ライター:かっぱ 三重県って良いところ
2018.07.26

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御影堂と如来堂が三重県初の国宝に!「真宗高田派本山 専修寺」

「真宗高田派本山 専修寺」は、親鸞聖人の教えを受け継ぐ浄土真宗の十派のひとつで、全国に600以上ある真宗高田派の総本山です。
親しみを込めて「高田本山」と呼ばれています。
敷地が広大で、東京ドーム2つ分の広さがあるんですよ!

中でも、平成29年11月に国宝に指定された御影堂と如来堂は、存在感があります。
建造物としては、三重県初の国宝認定でもありました!


山門をくぐって正面にあるのが、「御影堂」(写真1枚目)。
専修寺最大の建物で、現存する江戸時代の寺院建築として全国5番目の大きさだそうです!
私も初めて見た時は、余りの大きさにびっくりしました!

もう一つの国宝「如来堂」は、御影堂の西側にあり、阿弥陀如来像を祀るお堂です。
外観は、中国の故事にもとづく多くの彫刻が見られる華麗な造りが特徴。
御影堂に比べると半分程の大きさですが、バランスを取るために建物の高さを御影堂とほぼ同じにしているそうですよ。

「御影堂」と「如来堂」はともに無料で拝観できます。豪華絢爛な国宝のお堂を、ぜひご覧ください。

こちらは御影堂と如来堂をつなぐ「通天橋」と呼ばれる廊下。
お七夜の期間は、この通路が美しくライトアップされて幻想的な光景が見られるそうです。

専修寺の御朱印は、山門をくぐってすぐ右側にある進納所でいだたくことができます。
写真の御朱印帳は、なんと6,000円!素材などにこだわり抜いた、ハンドメイドの1点ものです。他にも2,000円や3,000円のものなど、可愛らしい柄からクールなものまで1つ1つ柄の違うものがたくさんありました!選ぶのも楽しそうでしたよ♪

蓮も有名で、蓮池や境内の各所にて様々な種類の蓮を楽しむことができます。
私が訪れた時はまだ咲いていなかったのですが、水面から大輪の花を咲かせる姿はとっても美しいです!
7月下旬の今ならまだ、そのような景色が楽しめるのではないでしょうか。蓮は朝しか咲かないので、遅くても午前中のうちには行ってくださいね。

歴史的建造物が間近に見られる「真宗高田派本山 専修寺」、京都や奈良にも劣らない素晴らしいお寺です。
それでいて混みあう事がなく、ゆったりと過ごせるのも魅力。ぜひお越しください。

【真宗高田派本山 専修寺】
所在地:〒514-0114 三重県津市一身田町2819
参拝時間:山門開門時間 5:00、山門閉門時間 17:30、 両御堂開堂時間 6:00、両御堂閉堂時間 15:30
アクセス:JR一身田駅徒歩約5分、近鉄高田本山駅徒歩約20分
駐車料:無料
お七夜:毎年1月9日から16日、七昼夜にわたり営まれる親鸞聖人を偲ぶ報恩講(2018年お七夜:2018年1月9日~1月16日)

花と紅葉の見頃
 蓮 6月下旬~8月上旬、桜 4月初旬
 藤 4月中旬~5月中旬、牡丹 4月~5月
 紅葉 11月上旬~12月上旬

※HPより【H30年7月時点】

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