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賃貸は条件決めが重要!
世帯別におすすめ条件をご紹介

部屋探しで重要な条件決め。
初めての部屋探しでは条件が多すぎて何を選ぶべきか迷うと思います。そこで世帯別におすすめの条件をご紹介。
ライフスタイルごとに必要な条件は違うので、自分に合うものを選びましょう。

基本の条件の決め方

部屋探しの条件は家賃・エリア・その他条件のバランスが大事です。初心者の場合、まず譲れない条件の決め方を知ることで失敗しない部屋探しができるのでチェックしてみてください。

世帯別!条件決めのポイント

他の人にはデメリットがある物件でも、自分にとってはメリットになる物件は意外と多いものです。
今まで避けていた条件でも、世帯やライフスタイルによっては暮らしやすい条件になる場合もあります。先入観を捨てて新しい条件も視野に入れて探すと、掘り出し物の物件に出会えるかもしれません。

学生の部屋探し

学生は初めての一人暮らしになるため、生活に慣れるまでが非常に大変です。家事の全てを自分だけでやることになるので、想定以上のやることに圧倒されます。生活リズムを保てる設備を優先的に選んで、健康第一を目指しましょう。

おすすめの条件

学校は毎日通うものなので、通学時間が長かったり乗り換えが複雑だと毎日の苦労が増えてしまいます。せっかくなので、時間にゆとりを持てる場所を選びましょう。アルバイトをする場合はどこでするのかも踏まえた部屋探しがおすすめ。

  • 学校から1~2km以内で自転車で通える距離の地域
  • 自分の身を守れるように、オートロックかモニター付きインターホン物件を選ぶ
  • 食費が意外とかかるので、節約のため自炊しやすいキッチンを選ぶ

キッチンの不満はレシピでも解決できる

家賃を優先するとどうしてもキッチンが狭くなってしまい、自炊がしにくいことも。
ニッショーでは狭いキッチンでもできるレシピを動画で紹介しています。こちらも参考にしてみてください。

こんな条件もおすすめ!

  • 木造は学生同士なら生活リズムが同じであまり気にならないため、家賃を抑えるにはおすすめ
  • スーパー・コンビニが近いと日常でも非常時でも便利
  • 学生専用マンションは数は少ないが、学生に必要な設備が揃っていることが多い

一人暮らしの部屋探し

初めての場合は自分で全てやらないといけないので、セキュリティや家事のしやすさを重視した物件がおすすめです。自分だけの部屋なので便利さを優先してOKですが、意外な落とし穴もあるので見落とさないように気を付けましょう。

おすすめの条件

一人暮らしの最大のメリットは、自由度の高さ。生活の全てを自分で行う必要があるため、住みやすさやライフスタイルを考慮して物件を探しましょう。また、自分の身を守るためのセキュリティも視野に入れてください。

  • 宅配ボックスは届く時間に不在になりがちな社会人に非常に便利
    (宅配ボックスがない物件はコンビニ受け取りを活用)
  • 自分の身を守れるように、オートロックかモニター付きインターホン物件を選ぶ
  • 通勤時間を他に回せるよう、30分以内がおすすめ
  • 体調管理のため、エアコンがある物件を選ぶ

家を快適にしたいなら

水回りなど生活動線を考えた間取りを選びましょう。
洗濯物を干すのにベッドを通らないといけなくならないかや、日中に日差しが入るか、作った料理を運びやすいかなどが意外と重要。普段の自分が家で何をすることが多いのかを思い出して設備を確認しましょう。

趣味にこだわるなら

趣味にこだわるとどうしても荷物が増えていきます。今持っている荷物と増える荷物が入るかを考えて、収納にゆとりがある部屋を選びましょう。部屋を趣味のもので埋め尽くしたい場合も余計なものは仕舞っておけるのでおすすめです。

外出が多いなら

家にほとんどいない人は、準備のしやすさと外出がスムーズにできるかで選びましょう。高層階だとエレベーターの待ち時間で電車に間に合わないこともあるのであえて1階に住むのもおすすめです。さらに独立洗面台や玄関収納があるとサッと準備ができて便利です。

選んだ条件で支障がないか確認を!

便利さを優先すると意外な落とし穴があります。一度デメリットがないか確認しておきましょう。
例えば、駅近の物件は便利ですが、電車の音が響かないか確認を。人気のロフトは、気温や上り下りの大変さで使わなくなることがないか再度考えてみましょう。

新婚・二人暮らしの部屋探し

二人で暮らす部屋を探す場合は、入居後に揉めたりどちらかの負担が大きくならないようにすることが大切です。事前にお互いに納得がいく条件を決めてからがおすすめです。突然生活がガラッと変わることもあるので、柔軟に対応できる部屋を選びましょう。

おすすめの条件

二人暮らしは相手がいる生活になるので、二人の時間と一人の時間の両方に考慮しましょう。新婚の場合は子どもが産まれることもあるので、想定した部屋選びが肝心です。

  • 職場へのアクセス:片方の負担が多いと不満につながるため、お互いが通勤しやすいエリアを選ぶ
  • 収納の多さ:二人分の荷物が入るか確認すること
  • 家賃:どちらかの収入がなくなっても支払える金額だとベスト

生活リズムが違うなら

お互いの生活リズムを重視できる条件を選びましょう。特に就寝時間が違う場合はストレスになりがちなので、自室を分けるのが無難です。そのため、お互いの部屋が持てる2DK以上の部屋がおすすめです。お湯が冷めてもOKな追い炊き風呂や、防犯のためにオートロックかモニター付きインターホンもあると安心です。

一緒にいる時間が大事なら

生活リズムが同じで一緒にいる時間を大切にしたいのであれば、共用部分を充実させる条件がおすすめです。
1LDKでリビングを広めにとると暮らしやすくなります。カウンターキッチンでコミュニケーションをとりやすくしたり、家事がしやすくなる条件を選ぶと助け合いがしやすいです。

近い将来子どもを産むなら

子どもを既に考えているのであれば、妊娠中の引越しを避けるために早い段階から部屋も考慮しておきましょう。3LDKなど部屋数に余裕がある間取りなら、趣味部屋でも子ども部屋としても活用できます。
また、足音や妊娠中の移動を考慮した1階の部屋もおすすめ。その他に学区を考慮したり、頼れる実家への近さも考えてみてください。

ファミリーの部屋探し

家族全員で引越す場合は、全員の意見を考慮して決めることが大切です。現在使用している家具や家電を運び込めるかや子育て環境が整っている地域を選ぶことも忘れずに。ファミリーは住み替えが大変なので後悔しない部屋を選びましょう。

おすすめの条件

ファミリーは何よりも子どもの安全を最優先しましょう。ファミリー向けの物件・地域を選ぶと、物音や防犯への理解が深いため安心できます。

  • 3LDK以上:同じくファミリーが住んでいることが多い
  • 1階:物音の心配が少ない、1階専用庭があることも
  • 和室:空間を有効に使える、特に正方形の琉球畳がおしゃれ

共働き世帯なら

子どもが小さいうちは職場と学校までの近さを考慮するのがおすすめです。子どもの体調は急変するため、すぐに駆けつけられると安心です。また、留守番を任せるときのため、モニター付きインターホンで訪問者を確認できるようにしましょう。家にいる時にコミュニケーションをとりやすいリビングが広い物件も視野に入れましょう。

将来家の購入を検討しているなら

戸建てやマンションの購入を今後考えているのであれば、将来の家に欲しい設備のお試しに活用するのもおすすめです。例えば、IHコンロの使い勝手を確認したり、食器洗い乾燥機やディスポーザーなど購入を検討しているものを試してみましょう。床暖房など建てた後に導入が難しい設備ほどおすすめです。

その他に部屋探しで知っておきたい基礎知識

賃貸でかかる費用が分かったら、合わせて他の基礎知識も確認しておきましょう。

部屋探しで間違いやすい用語

お部屋探しをしてみると意外と知らないことが多くて戸惑うはずです。特に賃貸用語は曖昧に意味を覚えていたり、間違った解釈をしていることが多くあります。間違いやすい賃貸用語を理解して、迷わず部屋探しが出るように覚えておきましょう。

お部屋探しに関わる費用

部屋を借りる場合、様々なところに費用がかかります。契約によってかかる費用は変わってくるため、何にどのくらいかかるか把握しましょう。また、入居時以外にかかる費用も紹介します。

建物の構造ごとの違い

建物の構造は暮らしやすさや家賃に大きく関わっています。一般的に避けた方が言われる構造でも、ライフスタイルに合えばメリットがたくさんあります。構造ごとの特徴を理解して、自分に合う構造を選びましょう。

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