コンセプト

広々1LDKにリノベーション


今回の物件は中区千代田。新堀川、JR中央本線、名古屋高速に囲まれた三角地帯にあり、地下鉄名城線「東別院」駅徒歩7分、市バスなら大井町の停留所まで4分で行けるまずまずのアクセス。そして何よりいいのが「セブンイレブン」がベランダから見える距離にあること! 30秒も歩けば着いちゃうのは本当にありがたい。快適な都市生活にコンビニは必須だ。

マンションは8階建てで、間取りは1Kと2DKの2タイプ。今回、地中海なリゾート空間に仕立て上げたのは、広い方の2DKだ。約50平米あるスペースを1LDKにリノベーションしてあるので、かなり広く感じる。

都市のリゾートと呼ぶにふさわしい空間

その広さは玄関を入った瞬間に分かる。もうすでに玄関から余裕がある。下足入れもたっぷりの容量でうれしい。そして印象的なのが、ターコイズブルーとホワイト。このターコイズブルーの色調がまたいいのだ! 少し緑がかった青は目に優しく、訪れる者の心を安らいだ気持ちにしてくれる。

ドアを開け、いよいよLDとご対面! そこに広がっているのは、約13帖ほどのスペース。窓が3面あるので、光がたっぷりと降り注ぎ、開放感もバツグン。まさに都市のリゾートと呼ぶにふさわしい空間となっている。

スペースの余裕がリゾート感をさらにアップ!


見上げると、天井の造形がなかなか凝っている。小さなアーチがいくつも連なることで、独特の表情を見せている。LDもターコイズとホワイトを基調にしているが、キッチンだけがあえての赤! その差色効果で部屋全体の雰囲気をグッと引き締めている。隣の洋室にはWICが用意されているが、このスペースもまた広い。ここはベッドルームとして使うのがベストだ。


洗面所やトイレを覗いてみても、とにかく「スペースに余裕があるなぁ」という印象。インテリアデザインだけでなく、この余裕感もあいまって非日常のリゾートっぽさを与えてくれるのだろう。

やりすぎ禁物! オトナなリゾート空間を意識して

毎日過ごす部屋にリゾートの風を吹き込んでくれるこの物件。それだけに家具や小物選びには気を遣いたい。基本的にターコイズブルーとホワイトがキーカラーなので、カーテンやラグなどのスペースを色彩に影響を与えそうなインテリアはあまり冒険をしないほうが良さそう。個性を出すとしたら、あえてアジアンな工芸品や雑貨類を取り入れてもいい。洗面などの床がモロッコタイル風のクッションフロアになっているので、それを活かしていまトレンドのフレンチ・モロッコテイストにするのもアリだ。

ただし、モノの置き過ぎは絶対ダメ! やりすぎない程度に抑えるのがオトナのリゾート空間をつくりあげる鉄則。これぞ!というインテリアを吟味して、あなた流の部屋にアレンジしてほしい。