コンセプト

ちょうどいい立地に、あの妖精の家が!

 名古屋市守山区。名鉄・瀬戸線の沿線に立地する今回の物件は「大森・金城学院前」駅から徒歩4分。名門女子校御三家“SSK”の一角をなす「金城学院大学」にもほど近い。周辺は閑静な住宅地で、北へ行けば広大な小幡緑地、南へ行けば矢田川沿いの大森緑地もあり、緑が身近に感じられるロケーションでもある。また名二環の大森ICも近いことから自動車の便も良い。

 そんな適度に街であり、適度に自然がある“ちょうどいい”立地に誕生したのが「北欧メルヘンハウス」。その名前だけではいまいち抽象的で分かりにくいかもしれないが、フィンランドを舞台にした“あの妖精たち”の物語をモチーフにした、と言えば誰もがピンと来るだろう。

ここは“住むテーマパーク”

 ヴィレッジヴァンガードの担当者曰く「北欧のどこかの谷に住みついている妖精が暮らしていそうな山小屋をイメージしました」とのこと。幼い頃からあの物語が大好きだったらしいのだが、最近、読み返してみると「あの妖精たちが暮らしている家って、シェアハウスの原型だと思ったんです。そういう見方をするとますますつくりたくなって……」と考え、提案したのだとか。

 実際に部屋を見てみると、なかなかのインパクト! 玄関のドアを開けた段階ではそれほど驚くべきものはない。「たしかに北欧チックだなぁ」と思う程度なのだが、この部屋の真骨頂はいちばん奥の洋室。引き戸を開けると、一瞬にしてあの物語の世界へ引き込まれてしまう。まず驚かされるのが、部屋の中に屋根があること! あのウロコのような形をした屋根である。しかも本物のレンガでつくられているので、質感も抜群。さらにコート掛けや窓を縁取っているシラカバの木。これももちろん本物だ。「いやぁ~、よくあの世界観を再現したな」と感心しきり。まさにここはあの妖精たちの世界を模した“住むテーマパーク”だ。

男子にもかっこよくアレンジして住んでほしい

 この世界観を活かすためには、アイテム選びにもこだわりたい。素材的にはやはりウッディ―なものになるのだが、適度に装飾感のあるメルヘンチックなものが似合う。テーブルにはクッキーやティーポットを。ナチュラルなテイストのハンモックも抜群にマッチするだろう。天気のいい朝には窓を全開にして、フィンランド式のパンケーキを食べてみてはどうだろう。あの妖精たちがよく食べているクッキーやプディングなどを用意して、ティータイムを演出するのもいい。とにかくあの物語のようにゆる~く、のんびり過ごすのがこの部屋の流儀だ。

 ただこう書くと女子限定の部屋のように思われてしまうが、インテリアのアイテム選びにこだわれば、男子でもかっこよく住める部屋になる。特に照明は渋めな印象に変えるのに最適。間接照明を駆使し、少し重厚なソファやテーブルで揃えれば、かわいいなかにもかっこよさが垣間見れる絶妙な雰囲気に仕上げられるはず。そしてあの旅人のように「人の目なんか気にしないで、思うとおりに暮らしていればいいのさ」なんてセリフをさらりと言えるようになればもう完璧だ!?