郡上八幡城からもほど近い、岐阜県郡上市にある「大滝鍾乳洞（おおたきしょうにゅうどう）」は夏でもひんやりするスポットとしておすすめです。

50年前に発見された「大滝鍾乳洞」は、東海地区最大級の石灰洞窟で、その歴史は２億年以上も前！
全長約2000ｍもありますが、そのうち現在公開されているのは約700ｍの鑑賞用コースで、所要時間は30分程。
落差30ｍの大滝や、天上界といわれる鍾乳石、赤い鍾乳石などが見どころです。

まずはチケットを買って、ケーブルカーで入口まで行きます。
木製トロッコに乗っていくのですが、冒険の始まりみたいでわくわくします！
ただ、自分が乗ってしまうと、あっという間についてしまうため、残念ながら写真を撮り損ねてしまいました…。

いざ鍾乳洞へ！

中の気温は14,15度くらいなので涼しいを通り越して、寒いかも。長そでの羽織ものがあると安心です。
また、天井が低く滑りやすいため、歩きやすいスニーカーが良いと思いますよ。


ここからは面白い形状、面白い名前のついた鍾乳石が次々と見られます。
（写真は順路とおりではないかもしれません。）

惠のマリア

石シメジ

天上界！！メインの見どころの一つです！

蜂の巣天井



大滝カーテン

赤い鍾乳石

栗のイガ

大滝不動滝！亀がいます。

地底の滝っていうのも神秘的ですよね。

こういった滝などのおかげで大滝鍾乳洞は水分が多いらしく、鍾乳石はまだまだ成長しているんですって。
鍾乳石の成長速度は通常１ｃｍ伸びるのに、200～500年かかるそうですが、大滝鍾乳洞は1ｃｍ伸びるのに100年！

そう聞いても、ええ！？それでも100年もかかるのか！と思ってしまいます。
途方もない時間の流れを感じさせますよね。



大滝洞窟不動尊

近くには「不老長寿の水」と言われる御神水もありました。

デコレ―ションケーキ

名前がいちいち面白いです。



渦の扉

さあ、以上で出口となります。
帰りはケーブルカーには乗れないので、徒歩で山道を下りますよ。

出たところには釣り堀やお土産屋さんもありますし、人気の流しそーめんは夏休み期間、毎日営業しているとのことです。

また、大滝鍾乳洞の近くには、縄文時代の住居跡が発見された縄文洞があり、迷路状になっていることを活かした「縄文鍾乳洞ミステリーツアー」もやっています。夏休み期間の土日祝、9：00～16：00の間で参加できるので、興味のある方はこちらにもぜひ！
大滝鍾乳洞のチケット売り場で申し込みができ、どちらにも行く場合は割引価格で買えるはずですよ。