コンセプト

豊田市の住宅街にある物件。

今回は名古屋市内を離れ、一気に東へ。豊田市の物件をご紹介しよう。豊田市は愛知県下において名古屋市に次ぐ第2位の人口。2005年に周辺の町と合併し、面積では県下最大を誇っている。

今回の物件は、名鉄「豊田市」駅の正面から東へ行った場所にある。矢作川を越え、豊田スタジアムを通り越し、さらに進んだ「渋谷町」にある「かたせハイツ」だ。
周辺は住宅街なので静かな環境。隣にコンビニがあり、病院、郵便局、銀行、飲食店など、適度なバランスで点在しているから住みやすいに違いない。物件のある場所からさらに北東へ行くと、大きな鞍ヶ池公園があり、東海環状自動車道も近くを通っているので、クルマの便もいい。

癒しの西海岸スタイル。

物件の外観はごく一般的なコーポなのだが、玄関を開けて中に入るとそのギャップに驚くはず!
何だ、ここは! ロサンゼルスか、サンフランシスコか!?
目の前には、リゾート感満点の空間が広がっているのだ。これは期待できそうだゾ!

インテリアにも服飾同様にトレンドがあって、前回紹介した北欧系やインダストリアル系、和モダン、レトロなどなど、いろんな波があるのだが、ちょっと前から注目されだしているのが「西海岸系」のインテリア
爽やかなカラーを基調としながら、随所にヴィンテージ感、ナチュラル感、リゾート感を取り入れたリラックスできる空間コーディネイトが特徴だ。「スロウビーチハウス」はまさにそれを狙っており、ホワイトを基調にした清潔感あふれる空間に、レンガやコルクなどの自然素材をうまく取り入れている。

随所に素材のこだわりを感じる“自宅リゾート”

玄関の正面には大容量のシューズボックス。左に進むと突き当りに印象的なコルクのデザインウォールがお出迎え。その左側は広く取られた脱衣所と洗面。さらにその隣は6帖の洋室になっており、組木細工のようなヴィンテージ感あふれる天井が印象的だ。

リビングはまさに「これぞ、西海岸!」と言いたくなるような王道のスタイル。ブルーの壁と白いレンガの壁がナチュラル感を演出し、天井は木目を生かした板が階段状に貼られている。外が駐車場になっているので、南向きの窓から陽の光が遮られることはない。晴れた日は眩しいばかりの太陽が降り注ぎ、まさに“自宅リゾート”を味わえそうだ。

リビングの隣も6帖の洋室。こちらも組木細工のような壁紙が印象的でクローゼットも広さ充分! 備え付けの棚も本棚として、ディスプレイスペースとして活用できる。

何もしない贅沢な時間を。

西海岸系のインテリアキーワードは「ヴィンテージ、マリン、ブルー、ホワイト、サーフ、ナチュラル」。家具やテーブル、イスなどはヴィンテージテイストのものを、ラグやカーテンなどは自然素材を感じさせるものをチョイスするといい。色遣いは鮮やかなブルーではなく、少しくすんだブルーで統一するのがポイントだ。

こんな部屋に住むとしたら、休日はカウチソファーに寝転んで「The beach boys」や「Jack Johnson」のようなサーフ・ミュージックを掛けて、のんびり、ゆったり“何もしない贅沢な時間”を愉しみたくなる。