名古屋名物「富士山すべり台」の魅力とは?歴史やおすすめの公園を紹介

名古屋市内の公園でよく見かける「富士山すべり台」。
富士山のような形をした大きなコンクリート遊具で、子どもの頃に遊んだ思い出があるという方も多いのではないでしょうか。
実は、富士山すべり台は昭和40年代に誕生した名古屋発祥の遊具で、今では「名古屋名物」の一つとして親しまれています。
全国的にも珍しい存在で、現在でも名古屋市内を中心に多くの公園に残されています。
この記事では、富士山すべり台の歴史や特徴、名古屋に多い理由、おすすめの公園を紹介します。

富士山すべり台とは?

富士山すべり台は、正式には「プレイマウント」と呼ばれるコンクリート製の大型遊具です。
山全体が遊具になっており、斜面を登ったり、頂上から滑ったりと自由な遊び方ができます。

「富士山」という名前は正式名称ではなく、その見た目が富士山に似ていることから自然と呼ばれるようになりました。
設計当初から富士山をイメージしていたわけではないとされています。

富士山すべり台が名古屋に多い理由

富士山すべり台は全国的に見ても珍しく、その多くが名古屋市内や周辺地域に設置されています。
ここでは、名古屋発祥といわれる理由や、誕生した背景について紹介します。

名古屋市が設計したオリジナル遊具のため

富士山すべり台は、昭和40年代に名古屋市の職員が設計したオリジナル遊具です。
正式名称は「プレイマウント」といい、当時の公園整備に合わせて考案されました。
そのため、全国ではほとんど見られず、名古屋市を中心に設置されています。

公園整備とともに市内各地へ設置されたため

昭和40年代は名古屋市の人口が急増し、新しい住宅地や公園が次々と整備されていました。
その際、多くの公園へプレイマウントが設置されたことから、現在でも名古屋市内で数多く見ることができます。

現在も多くの公園に残されているため

富士山すべり台は、現在でも名古屋市内を中心に約80基が残っているとされています。
一部は名古屋市外や岐阜県、三重県にもありますが、その多くは名古屋市とその周辺に集中しており、今でも地域の子どもたちに親しまれています。

富士山すべり台の魅力と特徴

富士山すべり台は、ただ滑るだけではなく色々な遊び方を楽しめます。
ここでは、富士山すべり台ならではの魅力を紹介します。

一度にたくさんの子どもが遊べる

富士山すべり台は、昭和40年代に一度に多くの子どもが遊べるよう設計されました。
山全体が遊び場になっているため、頂上を目指して登ったり、好きな場所から滑ったり、山の周りを走ったりと、さまざまな遊び方が楽しめます。

公園ごとにデザインが違う

一見すると同じように見えますが、色や冠雪の模様、山の高さ、石の配置、頂上の形などは公園ごとに異なります。
図面をもとに職人が一つひとつ手作業で仕上げたため、それぞれ個性があります。

登る・滑る・遊ぶを自由に楽しめる

普通のすべり台とは違い、様々な遊び方ができるプレイマウント。
例えば、頂上を目指して登る、好きな場所から滑る、山の周りをぐるぐる走るなど、遊び方はさまざま。
年齢に合わせて楽しめるのも魅力です。

昭和レトロな雰囲気を楽しめる

近年の公園では樹脂製や金属製の遊具が主流です。
そのため、コンクリート製の富士山すべり台は今では珍しい存在。
どこか懐かしさを感じる昭和レトロな景色を楽しめます。
子どもの頃に富士山すべり台で遊んだ親が、自分の子どもを連れて再び訪れることも少なくありません。
親子二世代、三世代にわたって親しまれていることも、富士山すべり台ならではの魅力です。

富士山すべり台があるおすすめの公園

富士山すべり台は、名古屋市内を中心に現在も多くの公園で見ることができます。
ここでは、富士山すべり台が設置されている公園を5か所紹介します。

吹上公園

住所:愛知県名古屋市千種区吹上2丁目・名古屋市昭和区吹上2丁目

富士山すべり台第1号が設置された発祥の地。
名古屋を代表するプレイマウントがあり、歴史を感じながら遊べる公園です。

名古屋の「吹上公園」にある富士山すべり台は子どもたちに大人気!野球場やテニスコートもある公園です!

榎津(よのきづ)公園

住所:愛知県名古屋市中川区富田町大字榎津東新海

2019年に約20年ぶりに誕生した、令和生まれの富士山すべり台がある公園。
高さを抑えたり、登り面を工夫したりするなど、現代の子どもたちが遊びやすいようアップデートされたプレイマウントです。

裏門前公園

住所:愛知県名古屋市中区大須3丁目3

大須商店街から徒歩圏内にある公園です。
ピンク色の富士山すべり台が特徴で、数あるプレイマウントの中でもかわいらしい見た目が魅力。
買い物や食べ歩きとあわせて立ち寄りやすく、気軽に名古屋ならではの遊具を楽しめます。

大瀬子公園

住所:愛知県名古屋市熱田区木之免町

大小2つの山が連なった、珍しいタイプの富士山すべり台がある公園です。
ほかではあまり見られないユニークな形をしており、2つの山を行き来しながら遊べるのも魅力。

二瀬公園

住所:愛知県名古屋市中村区二瀬町453

令和にリニューアルされた、青と白のコントラストが美しい富士山すべり台がある公園。
昭和の面影を残しながら塗り替えられた爽やかなデザインが特徴で、世代を超えて親しまれています。


富士山すべり台がある主な公園と、それぞれの特徴をまとめました。

公園 特徴
吹上公園   富士山すべり台発祥の地
榎津公園   令和生まれの富士山すべり台
裏門前公園 ピンク色の富士山すべり台
大瀬子公園 2つの山が連なる富士山すべり台
二瀬公園 青と白が映える富士山すべり台

富士山すべり台で遊ぶ時の注意点

富士山すべり台は多くの子どもたちに親しまれている遊具ですが、安全に遊ぶために気を付けたいポイントもあります。
安心して楽しむために、事前に確認しておきたい注意点を紹介します。

雨の日や暑い日は注意する

コンクリート製のため、雨上がりは表面が滑りやすくなることがあります。
また、夏場は直射日光によって遊具の表面が高温になることがあります。
やけどの恐れもあるため、遊ぶ前に手で温度を確認すると安心です。

服装にも気を付けよう

富士山すべり台の表面は凹凸があるため、転んだり滑ったりした際に洋服が擦れて破れてしまうことがあります。
遊ぶ際は、デニムなど丈夫な素材の服を選ぶと安心です。

小さな子どもは保護者と一緒に

富士山すべり台は比較的安全性を考えて設計されていますが、山の頂上まで登れるため、小さなお子さんが遊ぶ際は保護者が近くで見守るようにしましょう。
特に、頂上付近で遊んだり、ほかの子どもと一緒に滑ったりする際は、思わぬ接触や転倒につながることもあります。
周囲の様子を確認しながら、譲り合って遊ぶことも大切です。

まとめ

富士山すべり台は、昭和40年代に誕生した名古屋を代表する公園遊具です。
一度にたくさんの子どもが遊べるよう工夫されたデザインは、今でも多くの公園で親しまれています。
公園ごとに色や形が異なるため、お気に入りの富士山すべり台を探してみるのもおすすめです。
世代を超えて親しまれてきた富士山すべり台は、これからも残していきたい名古屋の風景の一つといえるでしょう。

富士山の滑り台は名古屋市内にたくさんあるのだ~

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NARUHODO FUMU FUMU

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