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賃貸の費用ってどのくらい?
マンション・アパートの
初期費用から月々の費用を解説

部屋を借りる場合、毎月かかる家賃だけでなく様々なところに費用がかかります。特に入居にかかる初期費用はまとまった金額が一度に必要になるため、重要です。
そこで賃貸で必要になる費用を解説。予算を超えないよう何にどのくらいかかるか把握したうえでお部屋探しを始めましょう。

毎月かかる費用

賃貸では、入居時にかかる初期費用以外は基本的に毎月支払いが必要になります。そのため、毎月かかる金額を無理なく支払える額に抑える必要があります。
一般的に手取り収入の1/3以下が無理のない金額なので、これらの合計が収まる物件を選びましょう。

家賃

賃貸物件を借りる際に家主に支払う料金のことです。1ヵ月分を毎月支払います。

管理費/共益費

共有スペースや建物の維持・管理、清掃、修復に使われる費用のことです。1ヵ月ごとに支払います。家賃に含まれている場合もあります。

駐車場・駐輪場代

駐車場や駐輪場を借りる場合、かかる費用です。

自治会費・ケーブルテレビ料

物件によっては自治会入会が必要だったり、ケーブルテレビ料が必須の場合があります。確認しておきましょう。

入居時に必要な費用

保証金(敷金)

滞納家賃や損害賠償の費用を保証するもので、家主に預けるお金です。契約時に支払い、退去時に修復等があればその金額を差し引いて返却されます。
物件によって契約内容が異なるため契約時に確認しておくと安心です。

保証料

連帯保証人を立てずに賃貸を借りる場合は、家賃保証会社を利用することになります。その場合、家賃保証会社の利用料として支払うのが保証料です。
保証料は家賃の半額~1ヵ月分であることが多く、契約内容によっては1年か2年ごとに更新料も必要となります。
連帯保証人を立てる場合は不要ですが、最近は保証会社加入が必須となっている物件も多くあります。

償却

退去時に保証金から差し引かれる金額をあらかじめ設定したものです。敷引きと呼ぶ場合もあります。
原状回復費用の最少額が決められているため、その金額を超えなければ追加で修繕費がかかることはありません。

礼金

家主に謝礼の意味で支払う慣行上の金銭です。契約時に支払い、退去時には返還されません。

一時金

賃貸契約をする際、家賃とは別に支払う一時金のこと。契約締結後および退去時には返還されません。

仲介手数料

不動産会社の紹介で賃貸契約をした場合に、手数料として支払うお金です。通常は家賃1ヵ月分かかります。

修理費分担金

退去時の修理費用などに充てるため、あらかじめ支払うお金のこと。退去時には返還されないので注意が必要です。

保険料

住宅自体や家財に何かあった時に補償を受けるための保険加入で必要な費用です。加入する保険によって費用は異なります。

その他に必要な費用

月々の費用、初期費用の他に必要な費用を紹介します。

更新料

契約を更新する際、家主に支払うお金です。長年住む場合には必要になることが多いため、確認しておくと安心です。
なお、更新時の手続き費用として、主に管理会社へ更新事務手数料を支払う場合もあります。

引越し費用

お部屋に関連する費用とは別に、新居に荷物を移動するための引っ越し費用が必要となります。
費用は荷物量によって異なることはもちろん、移動する距離や時期によって大きく変動するため注意が必要です。特に繁忙期は予約がとりにくく、金額も高くなるためきちんと見積もりをして確認しましょう。

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入居するまでにかかる初期費用は家賃の4.5~5倍程度

これまで紹介してきた費用をまとめると、入居時にかかる初期費用の総額は平均で家賃の4.5~5倍程度となります。家賃だけで考えて決めて、初期費用が払えない!なんてことが起こらないように注意しましょう。
物件によっては敷金・礼金なしなど安く済ませることができる場合もあるので、不動産会社に確認・相談しましょう。

その他に部屋探しで知っておきたい基礎知識

賃貸でかかる費用が分かったら、合わせて他の基礎知識も確認しておきましょう。

部屋探しで間違いやすい用語

お部屋探しをしてみると意外と知らないことが多くて戸惑うはずです。特に賃貸用語は曖昧に意味を覚えていたり、間違った解釈をしていることが多くあります。間違いやすい賃貸用語を理解して、迷わず部屋探しが出るように覚えておきましょう。

建物の構造ごとの違い

建物の構造は暮らしやすさや家賃に大きく関わっています。一般的に避けた方が言われる構造でも、ライフスタイルに合えばメリットがたくさんあります。構造ごとの特徴を理解して、自分に合う構造を選びましょう。

世帯別おすすめの条件

部屋の条件は自由に選べる反面、何を選んだらいいか迷いますよね。お部屋探しの条件は世帯やライフスタイルに合わせて選択することが大事です。まずはおすすめの条件を知って、自分に合う条件にカスタマイズしましょう。

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