ライター:キャッスル 珍しい場所を探してます!
2019.12.23

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2020年は子年!ねずみ年に参拝するなら名古屋市北区の『久国寺』。岡本太郎作の独創的な梵鐘「歓喜の鐘」が迫力満点です!!

もうすぐ2020年。ねずみ年に参拝するならどこが良いでしょうか?
東海地方にはあまり干支「子年」にちなんだお寺や神社がないのですが、しいて言えばこちらですかね! 名古屋市北区の「久国寺(きゅうこくじ)」。
本尊の聖観音菩薩像は、子年の守り本尊です。 ねずみ年生まれの方でなくても、2020年に参拝するのにぴったりですね。

場所は、名鉄瀬戸線の清水駅と尼ヶ坂駅のちょうど中間にあって、どちらの駅からも歩いて5分位です。
すぐ向かいには参拝者用の駐車場もあるので、車の方でも安心ですよ。

門をくぐると目の前に大きな本堂が見えてきます。「久国寺」は、名古屋城の鬼門除けとされる由緒あるお寺なんですよ。

さてこちら、独創的な形の「歓喜の鐘」!
なんと、大阪万博のシンボル“太陽の塔”や“芸術は爆発だ!”で有名な岡本太郎氏が制作した鐘なんです!

岡本太郎といえば「太陽の塔」を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、「太陽の塔」は1970年に制作、「歓喜の鐘」は1965年に制作されたもの。そうなんです!「歓喜の鐘」の方が先に作成されたんです!

おぉ~それにしても、この梵鐘すごい、すごすぎる!!
近くで見ると本当に迫力満点!この鐘はマンダラをイメージしており、トゲトゲした独創的な形で圧倒的な存在感です!

上部から突き出した無数の角の部分は腕を突き出した人間、下部には瞑想する仏、動物や魚、妖怪など森羅万象が表現されています。
この衝撃的な梵鐘を見に地元だけでなく遠方から訪れる人も多いそうです。
歴史的な芸術家の作品がこんな間近で見ることが出来るなんてすごいですよね!

よく見ると「TARO」のサインもあります!

この「歓喜の鐘」、どんな音がするのかな??気になりますよねー!
残念ながら普段は鳴らすことができませんが、大晦日の除夜の鐘は先着108名で、一般の人も鳴らすことができるみたいですよ!
毎年、除夜の鐘をつく人の行列ができるそうなので、気になる方は早めに出かけた方がいいかもしれませんね。
除夜の鐘については、このところ騒音問題など話題になっていますが、この風習がなくなってしまうのは寂しい気もします。
珍しい鐘がつける久国寺、ぜひ行ってみたいですね。

そしてもう一つ、この久国寺にはコンクリート像作家で有名な浅野祥雲氏の作品もあるんです!その作品がこちらの護国観音。味のある表情で何だか親近感がわいてきます。

いかがでしたか?
ぜひ大晦日の除夜の鐘や、来年の初詣の参考にしてくださいね。

【久国寺】
住所:名古屋市北区大杉3-2-27
電話:052-981-1252
※WEBより【2019年12月時点】

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