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一人暮らし
2022.9. 8

大学までの通学時間はどのくらいが妥当?一人暮らしをした方がいい通学時間の目安を紹介

実家から距離がある大学に進学することになった場合、実家から通学するか一人暮らしをするかで悩む方が多くいます。

県外への大学進学など、明らかに実家から通学することが不可能であれば迷わず一人暮らしを選べますが、判断が難しいのがギリギリ通学できそうな距離に大学がある場合!

一人暮らしはお金もかかりますし、勉強、家事、アルバイト…と一気に自分でやらなければならないことが増えるので、できることなら通学を選びたいのではないでしょうか。

そこで、自宅から通えるのはどのくらいの通学時間なのか、判断基準をご紹介します。


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自宅からの通学時間で最も多いのは31~60分

まず紹介するのは、学生がどのくらいの時間をかけて通学しているのかです。

日本学生支援機構の令和2年度学生生活調査結果によると、自宅からの通学時間で最も多いのは片道31~60分(31.5%)で、次に多いのは片道61~90分(29.2%)です。

つまりは片道30分〜1時間半程度の通学時間であれば、実家から通学を選んでいる学生が多いようです。

日本学生支援機構の令和2年度学生生活調査

通学時間は1時間を超えるとツライ

データだけを見ると、片道1時間半程度までは自宅から通学するのが多いですが、本当に妥当な通学時間でしょうか。

通学方法や乗り換えの有無などを考えると一概には言えませんが、正直なところ片道が1時間を超えると結構ハードだと思います。

単純に考えて往復にすれば片道1時間は2時間、片道1時間半であれば3時間をほぼ毎日通学時間に当てることになります。

通学時間に睡眠をとったり、勉強をする方もいますが、通学方法や時間帯によってはしようと思っていたことができなかったりします。

通学時間は1日のうち自由に使えない時間となるかもしれないことを頭に置いて、本当に通学が現実的かを考えてみてください。


通学時間以外も考慮して決める

実家から通うか、一人暮らしをするかは、通学時間だけでなく他の要素も考慮して決めるようにしましょう。

交通費の金額で考える

通学時間の長さももちろん重要ですが、金額は大きな指標になります。
お金に関わる部分は各ご家庭の経済状況によって基準が異なるため、親や保護者と相談して決める必要があります。

片道2時間の場合でも一人暮らしができる余裕がなければ、実家から通学せざるを得ないのが実情です。
実際、自宅から通学した方が確実に安くなるのであれば、多くの場合は通学を選んだ方がいいと思います。

しかし、通学も一人暮らしも費用にあまり差がない場合は、思い切って一人暮らしを選んでしまっていいかもしれません。
朝が早くて夜が遅くなるような生活が予想されるのであれば、体力面ではコスパがよくなる場合もあります。

また、検討する場合のお金は1ヶ月単位ではなく、1年単位でも考えてみることをおすすめします。
公共交通機関は長期間の定期で購入した方が安くなりますし、一人暮らしの場合は月によってバラつく費用や年ごとにかかる費用もあります。

しっかりとシミュレーションをして判断しましょう。

加えて、通学方法も改めて検討することをおすすめします。
公共交通機関だけでなく、自動車やバイクなど方が安く済む場合もあります。
ただし、自動車やバイクは大学が許可していなかったり、徒歩を予定する場合は季節によっては体調面の不安もあります。

いろいろなパターンを考えてみて、金額的にも体力的にも最適な方法を決めましょう。

通学方法の内訳で考える

通学時間片道1時間半の内訳

通学を選ぶ場合は、実際にどのような経路で通学することになるかをしっかりと考えましょう。

同じ片道1時間半の通学時間でも、乗り換えが多かったり、徒歩の移動時間が多かったりすると想像よりも大変な場合があります。

長時間かけて通学している学生の多くは、負担が少ない経路であることが多いです。

駅まで徒歩30分、電車50分で乗り換え2回あり、大学まで徒歩で10分のような経路の場合は、家から駅が近くて乗り換えがない人と同じように考えてしまうと非常に危険です。
可能であれば一度大学を訪問してみて、その経路で毎日通うことができそうかを確認してみてください。
ただし、時間帯によっては混み具合が大きく変わるので要注意です。

難しいかもしれませんが、満員になる時間帯などを体験してみた上で決定できるとベストです。


一人暮らしをするかを考える基準5つ

通学時間や費用面だけで実家から通学すると決めるのが危険なように、一人暮らしにする場合もしっかりと検討が必要です。

一人暮らしの方がコスパが良くても、一人暮らし自体が合わない人もいます。

安易に一人暮らしを選んで後悔しないように、判断基準や参考意見を5つ紹介します。

 

・一人暮らしにかかる費用は月12万3,630円程度
・ 家庭の経済状況で考える
・アルバイト代で家賃や生活費を賄えるか
・初期費用が払えるか
・自己管理ができるかどうか

1.一人暮らしにかかる費用は月12万3,630円程度

まず、実際に一人暮らしをするためにはどのくらいの費用がかかるかを知りましょう。

全国大学生活協同組合連合会が2022年秋に実施した「第58回学生生活実態調査」では、一人暮らしをしている大学生の生活費平均の内訳は以下のようになっています。

食費 2万4,130円
住居費 5万3,020円
交通費 4,210円
教養娯楽費 1万3,270円
書籍費 1,540円
勉学費 1,430円
日常費 7,430円
電話代 3,460円
その他 2,170円
貯金・繰越 1万2,970円
支出合計 12万3,630円
全国大学生活協同組合連合会の「第58回学生生活実態調査」

つまり、月12万3,630円を支払っていくことができるかを計画立てて考える必要があるということです。

仕送りやアルバイト、奨学金など、どのような内訳でまかなっていくかを考え、現実的かを判断しましょう。

また、毎月の生活費としては問題なくても、長期間になれば追加がかかる費用もあります。

大学は一部の学部を除いて4年制であるため、単純に考えて月12万3,630円×48ヶ月(12ヶ月×4年)で約600万円かかります。

それに加えて、部屋を借りるための初期費用や部屋の更新料、火災保険料など見落としがちな費用がかかってくる時期があります。

月に約12万円という金額だけで考えず、大学卒業までの期間でどのくらいの費用が必要かを計算に入れましょう。

2.家庭の経済状況で考える

通学の方法がいくら大変でも、経済状況によっては一人暮らしをさせるほど余裕がない場合が多くあります。

一人暮らしにかかる費用の毎月約12万円が出せない、もしくはかなりギリギリになる場合は、自宅から通学するのが現実的です。

3.アルバイト代で家賃や生活費を賄えるか

一人暮らしにかかる費用を出せるほど余裕がなくても、通学時間分の時間をアルバイトに当てることで不足分を補えることがあります。

特に通学方法が複雑だったり、朝早くて夜遅いなど体力的に不安があったりする場合は、アルバイト代で補った方が自分も親も負担が少なくて済むことがあります。

~片道1時間半(往復3時間)の通学時間をアルバイトに当てた場合~

単純計算にはなりますが、時給1,000円であれば、3時間×週5=15時間で週15,000円になります。月で考えると約6万円です。

毎日大学の後にアルバイトをするのは大変ですが、もう少し時給のいいアルバイトを探したり、土日もアルバイトに当てるなど工夫すれば可能なレベルだと思います。
あくまで参考にはなりますが、検討材料としてみてください。

4.初期費用が払えるか

毎月の費用に問題がなくても、初期費用がネックになる場合もあります。

部屋を借りるには、敷金・礼金、仲介手数料、火災保険料、家具家電の購入費、引っ越し代など、まとまったお金が一気に必要になります。

何にどのくらいかかるかは借りるお部屋の契約によって様々です。そのため、賃貸の費用にはどんなものがあるのかをこちらで確認しておきましょう。

部屋探しでかかる費用

場合によっては初期費用を抑えることができる物件や引越し方法もあります。

しかし、大学入学の準備期間は部屋探しの需要が高く、融通が利きにくい上、引越し業社などは割増料金になってしまうこともあります。

入居するまでにかかる初期費用は家賃の4.5~5倍程度と言われています。(家具購入、引越し業社などは除く)

家賃だけで考えて決めて、初期費用が払えない!なんてことが起こらないように注意しましょう。

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入居時にかかる家具・家電の購入費用を抑えたい場合や、大学の4年間でしか使わない家具・家電を購入するのは気が引ける方におすすめなので、気になる方はぜひ活用してみてください。

5.自己管理ができるかどうか

費用の面だけでなく、家事や体調管理、さまざまな手続きなど一人暮らしはやることがたくさんあります。

これまで親や保護者がやってくれていたことも自分でやらなければならなくなるので、自分だけでもできるかどうかをきちんと考えてから一人暮らしを決めましょう。

家事を日頃からやっている人であればさほど問題なく一人暮らしを始められると思いますが、全くやってこなかった人にとってはハードルがあります。

ただし、初めから無理と決めつけるのではなく、やってみることも大事です。慣れるまでは大変ですが、自己成長につながるので思い切ってチャレンジしてみるのをおすすめします。


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