上級

賃貸の契約更新・退去時はこれで安心。
トラブルなく契約を済ませるための方法

賃貸に住んでいると必ず通る道が更新と退去。今の住居に長く住み続ける場合は更新を、引越す予定ならば退去をする必要があります。 その時になって焦ることも少なくないため、更新と退去それぞれで何をする必要があるかをポイントと一緒に紹介します。

長く住み続けるつもりなら更新に注意!

基本的に同じ物件に長く住み続けるのであれば、賃貸契約の更新が必要になります。契約の内容にもよりますが、一般的に賃貸の契約期間は2年です。期間が終われば退去しなければならないので、住み続けるには契約の更新が必要です。

賃貸契約の更新には更新料が必要

賃貸契約を更新する場合、更新料や書類記入が必要となります。
更新料は家賃の半額~2か月分程度と物件によって異なります。実際にいくら必要なのかは賃貸契約書に記載があるので確認しましょう。
書類記入は契約内容の変更がなければ、記名と押印の場合がほとんどです。連帯保証人の変更などが必要な場合はこのタイミングで変更を忘れないようにしましょう。

同時に火災保険の保証期間が終わる場合がある

入居の際に必ず加入する火災保険ですが、賃貸契約期間に合わせて期間を設定していることがほとんどです。そのため、部屋の契約を更新するのであれば火災保険の更新も必要になります。入居時にかかった火災保険料と同額が必要になるので準備をしておきましょう。

引越す予定なら
退去予告に注意!

賃貸住まいからの引越しで注意しないといけないのが退去予告。賃貸はあらかじめいつ退去するのかを伝えなければいけません。
退去予告は退去日の1ヵ月前までが一般的ですが、まれに3ヵ月前の物件もあります。その場合、退去の1ヵ月前に伝えても、その先2ヵ月分の家賃を支払う必要があるので要注意です。
そのため、お部屋探しと同時に「いつまでに退去予告をしないといけないか」を賃貸契約書で確認しましょう。

トラブルを防ぐ!退去時にやるべきこと

退去時には、原則として保証金(敷金)は返還してもらえます。しかし全額ではなく、原状回復費を差し引いた額になります。
原状回復費についてはトラブルが起こりやすいため要注意です。修繕内容の詳細と見積もりの金額に納得がいかなかったり、後から高額請求されるケースもゼロではありません。自分が負担する分をしっかり確認して、納得できない場合は電話やメールで問い合わせをしましょう。

PAGETOP