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2022.8. 2

ロフトのある部屋の便利な使い方5選!メリット・デメリットや色々なロフトを紹介

一人暮らしをするなら、一度はロフトのある部屋に憧れるのではないでしょうか。しかし、どうやって使っているか気になりますよね。
そこでこの記事では、ロフト付き賃貸物件の実際の使い方5選と、メリット・デメリット、色々なタイプのロフトを紹介しています。


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ロフトとは部屋ではなく「収納」

ロフトは建築基準法において「小屋裏物置等」とされています。
「小屋裏物置等」とは、小屋裏、天井裏、床下のいずれかの空間に物置として設けられたものです。
つまり、ロフトとは「部屋」ではなく「収納」扱いということになりますね。

また、天井高1.4m以下、床面積はロフト下の部屋の1/2未満でなければいけません。
さらに、テレビやインターネットなどのジャックは設置できず、コンセントは1か所までという制限もあります。


ロフトの便利な使い方5選!おすすめの理由も

ロフトの活用方法としては、収納もしくは寝室にすることが多いようですが、自分だけの空間にしているのもおしゃれで良いですよね。
ここでは実際にロフト付き物件に住んでいる人の使い方5パターンと、おすすめの理由を紹介しています。

1.収納
2.寝室
3.室内物干し
4.趣味の部屋
5.書斎

  • 1.収納

    普通に「収納」として使っています。最初はロフトで寝るつもりでしたが、だんだん登るのが面倒になり、今は季節外れの家電や服などを置いています。

    【おすすめの理由】急に友人が来ても、荷物をさっと上げて置けるので便利です。

  • 2.寝室

    「寝室」にしています。ロフトのほどよい狭さが落ち着き、よく眠れます。

    【おすすめの理由】間接照明を置くとおしゃれな雰囲気になります。また、布団で寝ているため、ベッドを買う必要がありませんでした。

  • 3.室内物干し

    「室内物干し」として利用しています。ベランダが狭くて洗濯物を干すスペースがなかったので、ロフトを活用するようになりました。

    【おすすめの理由】ロフトの縁の部分や天井に竿を設置すると、高さがあるので洗濯物もよく乾きます。

  • 4.趣味の部屋

    「趣味」の部屋にしています。低めの本棚をたくさん置いて、小さな漫画喫茶のような感じにしています。休日は、ここで好きなだけ読書にふけるのが楽しみです。

    【おすすめの理由】ワンルームでも全然違った雰囲気のスペースが2つ作れます。

  • 5.書斎

    「書斎」のような感じで使っています。ローテーブルに座布団を置くだけでも特別感のあるスペースになるし、ちょっとした仕事や読書、アイディアが降りてこない時に考える場所として役立っています。

    【おすすめの理由】書斎付きの部屋は一人暮らしだとなかなか見つからないので、ロフトを活用するのもアリです。


ロフト付きの部屋のメリット

ロフト付き物件のメリットを見てみましょう!機能性と見た目のおしゃれさが半々という印象ですね。

 

ロフトのメリット

1.スペースの使い分けができる
2.収納として有効活用できる
3.天井が高く開放感がある
4.部屋がおしゃれに見える
5.秘密基地のようなわくわく感がある

  • 1.スペースの使い分けができる
    ロフトと、ロフト以外の部屋とで、スペースの使い分けが可能です。
  • 2.収納として有効活用できる
    普段使わないものを置いておいたり、来客時に見せたくないものをひとまず置いておく場所として活用できます。物が多い人にも◎。
  • 3.天井が高く開放感がある
    ロフトがあるおかげで、ロフト下の部屋からすると天井が高く、開放感があります。
  • 4.部屋がおしゃれに見える
    部屋の中に階段があると、なんだかおしゃれに見えますよね。高級なデザイナーズ物件にはロフトの階段部分がよりおしゃれな部屋もあります。
  • 5.秘密基地のようなわくわく感がある
    あのこじんまりした空間が良い…!小さい頃に押入に作った自分だけの秘密基地を思い出す人もいるのではないでしょうか。

ロフト付きの部屋のデメリット

ロフトに住みたいというと、経験者からやめたほうがいいと言われたことはありませんか?
ロフトにも下記のようなデメリットがあるからです。自分にはロフトが合っているかどうかを確認してみましょう。

 

ロフトのデメリット

【ロフト自体のデメリット】
1.昇り降りが「面倒」
2.昇り降りが「危険」
3・ロフト部分の天井が低い
4.ロフトの掃除が面倒 
5.夏はロフトが暑い
6.荷物を上げ下げするのが大変

【ロフト下の部屋のデメリット】
7.エアコン代がかかる
8.照明がきれたら交換が大変
9.ロフト下の部屋が狭い

  • 1.昇り降りが「面倒」
    例えば寝室として使う場合には毎日昇り降りする必要があるので面倒と思うことも。
  • 2.昇り降りが「危険」
    寝ぼけていたり、荷物を持って移動する時にバランスを崩して落下する危険があります。
  • 3・ロフト部分の天井が低い
    天井が低いと頭をぶつけたり、直立できないので腰を悪くすることも。
  • 4.ロフトの掃除が面倒 
    ロフト部分にはほこりがたまりやすい上に、天井が低いのでこまめに掃除をするのは面倒かもしれません。
  • 5.夏はロフトが暑い
    エアコンの風が届きにくいと、夏は蒸し暑く感じます。

  • 6.荷物を上げ下げするのが大変
    収納スペースとするにも、物を持ってはしごや階段を昇り降りするのは大変です。
  • 7.エアコン代がかかる
    お部屋自体の天井が高いことはメリットでもありますが、その分エアコン代がかかります。
  • 8.照明がきれたら交換が大変
    お部屋の照明はそう切れるものではありませんが、天井が高いと、もし照明が切れた時に交換が大変といった側面もあります。
  • 9.ロフト下の部屋が狭い
    はしごや階段の位置によっては家具の配置の邪魔をしてしまうことも。ロフト下の部屋自体に、十分な広さがあるかも大切です。

ロフト付き物件にはいろんなタイプの間取りがある

ロフトといえば、上部にあってはしごを使って登るものだ!と思っていませんか?
実際、一番多いタイプなので間違いではありませんが、実は他にも色々なタイプの間取りがあるのです。
ぜひロフト付き物件を探す際の参考にしてみてください。

  • 定番のロフト!はしごタイプの間取り
    一番多いのがはしごタイプのロフト物件です。はしごの傾斜や幅などが物件ごとに違うので、内見時には実際に昇り降りしてみましょう。
  • はしごでなく階段タイプの間取り
    はしごは登るときにかけたり、使わないときは外しておけますが、固定式の階段タイプの間取りもあります。
    はしごより安定感があるのがメリットですね。
  • これもロフト!?アンダーロフトタイプの間取り
    実は下にあるアンダータイプのロフトもあるのです。意外と上部にあるロフトより使いやすく、寝室や書斎にしても隠れ家感があって良いのではないでしょうか。
  • 1LDK以上で、リビングにロフトがある間取り
    1LDK以上ある間取りだと、リビングからロフトに行けるようになっているものもあります。
    なるべく階段の位置が邪魔にならないような間取りを選ぶと良いですね。

  • ~ロフトベッドを買う手も~
    ロフト付きの賃貸物件は数が多くないので、なかなか気に入ったお部屋が見つからないことも…。
    そんな時は普通の部屋で「ロフトベッド」を使ってみるという手もありますよ。
    上下の空間を利用できますし、ロフト物件よりも昇り降りが苦ではなさそうです。

住みやすいロフト付き賃貸物件を探そう!

物件によって、ロフトの広さ、位置、天井高、明るさ、移動手段などは様々!
下記の「内見する際のポイント」も参考にして、自分にとって居心地の良いロフト物件を探しましょう。

名古屋市の「ロフト付き」賃貸物件を探す

~ロフトはあくまで部屋のおまけ~

ただ、内見時に念入りにチェックしても、どうしても実際に住んでみないとわからないこともありますよね。
もし、思っていたよりロフトの使い勝手が悪かった場合、ロフトを1つの部屋として使うことを想定していたら後悔してしまう場合も…。
そうならないように、ロフトは元々「部屋」ではないことを念頭に置いて、あくまでおまけ!と思っておくくらいが丁度良いのかもしれません。

おすすめは1LDK以上+ロフトの間取り

もし家賃に余裕があるなら、1LDK+「ロフト」で探すと、部屋に余裕ができ、もしロフトを想定通り使えなかった場合でも、困ることなく暮らせます。

 

【要注意】こんな人はロフトに向いていないかも

・ロフトを1つの部屋として使いたい人
・絶対にロフトで寝たい人
・ロフトで長時間過ごしたい人


ロフト付き賃貸物件を内見する際のポイント

ロフト付きの賃貸物件に住みたい人は、できるだけ内見時にチェックしておくことが大切です。
ここでは、大きく分けて3つの項目から内見時のポイントを紹介します。


1.ロフトへの移動のしやすさ

はしごや階段が急すぎないか
昇り降りがしやすいかどうか
はしごや階段の幅が十分あるか
はしごや階段が長すぎないか

傾斜がほぼ直角だったりすると危ないし怖いので、はしごの傾斜をチェックしましょう。
はしごタイプの場合は、かけた時の安定感はあるか、ぐらついたりしていないかなど、実際に何回か昇り降りして、確かめましょう。
物を持ってあがることを想定すると、ある程度幅があるかどうかも大事です。
また、ロフト自体の位置が高いと、その分階段やはしごも長くなり、物を落としたり、階段を踏み外したりしたときに危険なので注意しましょう。

2.ロフト内での居心地はどうか

窓・照明・コンセントの有無
ロフトの天井の高さはどうか
ロフトが暑すぎたり寒すぎたりしないか
ロフトが狭すぎないか
ロフトの位置が高すぎないか
ロフトから物が落ちる危険性があるか

窓は換気の役割だけでなく、採光の代わりになることもあります。
照明が最初からついている場合もありますし、コンセントが付いてあれば充電、間接照明、小型の扇風機など色々使えて便利です。
夏は暑くなることが多いのでエアコンの風が届くかどうか確かめましょう。
天井もなるべく高い方が、頭を打つ危険も少なく、腰にも負担がかかりません。
ロフト自体にもある程度の広さがあった方が良いですね。
また、ロフトが高い位置にありすぎると、移動中に落下の恐れがあります。
ロフトの仕切りが低い場合や、柵状になっている場合は、間から物が落ちる可能性もあるので危険です。

3.ロフト下の部屋はどうか

はしごや階段が邪魔にならないか
ロフト下のスペースが十分あるか
照明の数と明るさが足りているか
部屋全体の空調の効きはどうか

取り外しができるはしごタイプ、固定式の階段タイプどちらの場合でも、ロフト下の部屋にとって邪魔になり、家具の配置に困ることも。
部屋自体に十分な広さがあるかもチェックしましょう。
天井が高いと照明の明るさが十分届かない場合も。物件によっては照明を2つ付けられるようになっていることもありますし、明るさが足りるかどうかを確認しておきましょう。
また、天井が高いということは、その分部屋全体にエアコンが効きづらい場合があります。快適に過ごせないだけでなく、光熱費も高くなってしまうので要注意です。


よくある質問

ロフト付き物件はやめた方がいいですか?

ロフトのある部屋の一番大きなデメリットとしては【使い勝手の悪さ】が挙げられます。はしごの移動が面倒、はしごの昇り降りが危ない、ロフト自体が暑い、などです。住み始めてから後悔しないよう、内見時にしっかりとチェックしましょう。

ロフト部分は暑いですか?

上部にあるロフトには空調が届きにくく、空気がこもりやすいため、夏は蒸し暑くなる場合があります。ロフトまでエアコンの風が届くかどうか確かめましょう。

ロフトで寝るのは良くないでしょうか?

ロフトを寝室にすることは住む人の自由です。しかしロフトは、長時間過ごすことを想定していない「収納」扱いのため、使い勝手や過ごしやすさは物件ごとに異なります。ロフト部分の天井が低すぎないか、エアコンの空調が届くかなど事前に確認しておきましょう。

ロフトにエアコンは付けられますか?

ロフトは居室ではなく収納扱いのため、設計時点でエアコンやテレビのジャックなどが付けられません。後から付けることも難しい場合があります。
 
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