物です。
  • シソ
    シソは、ベランダでもプランターが置けるスペースがあれば簡単に育てられ、初心者でもたくさんの収穫が見込めます。
    パセリ同様、真夏の日差しは葉を硬くしやすいため、半日陰の場所で育てましょう。

    採れたてのシソは香りが良く、そのまま刻んでサラダやお豆腐に添えたりと、料理のアクセントにとても便利な食材です。
  • ミント
    ミントは、清潔感のあるすっきりとした香りが特徴で、お茶や料理、芳香剤や歯磨き粉など、幅広く利用されています。
    耐寒性、耐暑性がある丈夫なハーブのため、初心者でも簡単に栽培できます。

    日当たりと風通しの良い場所を好みますが、日差しが強いと葉が枯れてしまうため、真夏は半日陰に移してあげましょう。
    また、乾燥に弱いので、水は切らさないように注意が必要です。

日当たりが悪いベランダでも育つ野菜は?

ベランダで家庭菜園をする際、太陽の光は欠かせないものですが、日陰でも美味しく育つ野菜もあります。
日当たりの悪いベランダでも育てられる野菜をご紹介します。

野菜が育つ日照特性

野菜が育つ「日照特性」は、3種類に分類されます。

陽生植物 一日中(6時間以上)直射日光が当たることを好み、日陰では育たない
半陰生植物 半日(3~4時間)くらい直射日光が当たることを好み、木漏れ日程度の日照が一日中あれば育つ
陰生植物 直射日光の当たらない半日陰から日陰を好み、一日1~2時間の日照でも育つ

ベランダの日当たりに合わせた野菜を選ぼう

ベランダで家庭菜園をする際、野菜が育つ特性を理解することが大切です。
日当たりが悪いベランダは、下記の「半陰生植物」か「陰生植物」を選ぶと良いでしょう。

陽生植物 半陰生植物 陰生植物
トマト イチゴ ミツバ
ピーマン ほうれん草 シソ
ナス 小松菜 ニラ
キュウリ カブ セリ
オクラ レタス類 みょうが
トウモロコシ 春菊  
スイカ パセリ  
カポチャ ジャガイモ  
大根 サトイモ  
エンドウマメ ショウガ  
インゲンマメ アスパラ  
サツマイモ ネギ  

虫がつきにくい野菜とは?

ベランダ菜園は手軽に始められるが、野菜を育てる時に悩みの種になるのが害虫です。

虫が苦手な人にとっては、大きな問題ですよね。
そこで「虫がつきにくい野菜」をご紹介します。

虫が好む野菜は?

「一生懸命育てた野菜を、収穫を迎えるころにボロボロにかじられてしまった」ということはよくあると思います。

では、「虫がつきにくい野菜」をご紹介する前に、まずは虫が好む野菜は何かを見ていきましょう。

【虫は「アブラナ科」の野菜に近寄ってくる】

害虫がつきやすい野菜に共通しているのは「アブラナ科」であることです。

「アブラナ科」の野菜には、
・小松菜
・キャベツ
・白菜
・大根
・ブロッコリー
・カブ
・水菜
などがあります。

こういった野菜を育てていると無条件で虫が近寄ってきやすくなります。

虫がつきにくい野菜は?

では、次に「虫がつきにくい野菜」にはどんな種類があるのでしょうか?

【虫がつきにくい代表的な野菜は「キク科」】

逆に虫がつきにくいのは「キク科」の野菜になります。

「キク科」の野菜には、
・きゅうり
・リーフレタス(サニーレタス)
・春菊
・ゴボウ
などがあります。

このような野菜なら虫がつきにくいので、虫が苦手な人でも育てやすいのではないでしょうか。


ベランダ菜園をする際の注意点やマナー

ベランダ菜園をする際、近隣住民やアパート・マンションの他の入居者に迷惑がかからないよう、マナーをしっかり守る必要があります。

トラブル防止のための注意点やマナーを見ていきましょう。

  • 避難経路をふさがない

  • 臭いに注意する

  • ベランダから物を落下させないようにする

  • ベランダの排水溝はこまめに掃除する

  • 避難経路をふさがない
    アパートやマンションのベランダは、地震や火災など、いざという時の避難経路として使用されます。

    家庭菜園では、鉢やプランターをたくさん使う場合があると思います。
    上下階をつなぐ避難用はしごや隣室との境となる壁など、非難の妨げになる場所には、物を置かないようにしましょう。
  • 臭いに注意する
    家庭菜園で使用する肥料には独特な臭いがあり、他の部屋に臭いが流れていく可能性があります。

    特に有機肥料は、油粕や魚粉、鶏糞など、植物性または動物性の有機物を原料にした肥料となるため、臭いがきつく、人によっては耐え難い悪臭となります。

    臭いの少ない肥料を選ぶことで、近隣住民とのトラブルを避けることができるでしょう。
  • ベランダから物を落下させないようにする
    ベランダの柵の上に鉢やプランターを置くことは絶対にやめましょう。
    また、ベランダの手すりに鉢やプランターをひっかける場合は、ベランダの内側に掛けるようにしましょう。
    ベランダの外側に掛けたり、柵の上に置いたりすると、強風で飛ばされたり、落下する危険性があり、取り返しのつかない事態になりかねません。

    水やりの時も、水滴が階下に落ちてしまうと迷惑になってしまうので、十分注意しましょう。
    水以外にも、葉っぱや花、実なども落下しないよう、配慮することが重要です。

    家庭菜園をベランダで行う場合、自分のベランダ内ですべて収まるようにすることが大切です。
  • ベランダの排水溝はこまめに掃除する
    ベランダの排水溝は、雨水や水やりの際に出た水を流すのにとても大切な箇所となります。

    葉っぱや土などが排水溝に溜まってしまうと、排水の妨げとなり、隣のベランダに水が流れ込んでしまうことがあります。

    排水溝が詰まらないよう、こまめに掃除をするようにしましょう。

室内でも家庭菜園を楽しむ方法

「ベランダやお庭がないから、家庭菜園はできない」もしくは「マンションの規約でベランダ菜園ができない」など、屋外でしか家庭菜園はできないと思っていませんか?
室内でも家庭菜園は楽しめます。どのような方法があるのか見ていきましょう。

サンルームで家庭菜園を楽しむ

サンルームは、太陽の光が良く当たるようになっているので、家庭菜園におすすめの場所となります。
ただし、夏のサンルームは温度が上昇するため、植物が枯れないよう注意する必要があります。
また、水やりの際の水はけも考えなくてはいけません。

インテリアとしても利用できるプランター菜園

日光がそれほどなくても育つ野菜を、室内でプランター栽培するのもおすすめ。

インテリアとしても利用できるプランター菜園は、主婦層や女性に人気となっています。

室内でもすくすく育つハーブやミニ野菜などがおすすめで、初心者でも手軽に挑戦できます。

水耕栽培で楽しむキッチン菜園

キッチン菜園では、土を使わず水で育てる「水耕栽培」がおすすめ。

キッチンのカウンターやダイニングテーブルなど、小さなスペースでも野菜を育てることができます。
また、手が汚れず衛生的で、雑草の除去や虫の心配も不要。

初心者でも気軽に挑戦できる水耕栽培にはさまざまな「水耕栽培キット」がありますので、ぜひチェックしてみてください。
栽培したい野菜、置けるスペースに合わせて選ぶようにしましょう。

愛知県で「カウンターキッチン付き」の部屋を探すならニッショーで

室内で簡単にできる再生野菜「リボベジ」に挑戦する

【再生野菜「リボベジ」とは?】

「リボベジ」とは、リボーンベジタブルの略で、再生野菜という意味になります。
普段捨ててしまいがちな野菜の根っこやヘタなどを使って再び栽培することです。

再生栽培できる代表的な野菜には、豆苗、ネギ、人参、大根、キャベツなどが挙げられます。

「リボベジ」は、水に浸けるだけで、葉っぱや茎が生長していくので、初心者でも気軽に楽しむことができます。

また、お皿やコップ、プラスチック容器などで育てることができるので、鉢やプランターがなくても始められます。

さらに、キッチンや窓際など、ちょっとしたスペースで栽培でき、不要な部分を使うのでエコにもなりますし、ゴミが減るメリットもあります。

容器の水はこまめに交換しないと、カビが生えたり腐ってしまうこともあるので注意しましょう。


ニッショー社員に聞いた!家庭菜園についての体験談

家庭菜園の経験があるニッショー社員に体験談を聞いてみました。
ぜひ参考にしてみてください。

 

家庭菜園を始めたきっかけは?

・自分が土いじりが好きだったから
・義理の母が庭いじりが好きだったから
・家族が家庭菜園が好きだったから
・子どもができて、野菜を育てる経験をさせてあげたかったから
・子どもの夏休みの宿題で始めた
・子どもが野菜を作ってみたいと言ったため
・趣味で始めた
・家にお庭があったから

 

家庭菜園で大変なことはなに?

・雑草の除去が大変
・毎日の水やりと水道代
・台風時の対策が大変
・きちんとした土を使わなければならない
・季節ごとの土の肥料補給
・収穫後の処理が大変

 

家庭菜園で何を作ったことがある?

1位:トマト、ミニトマト
2位:きゅうり
3位:すいか 
4位:オクラ 
5位:ネギ
5位:大葉
5位:ナス

<その他>
イチゴ・ゴーヤ・じゃがいも・にんにく・パセリ・ブルーベリー・青唐辛子・大根

ニッショー社員に「家庭菜園で作ったことがある野菜」を聞いたところ、1位はやはり「トマト、ミニトマト」でした。
2位以降は、「きゅうり」「すいか」「オクラ」と続き、「ネギ」「大葉」「ナス」は同率の5位でした。


ベランダ菜園は賃貸物件でもできる?

賃貸物件のベランダでも、家庭菜園を楽しむことができます。
ただし、物件の規約を守り、マナーをしっかり意識した上で行うことが大切です。

規約でベランダ菜園ができない物件もありますので、事前に確認しておく必要があります。


専用庭付きの賃貸物件を探す

広いスペースで家庭菜園をしたいという方は、専用庭付きの賃貸物件がおすすめです。

専用のお庭があれば、気軽に家庭菜園を楽しむことができます。
ある程度の広さが確保できるため、たくさんの野菜を育てることも可能となります。

ただし、庭付きの物件でも家庭菜園を禁止している場合もありますので、物件を探す際は事前に確認しておきましょう。

愛知県で「庭付き」の部屋を探すならニッショーで 専用庭付き賃貸アパート・マンションの魅力とは?活用方法や注意点もご紹介

ニッショーにはこんな賃貸物件も!「お庭で野菜づくりROOM」

お庭で本格的な家庭菜園ができるお部屋になっています。
作物を育て、収穫し、食べる楽しさを感じることができます。

こちらのお部屋は、ニッショーの住む「&」たのしいコトができる賃貸住宅【&room】シリーズの第5弾となります。

お庭で野菜づくりROOM【&room】

ニッショーの【&room】とは

ニッショーが提案する【&room】とは、ただ住むだけではなく「&」たのしいコトができる賃貸住宅をコンセプトに、2021年5月よりさまざまなお部屋を手がけてきました。

「お庭で野菜づくりROOM」以外には、筋トレやフィットネス、キャンプ、料理、シアタールームなどをコンセプトとしたお部屋を展開しています。

これまでの賃貸物件にはない、何かが楽しめるお部屋をご紹介していますので、詳しくはこちらをご覧ください。

住む「&」たのしいコトができる賃貸住宅【&room】


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よくある質問

ベランダ菜園初心者でも簡単に育てられる野菜は何ですか?

初心者の方でも気軽にチャレンジできる野菜は、ミニトマト、ナス、キュウリ、シソ、パセリ、バジルなどです。
また、家庭菜園初心者にとって、種から育てるよりも苗から植え付ける方が簡単で育てやすいため、苗があるものに関しては、苗からスタートすることをおすすめします。

ベランダで家庭菜園を始めたら、虫が発生して困っています。どうしたらいいですか?

ベランダで野菜を育てていると、水やエサが豊富にあるため、どうしても虫が発生してしまいます。

虫が入ってこないように防虫ネットを使用することで、高い効果が期待できます。
また、風通しが悪いと害虫の発生率も高くなるため、注意が必要。

殺虫剤を使う方法もありますが、抵抗がある場合は、ハーブを使ったものもあるため、試してみると良いかもしれません。
 
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