Produced by Ayumi Seto

制作レポート②:完成編

5月某日「Aymmy's Attic Room」の完成に合わせて、瀬戸あゆみさんが来名。
フォトシューティングともにインタビューも行いました。さて、部屋の印象はどうだったでしょうか?

※写真内のインテリアは撮影用イメージですので、飾り棚、インターホン、照明以外はご入居の際には付属いたしません。

──部屋に入った瞬間、歓声があがりましたが第一印象はいかがですか?

瀬戸あゆみさん(以下 瀬戸):すごくイイですね! じつはこの瞬間まですごく不安だったんです。
お部屋をプロデュースするのはとても楽しかったんですが、まったく初めてのことなので不安もあって……。
でもこの部屋を見て安心しました(笑)

──部屋を完成させるまでにどんなことを
しましたか?

瀬戸:打ち合わせを3回やっています。
1回目はコンセプト固め。コンセプトがいちばん大切だと思ったので、ネットでイメージに合う画像を検索しながら、2時間くらい話し合いましたね。
2回目は壁紙や照明、棚など、部屋のイメージを左右するアイテムを絞り込んでいきました。廊下についているライトは、ネットで検索してたらイメージにぴったりなのが見つかって。その場でポチッとしちゃいましたよ(笑)。
そして、3回目はクローゼットやトイレの壁紙を決めました。これ、じつは私のブランドのアイテムに同じ柄があって。特別に作ってもらったものなんですよ!

──それはすごい! 「Aymmy in the batty girls」のオリジナル壁紙なんですね。

瀬戸:はい。クローゼットやトイレという普段隠れている場所にワンポイントで使ったところが気に入ってます。

──この部屋のこんなところを見てほしい! という部分は?

瀬戸:まず、居室が“エイミーちゃんの屋根裏部屋”というコンセプトで、キッチンや廊下、玄関はダイナー風になっているところ。2つの違うデザインが1つの部屋になっているのがおもしろいと思います。
キッチンのタイルづかいは実際のダイナーもあんな感じになっているので取り入れてみました。床のチェック柄もダイナーっぽいでしょ?
居室はやっぱりピンクの棚かなぁ。私の部屋には棚がないので、収納にもディスプレイにも使える棚は便利だと思います。
あとは……壁紙の色もこだわったし、インターホンも。これ、飾りだと思うでしょ? でもちゃーんと使えるんですよ!

──いろんなところにこだわって作ったんですね。
では、インテリアを選ぶとしたらどんなものがおすすめですか?

瀬戸:そうですねぇ。まずベッドは木製のものを置いてほしいですね。小物類はやっぱりアメリカっぽいレトロなものがしっくりくると思います。
そうそう、本当はカーテンやベッドカバーもオリジナルで作りたかったんです。黄色のチェック柄をイメージしてたんですよね。きっと似合うと思います。

──では、最後にこれからこの部屋に住む方へメッセージを。

瀬戸:この間取りなので、住む方はきっとひとり暮らしでしょうね。誰にも邪魔されない自分だけの空間なので、趣味全開の部屋を作ってほしいです。
できればレトロなアメリカンカルチャーが好きな人に住んでほしいな。ベースはしっかり作ったつもりなので、ここから住む人の色に染めていってください。

あ、もし可能なら……。私のやりのこしたベッドカバーとカーテンを、黄色のチェック柄で作ってください!(笑)