街・地域

2023.12.12

あま市の住みやすさとは？不動産会社の社員に聞いた実際の住み心地は？

今回は、愛知県あま市の住みやすさを徹底解説！あま市に住んでいる、または住んだことのある不動産会社の社員に聞いた「住み心地」も紹介します。

あま市ってどんなまち？
あま市の魅力とは
あま市の住みやすい３つの理由
あま市で買い物するならここ！
あま市は子育てがしやすい街
あま市に住んだら行ってほしいスポットは？
あま市の人気間取りと平均家賃・人気の駅ランキング
あま市に住むデメリット
不動産の社員に聞いた！あま市以外に住むならどこがおすすめ？

あま市ってどんなまち？

あま市は、2010年（平成22年）に海部郡七宝町、美和町、甚目寺町が合併したことにより誕生した市になります。
愛知県の北西部に位置しており、名古屋市（中川区、中村区）・清須市・稲沢市・愛西市・津島市・海部郡蟹江町・海部郡大治町と隣接しています。

鉄道は、名鉄津島線が通り「甚目寺駅」から「名鉄名古屋駅」まで約14分でアクセス可能。
道路は、名古屋第二環状自動車道と国道302号、東名阪自動車道が走っています。

七宝地区は「七宝焼」の生産が盛んで、甚目寺地区には尾張四観音の一つとして知られる「甚目寺観音」や日本唯一の漬物の神様を祀る「萱津神社」があります。

農業を中心に発展してきたという歴史があり、近年では名古屋市のベッドタウンとしても人気で、田園風景と住宅地との調和がとれた緑豊かな街になります。

あま市の交通アクセス

あま市は、名古屋市から比較的近い距離にあるため、電車でも車でも名古屋市へのアクセスは良好です。

鉄道は、名鉄津島線が通っています。
「名鉄名古屋駅」まで行くには「須ケ口駅」で乗り換えとなりますが、一日に何本か直通列車も運行しています。

道路は、市の東側を名古屋第二環状自動車道と国道302号、南側を東名阪自動車道が走っています。
あま市を含め、近隣の名古屋市中川区、清須市、海部郡蟹江町、海部郡大治町には、高速道路のインターチェンジがたくさんあり、名古屋市内のみならず県外への移動も便利です。

【あま市で利用できる駅】

■名鉄津島線
・木田駅
・七宝駅
・甚目寺駅

【あま市にある高速道路IC（インターチェンジ）】

■名古屋第二環状自動車道
・甚目寺南IC
・甚目寺北IC

■電車
・名鉄津島線「甚目寺駅」から「名鉄名古屋駅」まで約14分（「須ケ口駅」で乗り換え）
・名鉄津島線「甚目寺駅」から「名鉄名古屋駅」まで＜直通＞で約20分

■車
・「名古屋駅」まで約30分

あま市の魅力とは？

あま市の魅力や住みやすさについて、ニッショーの社員に聞いてみました。

＜ニッショー社員の声＞

街の特徴

・下町風情があり、都会感がない。

・のんびりとした街並みです。

交通の便

・車で名古屋駅に近い。

・名鉄津島線は須ヶ口駅で本線の電車に乗り換えできるため、それなりに名古屋へのアクセスも良い。

・どの方向へ行くにも高速の使い勝手が良い。

家賃相場

・名古屋駅や栄までの距離の割に賃料・駐車料金がお値打ち。

・名古屋の隣という立地のわりに家賃が安い。

・家賃が安い。

・お値打ちに住みたいならあま市へ。

生活環境

・車を所有しているなら、オススメです。

・乳児医療費が中学生まで全額負担（高校生は入院費のみ）されるので子育て世帯におすすめ。

・人口は増加傾向で分譲戸建てが数多く建ってくるので、月極駐車場が不足気味。車を複数持っている方は駐車場の確保が大事。

あま市の住みやすい３つの理由

あま市が住みやすい理由には何があるのか見ていきましょう。ここでは３つご紹介します。

交通アクセスが良い
家賃が安い
落ち着いた住環境のベッドタウン

1.交通アクセスが良い

あま市は、名鉄津島線が走っており、「名鉄名古屋駅」まで30分以内で行くことができます。
名古屋第二環状自動車道のICもあり、車でも各方面への移動が便利です。

名古屋市（中川区、中村区）に隣接しており、電車でも車でも名古屋市方面に行きやすい立地なります。
2.家賃が安い

あま市は、名古屋の中心部まで近い割には家賃が安いのが特徴です。
都心に住むよりも、広いお部屋や駅近の物件など、物件を検討する幅が広がります。
3.落ち着いた住環境

あま市は、田園風景と住宅地との調和がとれた緑豊かな街で、静かで落ち着きのある環境です。
名古屋の中心部にも30分以内で行けるため、名古屋ベッドタウンとしても人気があります。

あま市で買い物するならここ！

あま市民がよく利用するスーパーを紹介します。

アオキスーパー

名古屋市中村区に本社を構え、愛知県西部を中心に店舗展開している食品スーパー。

あま市にある「アオキスーパー」は、下記の2店舗。

■アオキスーパーあま坂牧店
■アオキスーパー甚目寺店

＜ニッショー社員の声＞

・安いそうです。

・2店舗とも駐車場が広い。

コノミヤ甚目寺店

お客様に愛され、好まれるお店「好屋（コノミヤ）」が由来。
本社は大阪で、奈良・兵庫・大阪・愛知・岐阜に店舗展開している地域密着型の食品スーパー。

＜ニッショー社員の声＞

・夜10時まで営業しているので、仕事をしている方におすすめ。

ヨシヅヤ甚目寺店

愛知県津島市に本社を置く、地域密着型スーパーです。
愛知県西部の海部地域を中心に、岐阜・三重にも展開しています。

＜ニッショー社員の声＞

・地域密着のスーパー。

・甚目寺駅の目の前にあります。

・駐車場も広くて停めやすいです。

あま市は子育てがしやすい街

子育てをしているファミリーさんにとっては、その地域の子育て事情はとても気になるところではないでしょうか。
早速、あま市の子育て事情を見てみましょう。

あま市教育立市プラン「あまっ子」宣言

あま市に住む子どもたちは「あまっ子」と呼ばれ、学校・家庭・地域の連携のもと、まち全体であま市の児童生徒を育み、生涯にわたって主体的に学び続け、「自らの判断と責任」で地域の課題に取り組むことができるあま市らしい人づくりを進めています。

あまっ子宣言

あまでママになろう

あま市では、子育てに関するサービスや助成に力を入れています。
サービスや助成の一部をご紹介します。

■子ども医療費助成
お子様の保険診療による医療費自己負担額を助成します。

■病児・病後児保育事業
保護者の就労等のために家庭で保育等ができない児童で、病気または病気の回復期にあり、集団での保育等が困難な児童を一時的にお預りする病児病後児保育室を設置しています。

■育児相談・訪問・教室
「こんにちは赤ちゃん訪問」「離乳食教室」「もぐもぐ歯っぴぃ教室」など、育児に関する相談、自宅訪問、教室の開催を幅広く行っています。

■放課後児童対策
保護者が労働などにより放課後、家庭にいない小学生児童に対し、放課後から夕方まで、適切で安全な遊び場と生活の場を提供しています。（有償）

あまでママになろう

子育て支援センター／つどいの広場

あま市には、子育ての迷いや不安を相談できる「子育て支援センター」や乳幼児を持つ親子が気軽に集い、打ち解けた雰囲気の中で交流できる「つどいの広場」があります。

■子育て支援センター
・七宝子育て支援センター
・美和子育て支援センター
・甚目寺子育て支援センター

■つどいの広場
・美和つどいの広場

子育て支援センターつどいの広場

あま市に住んだら行ってほしいスポットは？

あま市にはどんなおすすめスポットがあるのか見てみましょう。

甚目寺観音
萱津神社
七宝焼アートヴィレッジ

甚目寺観音

住所：あま市甚目寺東門前24番地

尾張四観音の一つとして知られる「甚目寺観音」。
国の重要指定文化財にも指定されている三重の塔は、高さが28mあり、日本有数の高さを誇ります。

毎月12日には朝市、21日にはマルシェを開催（朝市：8月を除く）。
また、毎年2月の節分会は多くの参拝客で賑わいます。

＜ニッショー社員の声＞

・尾張四観音の一つで節分が有名で、節分以外も年数回お祭りがある。

・毎月12日にマルシェを開催する。

・甚目寺観音のマルシェは結構賑わっている様子。

萱津神社

住所：あま市上萱津車屋19

日本で唯一、漬物の神様を祀ることで有名な神社。
境内には漬物を納める「香の物殿」があります。

毎年8月21日には、「香乃物祭（漬物祭）」が開催され、多くの人で賑わいます。

＜ニッショー社員の声＞

・日本で唯一の「漬物祭」があります。

七宝焼アートヴィレッジ

住所：あま市七宝町遠島十三割2000

国の伝統的工芸品にも指定された「尾張七宝」の歴史や制作工程を見学できる施設。
オリジナルの七宝焼作りが楽しめる「七宝焼体験教室」や七宝製品を販売するショップもあります。

＜ニッショー社員の声＞

・甚目寺観音以外では、あま七宝焼アートヴィレッジが有名。

あま市の人気間取りと平均家賃・人気の駅ランキング

あま市では、一人暮らしをする学生がほとんどいなかったため、ここでは社会人とファミリーさんの、人気間取りと平均家賃を大公開！
また、人気の駅もランキングで紹介します。

■社会人に人気の間取り・平均家賃

＜社会人に人気の間取り・平均家賃＞

◎第１位は『1LDK』29%
平均家賃は約5.1万円

◎第２位は『2LDK』21%
平均家賃は約5.3万円

◎第３位は『1K』20%
平均家賃は約3.8万円

＜社会人に人気の駅＞

◎第１位は『甚目寺駅』58%

◎第２位は『木田駅』18%

◎第３位は『七宝駅』16%

■夫婦・ファミリーに人気の間取り・平均家賃

＜夫婦・ファミリーに人気の間取り・平均家賃＞

◎第１位は『2LDK』54%
平均家賃は約5.8万円

◎第２位は『3DK』16%
平均家賃は約4.7万円

◎第３位は『3LDK』10%
平均家賃は約6.6万円

＜夫婦・ファミリーに人気の駅＞

◎第１位は『甚目寺駅』56%

◎第２位は『木田駅』22%

◎第３位は『七宝駅』15%

（※ニッショー調べ）

あま市に住むデメリット

あま市に住むデメリットはあるのでしょうか。
住んだ後に後悔しないように、しっかり確認しておきましょう。

車がないと不便

あま市は、買い物などの日常生活においては車がないと不便です。
高速道路のICも近くにあり、名古屋までも30分ほどで行くことができるため、車があれば便利な生活ができるでしょう。
洪水の際に浸水のリスクがある

あま市は、市内のほぼ全域が海抜ゼロメートル地帯となっており、洪水の際に浸水のリスクがあり、過去に起きた豪雨災害でも被害が発生しています。
自宅やよく行く場所など、住むエリアの情報をハザードマップで確認しておくと安心です。
大型商業施設がない

あま市には大型商業施設がなく、近隣の街へ行く必要があります。
近隣の名古屋市や津島市には、映画館や買い物施設があり、車や電車でもアクセスしやすいため、不便に感じることはないでしょう。

＜ニッショー社員の声＞

・公共交通機関（鉄道）が名鉄津島線しかない。

・名古屋への車移動は通勤時間帯に橋が混むので時間がかかる。

・水位は低いものの基本的に洪水ハザードマップの該当があり。

・地盤が強いエリアではない。

不動産の社員に聞いた！あま市以外に住むならどこがおすすめ？

あま市に住んだことのある社員に、あま市以外に住むならどこがおすすめか聞いてみました。

愛知県海部郡大治町

海部郡大治町は、名古屋市（中川区・中村区）、あま市に囲まれており、名古屋市のベッドタウンとして人気。
鉄道は通っていないが、名古屋市営バスや名鉄バスが多く乗り入れています。
庄内川や新川が流れており、自然にも恵まれていて、住みやすい街になります。

＜ニッショー社員の声＞
・車なら大治町の方がお店が多い。

・名古屋市バスが走っている。

・大治町は電車は走っていないが、名古屋方面へ行くバスは名古屋市内と同じ乗車料金。

・あま市と同じくらいの家賃で探すなら大治町。

「愛知県海部郡大治町」の賃貸物件を見る大治町の住みやすさとは？不動産会社の社員に聞いた実際の住み心地は？

愛知県津島市

津島市は、愛知県の西部に位置する市で、名鉄津島線と名鉄尾西線の「津島駅」が交通拠点となっています。
毎年7月開催される「尾張津島天王祭」は、日本三大川祭りの一つにも数えられ、「津島神社」の祭礼として600年近くの伝統を誇り、全国の数ある夏まつりの中でも最も華麗なものと言われています。

＜ニッショー社員の声＞
・津島市もあま市と同じくらいの家賃。

「愛知県津島市」の賃貸物件を見る津島市の住みやすさとは？不動産会社の社員に聞いた実際の住み心地は？

愛知県愛西市

愛西市は、2005年に海部郡佐屋町、立田村、八開村、佐織町の2町2村が合併し発足した県下32番目の市。
愛知県の西部に位置しており、木曽川を挟んで岐阜県と三重県と接する県境の街になります。
豊かな水と緑あふれる愛西市は、レンコンの特産地としても知られています。

＜ニッショー社員の声＞
・愛西市もあま市と同じくらいの家賃。

「愛知県愛西市」の賃貸物件を見る

あま市も良い街ですが、その周りの街も住み心地がよさそうですね。

自分のライフスタイルなどに合わせて検討してみましょう。

ニッショーなら地域を絞って検索することもできます。

またLINEで事前に希望条件を登録しておくと、新着情報を素早く受け取ることができます。