コンセプト

立地と住設備がなかなかGOOD!!


今回ご紹介する物件は、名古屋市熱田区。地下鉄名城線「西高蔵」駅から徒歩9分の場所にある。この物件、コンセプトを紹介する前になかなか良いポテンシャルを持っているのでお伝えしたい。 まずいちばん目を引くのが、線路を挟んだ反対側に「イオン熱田ショッピングセンター」があること。金山まで1駅分、自転車で移動できる範囲だし、病院や保育園、小学校も近く、すぐ隣は桜の花も咲く公園! ファミリーにもいい住環境が揃っている。 住設備も下駄箱がはじめから備え付けだったり、シャワー付トイレだったり、追い焚きバスだったり……。細かい話だけど、こういう部分って快適に住むためにはけっこう重要だったりするのだ。

アートを身近に置きたい人へ。


こんなポテンシャルを持った物件、広さは約65uあるのだけど、以前は3LDKだった。しかし現代の感覚だと、この3LDKはちょっと閉塞感がある。だってLDが8.9帖しかないのはねぇ……。そこでゆとりのある2LDKへリノベーション。14帖のLDをつくり、隣の洋室(4.5帖)と格子状のパーテーションで仕切ることで、広々空間を実現。洋室を合わせて18.5帖のLDと捉えれば、そうとう開放感のある1LDKとしても使える。

さて、本題のコンセプトを。この物件はアート、とくに絵画やイラストなどの美術作品が好きな方のために喜んでもらおうとつくったもの。というのも、賃貸住宅は基本的に壁に穴を開けることができないので、大好きなアート作品を気軽に飾れないと悩んでいる人も多い。そこで「賃貸でもアートを楽しみたい!」というご要望にお応えして、この「ギャラリーブルー」が誕生したのだ。

なるべくモノは置かない!


大きな特徴はまず白と藍の大胆な配色。そして部屋のシンボルともなる大きなパーテーション。これだけで住空間はかなりアーティスティックに変化する。そして、気軽に作品を飾れる仕掛けが、LDと洋室(5.7帖)の壁に設置されたディスプレイスペース。これは壁をくり貫いたのではなく、一段厚い壁を新設するという手の込んだもの。このスペースの上面にはレールが取り付けられているので、気軽に絵を吊るすことができる。とくにLDのスペースは大きいので、ここに巨大な作品を飾ると景色がグッと締まるはずだ。

飾る絵画は何でもいいが、ピカソの後期の作品を含めたキュビズム系、マグリットなどのシュルレアリズム系の作品がおすすめ。あえてアンディ?・ウォーホールのようなポップアートもハズシ技としてイケるかもしれない。アートを活かすために部屋には極力モノを置かないようにすると、よりギャラリーっぽさを演出できるので、ぜひ実践していただきたい。

アートを愛する人、もしくはアートを自ら創りだす人へおすすめのこの物件。お気に入りの1枚と対話をしながら、アートのある生活を楽しんでほしい。