今年の６月に復元された本丸御殿に、重要文化財障壁画「竹林豹虎図」が特別展示されているとのことで行ってきました。

特別展示されている「竹林豹虎図」は、江戸時代初期に描かれ、空襲による焼失を奇跡的に免れて大切に保管されてきたそうです。
こんなに良い状態で残されていたのには驚きです！
展示されているのは、本丸御殿への正規の来客がまず通される玄関、通称「虎之間」。
虎や豹が竹林に集う様が描かれています。一之間・二之間境の襖４枚全てが、焼失前の本丸御殿と同じ場所にはめ込んで展示されているんです。
実物はケースに囲まれて展示されているため、撮影するのが難しく・・・。
迫力などが伝わらないのが残念です。
あともう一つ残念なのが、この特別展示が本日１０月２２日(月)までなんです・・・。

通常は復元されたものが展示されています。
復元されたものは光り輝いていました！当時の輝きを放つ復元模写もみどころですよ！

徳川家康の命によって建てられた名古屋城本丸御殿。
空襲により建物の大部分が焼失してしまい、その後、復元が待ち望まれ、平成３０年６月８日に完成公開を迎え、約４００年前の豪華絢爛な姿が蘇りました！

なかでも、藩主と身内や家臣との私的な体面や宴席に用いられた「対面所」や三代将軍家光の上洛にあわせて増築された御成御殿「上洛殿」は豪華な内装になっています。
「上洛殿」は本丸御殿で最も格式の高い建物で、天井には板絵、部屋の境には極彩色の彫刻欄間がはめ込まれていて、一目で豪華だとわかる内装は圧巻！！！

現在、天守閣は木造復元に向けて入場禁止となっていますが、豪華絢爛な「本丸御殿」は見る価値ありだと思います！！
なお、本丸御殿内は、カメラでの撮影は可能ですが、フラッシュ禁止になっているのでご注意くださいね。